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1. 夢の異世界に行く前はこんな感じでした。

「小手ェェッ!!」


 日々華(ヒビカ)の鋭い気勢と、打たれたアタシが聞き惚れるほど小気味いい打突音。

 痺れるような痛みが右手に走った。


「小手ありッ!」


 審判の旗が三本綺麗に上がって、主審が宣言する。

 剣道の聖地・武道館は割れるような歓声と拍手に包まれた。

 やられた……!

 日々華の代名詞である神速の飛び込み面を繰り返されて、こっちの打ち気を充分に誘われたところで。僅かに下がった剣先に、相面を狙って浮いた手元をまんまと打ち抜かれた。

 強い。

 やっぱり日々華は最高だ。

 面金の向こう、凜とした切れ長の瞼の奥。漆黒に揺れる瞳とアタシの目が合う。

 決勝戦の大舞台。

 インターハイ女子三連覇まであと一本に迫った美少女剣士は、薄く笑った。

 それは一本先取した選手の余裕でも、挑発でもなければ、もちろん侮蔑でもない。

 そうだよね。楽しいよね……!

 安心して。

 アタシもまだまだ、こんなもんじゃないから。


「二本目!」


 審判の声とともに、アタシは左足を前に、竹刀を振りかぶった上段で構えた。

 日々華の目が僅かに見開かれる。

 当然だ。

 この諸手左上段、幼馴染として小学生から一緒に剣道人生を歩んできた日々華にも、一度も見せたことはなかったんだ。

 貴女の為に。

 この高校生活最後の、そして最高の舞台で日々華と戦うこの瞬間の為に。

 ずっとずっと、秘めて秘めて、練習を重ねてきた構えなんだ。


「ヤアアァァッ!」


 対して日々華は隙のない正眼の構えで、気勢を上げる。

 ビリビリと、魂まで震えるような気迫。

 ああもう、たまんない。

 すぐにでも打ち込んで竹刀を、ううん。剣を交わし愛を知りたい。

 鍔迫り合いで貴女の吐息を感じたい。

 でも、早い。

 まだ、今じゃない。


「オオオオッ!!」


 応えるように、アタシも吠えた。

 そしてジリジリと間合いを詰める。

 分かってるよね? 一足一刀より2センチ遠いよ。そっちの剣はまだ届かない。

 けど日々華、貴女はもうアタシの間合いだ。

 息を吸う。息を吐く。息を吸う。息を吐――


「アアッ!!」


 日々華が動いた!

 間合いの外から、鍛え上げられた脚力で飛び込んでくる。

 ウソ、そこから届くの!?

 日々華の間合いをアタシが読み違えるなんて!?

 狙われたのは上段相手の定石を敢えて外した、右の小手。

 呼吸を読まれ裏をかかれ、神がかったタイミングで放たれた飛び込み小手に、アタシは――


(甘いッ!)


 柄から右手を放して、小手を抜く。

 同時に飛び込んできた相手との間合いが殺される前に、片手で日々華の左面に向けて竹刀を打ち抜いた!


「メェェェェンッ!!」

「面あり!!」


 今度はアタシの旗が三本、綺麗に上がった。

 武道館は拍手と歓声、そしてどよめきの声に包まれる。

 残心をとっている日々華は、信じられないといった表情でアタシを見ていた。

 小手抜き片手面。

 貴女のためだけに用意していたこの技、最ッ高の瞬間に決めることができた!


(——ッ!)


 日々華の雰囲気が、変わった。

 スウッと、空気が冷えるのが分かる。

 アタシが。

 今この瞬間はアタシだけが、彼女の世界のすべてとなる。

 そして向けられるこの気配は。


(……殺気!)


 あああああ! もう! もう! 本当に殺して!

 てか死ぬ! 日々華の瞳に射殺されて、今すぐ逝っちゃう!


「三本目、勝負ッ!」


 黙れよ審判!


「ヤアアアッ!!」

「オオオオッ!!」


 アタシは構えを中段に戻す。

 もう奇策は通じない。こうなった日々華は、文字通り剣神だ。

 呼吸すら許されない。粒子ひとつ分の隙でも見せれば即座に斬られる。

 剣先で、読み合う。

 先の先を。

 先の先の先を取るために、日々華とアタシの魂が交錯する。

 アタシは今、最ッッッ高に幸せだ!


(愛してる!!)


 耐えられず、微かに左足に力がこもる。

 そして。

 その極僅かな重心のブレを、剣神は見逃してくれなかった。


 ***


香苗カナエっ!」


 最後の礼を終え、三年連続インターハイの覇者が防具を取って、アタシに駆け寄ってきた。

 流れる汗を拭いもせず、湿っても美しい長い黒髪を乱して、抱きついてくる。


「香苗……香苗っ! 私、私は……!」


 幼馴染で親友のアタシに、言葉にならない思いを抱擁に変えて、伝えてくれる。

 あああああああああ!

 汗! 日々華の汗! 匂い! 吐息、肌! 体温!

 やばいアタシ今、あのコピペばりにクンカクンカしてないよね!?

 ハァハァ日々華タン最高だよッて、内心だだ漏れじゃないよね!?


「ちょっと日々華、勝ったのはあんたでしょ? なんで泣いてんの?」

「香苗、だって、だって」

「優勝おめでとう。日々華」

「……私がここまでこれたの、香苗のおかげだよぉ! うええーん!」


 冗談めかして「うええーん」とか擬音で言ってるけど、その実ガチ泣きしていることを知っている。

 心の底からアタシのおかげだと、マジで感謝してくれてること。アタシには分かる。

 ホントそれだけで白米喰えますおかず一生要りませんつかカロリーがいらない日々華の心は核融合もう永久機関でアタシを動かし続けますイエスエターナルマイラブ!


「大袈裟だってば、日々華。まあアタシは、公式戦無敗の怪物から一本取れただけで満足かな」

「ちょ、怪物ってひど……ああ香苗! さっきのアレ何ッ!?」

「アレとは、なんぞ?」

「しらばっくれないで! 小手抜き片手面! っていうか上段なんて、今まで一度も」

「隠してたもーん」

「ズルい!」

「ズルくない! だいたいそっちだって! あの間合いから届くなんて、普段の稽古で隠してたでしょ!」

「……ふ、ふぃ〜」

「下手な口笛を吹くな! アタシだってねえ、天才・渡瀬日々華の親友ならせめて一本取らなきゃって、でなきゃ日々華にいつか捨てられるって、必死だったんだから!」

「なによそれ! 私が香苗を、黒崎香苗を捨てる日なんて、天地がひっくり返ったって来ないんだから!」


 もうね、鼻血が出るかと思ったよ。てか出てたよ。

 アタシは鼻先摘んで顔を逸らす。きっと周囲の剣道部員たちからは、涙を堪えてるように見えたでしょう。

 実際は、これで言質を取ったと。

 将来法律を越えて結婚して初夜を迎えてベッドの上でお互いすっぽんぽん、組んず解れつ腕枕で朝チュンするまで妄想大爆走ですよ。


「香苗。これからも一緒に剣道、続けていこうね」

「あ、それなんだけど。アタシはこれで竹刀を置くよ」

「えっ!?」


 抱きついた姿勢からガバッと離れて、日々華は豆が鳩鉄砲を喰らった顔でアタシを見る。

 ああ、そんな表情も可愛いなあ。


「これからは、日々華のサポートに回る。完全に止めるわけじゃないけど、公式戦にはもう出ない」

「な、なんで……」

「アタシには他に、やりたいことあるし」


 それはもちろん、日々華との未来の為に。

 アタシのすべては日々華の為に。


「……アニメ?」


 ぎくぅ!?


「ゲーム? ラノベ? 同人?」


 ぎくぎくぎくぅ!


「はあ……香苗はホントに、もう……仕方ないなあ」


 日々華は深いため息を吐くと、笑ってくれた。


「理解のある親友で、嬉しいよ」

「言っておくけど。香苗の趣味、許してるだけで認めたわけじゃないからね」

「い……一緒に楽しめたら、もっと嬉しいなあって」

「それはまあ、おいおいね。……たまには練習相手になってよ?」

「それはもちろん」


 日々華のパートナーはアタシだ。それは決して揺るがない。

 だから天才の彼女とは、違う場所を目指す。

 日々華は王道。アタシは邪道。

 日々華は日向を、アタシは影を。

 だから、ちょーっとだけ趣味の時間を取ることも許してほしい。

 あのマンガにあのアニメ、異世界ラノベ、新作ゲーム。剣道の稽古ばっかりで山積みになってたのを消化させてくれ!


「……香苗」

「んぁっ!?」


 急に真面目な顔で呼ばれて、変な声が出た。アタシ今、思ってたこと声に出してなかったよね?


「ありがとう。今日の試合は、私の人生で最高の時間だった。一生忘れない」


 万人を魅了する美しい顔にそぐわない、マメだらけの掌を日々華は差し出す。

 汗が武道館のライトの光を反射して。

 ああ、この子は本当に綺麗だ。


「……なに言ってるの。もっとすごい景色、アタシが見させてあげるから」


 震えるほどの歓喜を堪え、アタシは日々華の掌を握り返した。


 ——その時だった。


〈こんなところに、いたのか〉


 男の声が唐突に響いた。

 場内アナウンス? いや、この国の言葉じゃなかった。

 え? じゃなんで意味がわかった?


「!? 香苗ッ!」

「日々華、手を離さないで!」


 悲鳴のような声を上げた日々華を反射的に引き寄せて、抱き締める。

 ああ、日々華の引き締まった身体! と邪念に震える余裕もない。

 なぜならアタシたちは……落ちていた。落下していた。


「な、な、何これ、何っ……!」


 なんで落ちる? 武道館に落とし穴?

 下は真っ暗。周囲も真っ暗。

 上は……武道館がすごいスピードで遠ざかっていく。

 世界が、アタシたちが今まで生きていた世界が、遠くなっていく。

 それは星より彼方、幾星霜の遥かその先へ。


「香苗ぇぇぇっ!」

「離さないで! 絶対に離さないから!!」


 遠ざかる日本とともに、意識も遠くなっていく。

 抱き合うアタシたち。

 そして刹那とも永遠とも思える時間の後、ふたたび世界が広がった。

 その場所は――


 ***


 ゴン!


「痛った……」


 堅いものに頭をぶつけた。

 手で触るとひんやり冷たい石の床。

 ハッとして、腕の重さを確かめる。

 アタシの腕は、自分と同じ剣道着姿の日々華を、しっかりと抱いていた。

 良かった、一緒だ。

 問題の九十九・九パーセントがなくなったアタシは、周囲を見回して状況を確かめた。


「……え?」


 状況が認識できない。

 いや認識はできる。ただ理解が追いつかない。

 いや……理解もできるな。

 なにしろ、テンプレだ。


 1・床には魔法陣らしい模様。真ん中に、アタシと日々華。

 2・白や黒のフード付きローブを目深に被ったオッサンたちが、杖を持って囲んでる。

 3・その囲みの中に、ザ・お姫様なドレス着た可愛い女の子、ウィズお付きの美女


 あ、お姫様かなり可愛いなタイプかもゲフンゲフン。


 4・お姫様の背後には、また偉そうな恰好をしたオッサン。

 5・服装はどう見ても中世西欧風。

 6・荘厳な意匠が施された、吹き抜けで天井の無い神殿(?)みたいな建物の中。


 これらのテンプレートから導き出される結論は。


「異世界召喚キターぁぁぁ!!」

「か、香苗!?」


 思わず出てしまった絶叫に、日々華はビクッと肩を震わせた。


「異世界召喚って何!? ってちょっと待って香苗、何語で喋ってんの?」

「何語って日本語……じゃないね。てか日々華も同じ言葉、喋ってるよ」

「えっ……ホントだ。え、何で!?」


 泡を食う日々華だったが、そりゃそうだろうと納得するアタシ。

 だって。


「今、異世界召喚と言ったか?」


 お姫様風の後ろに立っていた、偉そうなオッサンが、問いかけてきた。

 アタシたちが急に喋れるようになった言語と、おんなじ言葉で。


「……うん。言ったよ」


 アタシの答えに、囲んでいるフードの男たちが「おお……」とどよめいた。

 うん、言葉関係は問題なしっと。

 やばい、ワクワクが止まらない。

 異世界召喚。これ本当に異世界召喚だよ!

 しかも、日々華と二人でなんて!

 信じらんない夢みたい!

 これから始まる冒険活劇。二人の友情は旅の果てに、やがて愛情へと変わって……

 きゃあ! もう飛び上がって喜びたい、叫びたい!


「その珍妙な服装、間違いなく異世界の住人だな。ふん、程度の低い世界から来たようだが、状況は理解しているようでなによりだ」


 男は、アタシたちを気味の悪い目で舐めるように睨みつけた。

 なんだこいつ。浮かれる気持ちに水を差されて、アタシは顔をしかめる。

 その不快な態度のオッサンを、お姫様らしき女の子が横から諌めた。


「ディードリヒ。そのような物言い、無礼でありましょう!」

「殿下。まだこの者達がソレと決まったわけではありません。胡乱などこぞの小娘であれば、ありがたがる必要もないでしょう。まずは正体を確かめてからです」


 この小太りオッサン、ディードリヒって名前か。覚えた。

 女の子の方も殿下と呼ばれていたから、お姫様で間違いないみたい。

 それにしてもディードリヒとやら、ムカつく態度だ。あからさまにこちらを見下してる。「ソレ」と決まったわけではない? ソレってなんだ。

 ……って、ここまでテンプレなら、アレで間違いないか。


「しかし、この方々がどなたであれ、こちらから呼びつけておいてその態度は失礼です。下がりなさい、ワタクシが話しましょう」


 お姫様が一歩前に出たけど、ディートリヒは彼女の肩を掴んでグイッと引いた。


「きゃっ……」

「いえ、ここは宰相たるワシにお任せを。威厳も何もない、異世界人とはいえ庶民としか思えない者どもを相手に、殿下がお出になる必要はありません」


 慇懃無礼を絵に描いたような態度。

 お姫様は肩に手を当てて顔をしかめている。痛い程に強く掴まれたんだろう。

 このオッサン、アタシの前で可愛い女の子に暴力とか許さん!

 立ち上がって文句をつけようとしたその直前だった。


「下がれ、ディードリヒとやら! あなたこそ必要ない!」


 凛とした声が響いた。

 アタシは背筋がゾクゾクっとして、身震いする。

 ああそうだ。貴女こそ、こんな男の横柄な態度を許すはずがない。

 日々華は立ち上がって、背筋を伸ばしてディードリヒを睨みつけていた。


「私たちが何者でも、礼をつくそうというそのお嬢さんの言葉は正しい! 初めて会う人間との接し方も知らないあなたこそ、この場に必要なんかない!」

「なっ……!」


 おお……と再び、フードの男達からどよめきが起こる。その中には、ディートリヒを見てクスクスと笑う声も混じっていた。どうやら仲間内でも好かれてはいないようだ。


「ふ、不敬な! ワシを誰だと」

「知らないよ。けど私は、あなたを胡乱などこぞのオッサンとも、宰相を自称する庶民かもとは言わない。だって、それでも最低限の敬意を払う必要はあるから」

「な、な、」


 ディードリヒは顔を真っ赤にして言葉に詰まる。

 また周囲から、日々華への感嘆とオッサンへの嘲笑の声が上がった。

 それにしても日々華、順応早え……この手のラノベ読みまくってるアタシならいざ知らず、いきなり異世界召喚されてこの反応とか、さすがアタシのマイダーリン。


「きっ……貴様らのような小娘、勇者サリアであるはずがない!! そもそも召喚されるのは一人だったはずだ、二人である時点で召喚の儀式は失敗している!」


 見苦しく喚くディードリヒ。駄目だこいつ、ただの小物だ。

 アタシも思わず侮蔑の笑いが漏れたけど、その後に続いた言葉には顔が引きつった。


「焼却処分だ! 黒魔術師ども、前へ!」

「へ?」

「えっ!?」


 焼却処分という言葉にさすがに青ざめた日々華の前に、アタシは庇うように立った。

お姫様が慌てて叫ぶ。


「何を言うのですかディードリヒ!! 皆さん駄目です、この方たちにはなんの罪もない、殺してはなりません!」

「黙りなさい殿下! 儀式の全権はワシにあるのだ。召喚した者が勇者でなかった場合は、いかなる存在であれこの世界の異物。即座に処分すると決めていたはずです!」


 なんだその暴論。

 それにこのディードリヒとかいう小デブ、いくら宰相とはいえ王族に対する態度がおかしいんじゃないか?

 こんな小物が実権握ってるとか何かあるとは思うけど、今はそれどころじゃなかった。

 何人かの黒いフードの男が、戸惑いながらも前に出て、杖の先をアタシたちの方へと向け始める。


「日々華、逃げて!」

「逃げるってどこに!? 香苗をおいて行けるわけない!」


 ああもうチューするぞこのやろう。

 けどそんな間もなく、何人かの黒いフードの男たちが、ブツブツ呟き出した。

 同時に、それぞれの杖の先に紅い光が灯り始める。

 まさか魔法!?

 そんな、せっかく日々華との異世界冒険譚が始まろうっていうのに、もう終わり?

 アタシが無理矢理に日々華を伏せさせて、覆い被さろうとしたその時だった。


 ガォン!


 お姫様たちの背後、神殿らしき建物の壁が爆発するように崩れた。


「なっ……!」

「まさか、神聖な結界が張られたこの場所に、どうして!」


 フードの男たちが驚愕している。

 アタシと日々華も、今度こそ状況が理解できなかった。

 崩れた壁の向こうに現れたのは、頭のない西洋鎧の戦士。

 それに骸骨の怪物、角の生えた褐色の大鬼、首が三つの狼みたいな化け物……


 現代日本ではありえないモンスターの一群が、神殿の中へ次々に飛び込んできた。


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