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どんづまり

―他になにか方法はないものか


そう考え、「異世界に行く方法」を検索すると、明らかにヤバそうなおまじないやら呪文やらが出てくる。


「そうそう、こういうスピリチュアルなのでいいんだけど。いやでもホラー系だわ。」

―もっとこう、ファンタジーな世界観がいい。ファイナルなファンタジーとか、ドラゴンをクエストするみたいな


そんなことをつぶやきながら画面をしたにスクロールすると、「異世界アニメ・漫画 あらすじ」と書かれた関連項目が目に留まる。


―そうだ、何もさっき見たアニメだけが異世界アニメじゃない。ほかのアニメやらまんがやらなら!


そして彼女はその関連項目をクリックした。






―そして落ち込んでいた。


異世界アニメ・漫画での異世界への生き方の多くは「死」であった。そのうえ典型的なものがトラック。ちょっと趣向を変えて別の乗り物なんてのもあったが。でも大抵は死んでいた。


希望があるとすれば向こう側の世界から召喚される方法や神様の気まぐれであるが、それも無理に等しい。ほぼほぼ運だからである。あそらく召喚される人は前世で相当な徳を積んだか、すごい能力がある人なのだろうと言うことがあらすじを読んでわかった。


「む~り~」


宣言してから約3時間、朝日がまもなく顔を出すであろう朝6時。

彼女の失踪計画は頓挫しようとしていた。

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