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第32話「二人の大切な繋がりを利用して――」

「……ひっく……ひっく……ぐすっ………………ひどいよぉ……」

 現在夜の7時頃――私は昨日からずっと、ベッドの上で泣き続けていた。

 神崎君と自分の誕生日にデートする事を楽しみにしてたのに、先に彼の事を盗られていたからだ。

 そしてその後の彼が言った、私の誕生日を忘れていたって言葉が、私にトドメを指した。


 だって、それじゃぁ……私の事なんて気にも留めてなかったって事じゃん……。

 私の事なんてどうでもいいから、誕生日の事を忘れてたんでしょ……?


 ……でも、これは私の我が儘だ。

 私は神崎君の彼女じゃない。

 だから、彼が誰といつ遊ぼうと文句を言える立場じゃない。

 神崎君からすれば、私に理不尽に怒られたようにしか思えないだろう。


 ……私だってそう思ってる。

 だけど、だけどね……ここ最近神崎君が何でも私の我が儘を聞いてくれていたから、今回も受け入れてくれると勝手に思ってたせいで、我慢できなかった。

 いつの間にか私は、そこまで我が儘な子になってたんだ……。


 でも、仕方ないじゃん……。

 私は中学以降、ずっと冷徹という仮面をつけて人を突き放してきた。

 そんな私は人の温もりが凄く欲しかった。


 そしたら、絶体絶命だった私の事を助けてくれて、しかも私が好意を寄せていた人と同一人物の人が現れた。

 その彼は困った顔をしながらも、私が我が儘を言ったら優しく受け入れてくれる。

 だから、私はどんどん我が儘になって、もっと甘えようとしていた。


 そんな私が一番楽しみにしていた事を彼に断られた。

 でも、彼に悪気があったわけじゃない。

 それに私が彼に誕生日を教えたのは、一緒に住むようになった初日だった。

 それは今からもう、約二か月も前の事になる。

 当時喧嘩ばかりしていた私が言った事なんて、彼はすぐ忘れるようにしていたのかもしれない。

 そんな彼に、私は昨日自分の理不尽な怒りをぶつけてしまった。


 だから、本当に酷いのは彼じゃなくて私だった。

 それなのに、昨日彼はずっと謝り続けてくれた。

 このままだと、彼に本当に嫌われてしまう。

 だけど、頭ではそう理解できているのに、心が言う事を聞いてくれない。

 

 もう本当に……西条さんに神崎君を盗られてしまう……。

 でも、もう私にはどうしたらいいのかわからない。

 だから、泣き続けていた。


 ――ピローン。


 スマホの通知音……? 


 私は枕元に置いていたスマホを取り、液晶画面を見る。

 

 あ……海君から……。

 

 液晶画面に映っていたのは私が使っている『ツキッタ―』と言うSNSのサイトからの通知だった。

 メッセージを送ってきた送信者のアカウント名には『海』と書かれている。

 それは私が大好きな人が使用しているアカウント名。

 彼が送ってきた相手は『花姫』だけど、それは私のアカウント名。

 だけど、彼はその正体が私だとは知らない。


 ……そういえば、ここ最近海君自体とは全然連絡とってなかったなぁ……。

 それもそのはずなんだけど……。

 だって、私はずっと海君の傍に居たのだから、わざわざメッセージで連絡をとらなくても直接話をすればいい。

 それに張本人が隣にいるのに、メッセージを返すなんて出来ないし。

 もし『誰と連絡をとってるんだ?』って聞かれて誤魔化して、他の男の人とやりとりしてるなんて思われたくなかった。


 だから、私は寝る前とか朝起きた時にしか返信してない。

 ……海君、一体なにを送ってきたのかな……。


 私は海君が送ってきたメッセージを開く。

 そこには――

『大切な家族の女の子を傷つけてしまった。仲直りしたいんだけど、相談に乗ってもらえないかな?』

 ――と書かれていた。


 大切な女の子……。

 これって、私の事だよね……?

 まさか桜とも喧嘩してて、これが桜だったって落ちじゃないよね……?

 もしそうだったら、恨むよ、神様……?


『どうして傷つけちゃったの?(>_<)』

 私はそう書いて、メッセージを海君に送った。

 本当はその女の子について聞きたかったけど、いきなりそっちにくいつくと、相談してきた海君からしたら『なんで?』ってなると思ったから。


『その子の誕生日を忘れてて、別の用事を入れてしまったんだ……。もうその用事は断ったんだけど、その子を傷つけてしまったままだから、どうにか仲直りしたい』 

 私が送ってすぐに、海君がメッセージを返してきた。

 

 あ――やっぱ私の事だったんだ……。

 

 私は海君に大切な女の子って言ってもらえたことに、凄く嬉しくなった。

 

 それに西条さんとの約束、本当に断ってくれたんだ……。

 西条さんにも悪い事をしたと思う……。

 

 でも、海君にとって大切って家族だから?

 私を一人の女の子として見てくれてない……?


 その事が気になった私はどうせバレないんだと思って、海君に聞いてみることにした。

『海君が言うその大切な女の子の事、海君は好きなの?  (*´▽`*)』

 私はそう書いて海君に送った。


 うわぁ……自分で自分の事好きなのって聞くの凄く恥ずかしい……。

 それに、これで『好きじゃない』って言われたらショックを受けるよぉ……。


『それは大切な家族だから』

 私がメッセージを送って少しして、海君はそう返してきた。


 違う!

 私が聞きたい意味じゃないよ、それ!


 それに若干言葉をにごしてるし!

 この人意外――ではないね、うん。

 元からこういうずるい人だった……。

 

『えと、家族じゃなくて、一人の女の子として好きなの?(*^_^*) だって、海君とは血が繋がってない子だよね?(/・ω・)/』

 私はじれったいなぁっと思いながらも、そうメッセージに書いた。

 ちなみに、また『姉弟だから』とか何か言い訳をしてきそうだったから、先に血が繋がってない女の子って先手を打っておいた。


『いや、血が繋がってなくても、家族をそういう目で見るのはおかしくないかな?』

 海君はすぐにそう返信をしてきた。


 何この人!

 正論、正論だけどね!


 確かにその考え方は正しいよ!?

 血が繋がってないのに、相手の子を自分の家族として認めてるって事だもん!

 だけど、今の私はそんな見方をされると困る!


『そんなの関係ないよ( `―´)ノ だって血が繋がってない義姉弟なら、結婚だってできるもん! そんな建前たてまえなんていいから、海君の気持ちを聞かせてよ!(。-`ω-)』

 若干『花姫』のキャラから外れてしまったかもしれないけど、今の私はそれよりも彼の気持ちが聞きたかった。


 ――それから一時間くらいたった。

 

 ……なんでぇ……。

 なんで、返信してこないのぉ……。


 私が先程送ったメッセージ以来、海君から返信が来なくなった。

 私が送ったメッセージをタップしてみると、『既読』という文字が表示されている。

 だから、彼が私の送ったメッセージを読んでいるのは間違いない。


 この前の夜といい、神崎君はどれだけ私の事をらすのぉ……。

 あの人、そんな性癖でも持ってるんじゃないかなぁと、私は最近思い始めていた。


 ――ピロン。


 来た――!

 私はすぐさまメッセージを開く。

 そこには――

『ちょっとだけ気になってはいる』 

 ――と、書かれていた。


「やったぁ!」

 私は思わず声に出して喜ぶ。

 

 好きと言われたわけではないけど、気になってもらえてるってわかっただけでも嬉しかった。

 

 しかも彼はツンデレだから、ちょっと誤魔化してる可能性もあるの。


 あ――私の中で彼がツンデレだという考えは復活しました!


 だって口では素っ気なく言いながらも、顔が少し照れてたり、私の事気にかけてくれてるもん!

 やっぱ私の眼には狂いが無かったんだよ!


『それよりも、仲直りの相談にのってほしいんだけど……』

 私が一人喜んでいると、すぐ続けて海君がメッセージを送ってきた。


 しまったぁ……。

 すぐ返信してればどんなとこが気になってるのか聞けたのに、これだともう話を戻すのが難しい。

 下手に話を聞き出そうとすると、彼は鋭いから怪しまれてしまう。


 ……普段鋭いくせに、私が頑張ってアピールしてるのって気づかれてない気がするんだけど……?

 本当にわざとしてるんじゃないのかって思う時が多々あるもん……。


 まぁそれはそれとして、これは私達が仲直りするチャンスだと思う。

 上手く私が誘導すれば、彼はその通りに行動してくれて、後は私が許すだけで済むと思う。


『そうだね、彼女が喜びそうな事をしてあげるとか?(^^)/』

『俺、あの子が何で喜ぶのかわからないんだよね……』

 私が送ったメッセージに、海君がそう返してきた。


 えぇ……あれだけ一緒に居て、そこわかってくれてないの……?

 自分で言うのもなんだけど、私神崎君と居る時だけは凄くわかりやすかったと思うんだけど……?


 なんで彼はラノベの鈍感系主人公みたいなの?

 まさかそうする事で、ハーレムを狙ってるとか?


 勘弁してよね、今だってなんだかそうなりつつあるのに、これ以上女の子増やされたらたまらないよ!

 主人公はいいかもしれないけど、ヒロインの子達は毎晩胸をモヤモヤさせながら苦しんでるんだからね!


 女の子の気持ち弄んで、いつか刺されても知らないよ?

 というか、刺すよ?


 ……流石にそれは冗談だけど。


 でも、そっかぁ。

 私は神崎君が優しく甘やかしてくれれば、なんでも喜ぶんだけどね?

 

 と言っても、どう言ったら伝わるかなぁ?

 頭を撫でてあげてとか言っても、神崎君絶対しないだろうし……。

 ――そうだ!


『一緒にエロゲーをしてあげたら絶対喜ぶよ!』

 

 ……いや、『そうだ!』じゃないよ!?

 取り消し!

 早く取り消さないと! 

 ――あぁ、間に合わなかったぁあああああ!

 

 なんて事書いて送ってるの!? 

 いや、あまり神崎君に抵抗がなさそうで、尚且なおかつ私が喜ぶ事として、頭に浮かんだんだけどね!?

 でも、これ普通の人からしたらおかしいし、そもそも『花姫』がこんな事言うなんて絶対おかしいじゃん!


『え、エロゲー……? それってむしろ不味くないかな……?』

 あぁああああああ!

 やっぱり、海君引いちゃってる!

 まずいよ!

『花姫』、変な子だと思われてる!


 冗談って送らないと……いや、もうこんな冗談言ってる時点でアウトだよ!?

 普通の女の子は、絶対冗談でエロゲーなんて言わないもん!


 ……こうなったら――!

『大丈夫、友達を信じなさい!( `―´)ノ もし信じてくれないなら、友達の事を信じない海君は私ももう知らない( ̄^ ̄)』

 ――と送った。


 ごめん、海君! 

 私も必死なの!

 無茶苦茶むちゃくちゃ言ってるのはわかってるけど、許して!


 それに、もう私と神崎君は一緒にエロゲーをしてるんだから、彼の中での抵抗はあまり無い筈。

 だからもう、これにかけて先ほど言った事を有耶無耶うやむやにするしかない。


『わかった、やってみるよ』

 私のメッセージにすぐ返信が来た。


 よかったぁ……。

 私は上手く話を逸らせた事に安堵あんどする。


 あ――という事は神崎君が来るんだから、泣いて目がはれちゃってるし、お風呂入って綺麗にしてこないと……。


 私はそう思ってベッドから起き上がると――


 ――コンコンコン。

「海斗だけど、話を聞いてもらえないか?」

 ――と、神崎君が私の部屋の前まできた。


 待って、早すぎる!

 私まだ何も準備できてないよ!

 神崎君、行動に移すの早すぎ!

 私、今の泣き腫らした顔を神崎君に見られたくないのに!


「怒らせてしまってるのはわかるけど、出てきてくれないか?」

 私が一人頭を悩ませていると、神崎君がそう話掛けてきた。


 違うの、もう怒ってないよ! 

 むしろ幸せな気分だよ! 

 だから、ちょっとだけ時間を頂戴ちょうだい


 私はそう叫びたくなるけど、そしたら『なんでそんな心境の変化になってるのか』ってなりそうだから、無理。

 上手く誤魔化して、出直してもらわないと……。


「なに……?」

 私は顔を見られない様に少しだけドアを開けて、神崎君を見る。

 彼は申し訳そうな顔をして、私を見ていた。


「その……一緒にサバトウィッチをやらないか? まだメインヒロイン一人しか攻略してなかったし、桃井もやりたがってただろ?」

 そんな事を言う神崎君は、照れた様な顔で頬を指で掻いていた。

 女の子をエロゲーに誘うのが恥ずかしいのかもしれない。

 

 か……かわいい……!

 

 私は神崎君のその表情を見て、そう思った。

 だって、普段澄ました顔しかしない彼が、こんな照れた表情をするなんて!

 いや、たまに照れた顔は見るけど、ここまであからさまに照れている表情は初めて見る!


「どういうつもり……?」

 私は神崎君の誘いにすぐにでも飛びつきたかったけど、流石にそれをしたら色々台無しだから、素っ気ない態度をとる。


 うぅ……何気なにげにこの対応も辛いよぉ……。

 というか、彼はこの質問にどう答えるのだろう?

 まさか『許してほしくて』とか言っちゃう?

 私は理由を知ってるからそれでもいいけど、そんな事言ったら普通は幻滅げんめつされるよ?


 私はジーっと神崎君を見て、次の言葉を待つ。

「――えっと、俺が桃井と一緒にしたいんだけど、だめかな……?」

 彼はそう言って、そっぽを向いた。


 ……かわいいぃいいいいいいいい!

 なに、え、めちゃくちゃ可愛い!

 なんでそんな照れた表情するの!

 凄くキュンってくる!


 しかも、一緒にしたいって言われて凄く嬉しい! 

 

「えっと、ちょっと顔とか洗いたいからお風呂入ってきたいのと、一つ条件を聞いてくれるなら――いいよ?」

「その条件とは?」

「それは――」

 神崎君の表情でテンションが上がった私は、ついある条件を出してしまうのだった――。





 ――調子に乗っちゃたぁああああああああああ!


 私は思わず、そう叫びたくなる。

 というのも――

「も、桃井……悪いけど、こういうのはこれっきりにしたい……」

 そう言って、私の()()()()になっている、神崎君が戸惑った声で言ってきた。

 ――そう、今私は両膝を立てて股を開いた神崎君の間に体育座りをして、神崎君にもたれかかっていたのだ。


 ――仕方ないじゃん!

 なんだか、もっと照れさせてみたいって思ったんだもん! 

 それに、これなら私も甘えられるから、一石二鳥だと思ったんだよ!

 でもこれ、やってみると凄く恥ずかしい!


「そ、そうだね……」

 だから私も、神崎君の言葉に同意した。

 でも、だからと言ってやめたりはしない。

 というか、最早止めるとさえ言い出せなかった。


「それじゃあ、やっていくぞ?」

 そう言って、神崎君がマウスに手を伸ばしてサバトウィッチを進めていく。

 必然彼と私の体はより密着され、彼に包まれているようにさえ思える。


 これも、私が要望した事だった。

 といっても、『体で包むようにしてほしい』って言ったわけじゃないよ?

 マウス操作も彼にしてって言ったの。

 彼はAutoで勝手に話が進む機能があると言ったけど、私はそれを自分のペースで読みたいから嫌だと断った。


 ……ごめんなさい、色々理由をつけてるけど、本当はこの体勢になることを見越してました、はい……。

 神崎君は昨日の事をよほど気にしているのか、戸惑いながらも言う事を聞いてくれた。


 それにしても――この体勢、凄く幸せ……。

 凄く恥ずかしいけど、背中には彼の体温を感じ、耳には彼の息遣いが聞こえる。

 それに、彼に包まれている様な体勢が凄く安心出来た。


 ……あぁ、私、本当神崎君の事が大好きなんだなぁ……。

   

 私はこの時間がずっと続けばいいと思ったのだけど――。


 ――二時間後には、再びこの体勢にした事を後悔していた。

 というか、恥ずかしさが倍増している……。


 というのも――。

 私はチラッと、画面を見る。

 ――そこには、もう一人の魔女に変身する女の子と主人公が重なりあっていた。


 あわあわ……あんな純粋そうな女の子が、凄く乱れちゃってるよぉ……。


 画面から流れる声は、とても私の口からは言い表せないものだった。


 ――うわぁああああああ!

 誰か、助けて!

 凄く恥ずかしい!

 やめたいって言いたいけど、なんだかもう恥ずかしすぎてなんて言ったらいいのかわからない!


 Hシーンで興奮しちゃってるとか思われたくない!

 私はそんなみだらな子じゃないもん!


 ……というか、なんだかさっきから座り心地が悪いんだよね……。

 なんか腰ら辺に硬い……物……が……。

「――っ!」


 だ、だめ!

 これ気づいたら駄目なやつ!

 何もない!

 何も気づいてないから!


 私はひたすら自分にそう言い聞かせ、この気まずい時間を乗り越えるのだった――。 


 ――そんなこんなで4時間ほどプレイしていると、急に話が進まなくなった。

 と言っても、別に画面がフリーズしてるわけじゃない。

 神崎君が何故かクリックをしないのだ。


「神崎君……?」

 私は不思議に思って神崎君の方を振り返ると――

「す――す――」

 ――と彼が寝息を立てていた。


 あ――寝ちゃったんだ……。

 よく見れば、彼は目の下にクマを作っている。

 一昨日も夜遅くまで作業していたし、ここ最近ずっと寝不足だったんだと思う。

 

 多分、それくらいしないと仕事が終わらないんだよね……。

 なのに、私の為に大切な時間をいてまで一緒にエロゲーをしてくれるなんて……本当に神崎君は優しすぎるよ……。


 普段というか、9割方言い方は素っ気なくキツいけど、それでも言葉の意味には優しさが込められてるし、態度自体は凄く優しい。

 私はそんな神崎君が大好きだった。


 それに、私はさっき彼の呼び方を思いついた。

 私が大好きなのはうみ君であり、神崎(かい)()君でもある。

 だから私はこう呼ぶことにした。


「大好きだよ、かい君――チュッ」

 私はそう言って、かい君のほっぺにキスした。


 私の事が少し気になってるって言ってたから、これくらい良いよね?


 そう思いながら私はゲームを止めて、パソコンの電源を落とし、彼にもたれて眠るのだった――。

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