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Prolog
初めまして又はこんにちは抹茶姫です。
閲覧感謝 14/09/27~
『なら。君が‘‘アレ’’に参加するのかしら?』
「えぇ。そのつもりです。」
暗い部屋のなかでテレビ電話を用いて会話をしている1人の少年。
流れ出てくるのは女性の声。
一体何の話をしているのかはわからないが、周りには不思議な空気が漂っていた。
3月28日。
この日彼はある女と会話をしていた。
それを覗いていたのは。
茶髪が綺麗なセミロングの髪をした少女。
「お兄ちゃん・・・。」
少女はこの時。自分の兄のことを心配あまり、兄にその場所に居ることはバレているのを気づかずに居た。
少年は見て見ぬふりをする。