伝えたい思い part1
タッタッタ
はぁ...ついた。
「未桜、ここって」
「うん、尚也のお墓だよ。」
私は尚也に伝えたいことがあった
それはきっと修弥も一緒だと思う、
だから修弥の話を聞いてここの場所を思い出した
私たち2人が愛していた
最愛の人が唯一この世界に居る証の場所
私は尚也に思いを伝える
尚也
ごめんね
病院かけつけていったとき、間に合わなかったね
最後の最後で一緒にいられなかったね
尚也はなんかきづいてたのかな..
尚也、私には修弥なんて人の話全然してなかったのにね
友達に私の話してたんだね
友達に私のこと頼んでたんだね
私ね尚也が大好きだったよ
今でもかわらないくらい大好きだよ
だけどね
私、恋をしたんだ..
私たちの間にたっていた修弥に、
尚也の幼馴染で親友の修弥に
恋をしたんだ
尚也をすきだったくらいすきになれる自信はないけど
私は今、修弥が好き
だから尚也が修弥といられなかった日々
作りたかったけど作れなかった思い出
作って行きたい
だから尚也みまもっててくれる?
3人で幸せになろう?
私はいつまでも尚也の事だいすきだょ。
私はお墓の前にひざを着いて
ひたすら思いを伝えた
頬にはかすかに雫がたれている
その横に修弥が静かにすわって
思いを伝え始めていた...