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初めてのお客さん

「うぅん、どれがいいかなぁ」

私は今 本棚の前で苦戦していた

・・・読みたい本が多すぎる...

私が苦戦していたその時


「ねぇ~いつまで悩んでるのぉ?」

「ぇ!?」

今、確かに声が...おそるおそる後ろを振り返ると

そこにいたのは

紛れも無くさっき私の目の前で寝ていた

少年だった

「いゃ、えっといつからそこに?」

私は多少の焦りを隠しながら少年に聞く..

「えっとねぇー、君が本を探しに来たときからかなぁ?」

ぇ、それは。私が悩んでいたのがまるっきしばれていたっていうこと!?

なんで、もっとはやくに...

恥ずかしすぎる...

「ねぇねぇ、顔赤いよ?どうしたの?(笑)」

ぇ。私いま顔赤いの!?恥ずかしすぎる...

「そ、そんなことないです」

「ふはは まぁーいいやぁ」

なんか、すごいのんきな人だな、マイペースっていうか

なんていうか...


...でも.....

私ここで初めてお客さんにあった...

本好きなのかな

お名前聞きたいな

また、森の図書館に来るのかな...

そう思って私は


「ねぇ、名前教えてくれない?

 ほら、私今日始めてここでお客さんに出会って..

 なんていうかお友達になりた.....」

っと、私が最後まで言い終えないうちに

「俺は 熊谷 修弥

 よろしくな!図書館にはかようぞ..」


修弥っていうんだいいなまえだなぁ

図書館に通うのか

って...なんだろ、この感覚

また会える...嬉しい...

なんで?私嬉しいなんておもってるんだろ。

もしかして...

いゃそんなことはないきっと

初めて図書館でお客さんにであったからだ


「これからよろしくね?」


その時はたんなる

図書館での初めて出会ったお客さん...

だけどこれから

私の未来に君がはいりこんでくるなんて...

そんなことはその時じゃわからなかったんだ

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