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第九章《End Tale, True beginning 》〔04〕

「おお…!!これこそが、不老不死の…真の力…!!」


「……うるさいよ犯罪者。


 …僕の目的は、こんな面白くもないアバターを作り出した馬鹿を殴ることなのに」






「雑魚が、僕の歩く道を邪魔しないで」






第九章《End Tale, True beginning》






クロラの周りに集まる光の粒子。


白き衣を身にまとった死神は、唄を紡ぎ始めた。


「さぁ始めましょう」


アイザがクロラの前に立ち、銃口をバスタに向ける。


「終わらない悪夢を」


騎士はカチャリと、引き金に手を添えた。


「最悪な終焉〈パレード〉を」


死神の黒眼は、血のような赤に染まる。


「死ぬまで――!」




カカカカッ!!






死神の紡いだ唄が光の粒子を黒き閃光へと変え、悪魔製造機の体を貫いた。


「ガッ……!!」


血に塗れた悪魔製造機は手を伸ばし、杖を手に取る。


「この老いた体など、いらぬ……っ」


「クロラ!!」


キリコの叫びに振り向いたクロラの体は、杖から伸びる光の閃光によって斜めに傾いだ。








「うっ…」


「ふはははっ!!」


地面に叩きつけられたクロラの体が、バスタに引き寄せられる。


ずりずりと、音を立てて。


「くっ…そおおおぉおぉぉ!!」


アイザは引きずられていくクロラの体に手を伸ばし、細い腕を力の限り握り締めた。


「折角っ…ここまで来たのに!!ゲームオーバーなんて許さねぇぞ、馬鹿女!!」


「アイザ君…!」


そのとき――死神の頬に、涙が流れた。









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