表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/42

第六章《死神は高らかに歌う》〔01〕

「でっかいトンカチ!!当たって砕けろ!ミラクルハンマー!!」

「ヴァリアブルトリガー!」

「水の舞姫!!ウォーター!」

ウェリの放った巨大なハンマーが、アイザの二丁ハンドガンが、リテュールの召喚した水の精霊が

敵に襲い掛かる。

「うぉっ!お前ちゃんと狙えよ馬鹿!!」

「るっせぇ!!」

イラつきながら叫ぶアイザは、キリコの注意を無視して撃ち続ける。

「唯でさえ敵が多いってのに、俺の場合背後に回られたら防御ができねぇんだよ!!」

「ちょっと、仲間割れしないでよー!?」

「よー!?」

ウェリとリテュールが、魔法陣を描きながら言った。

「行くよ、リテュール君」

「ヤイヤイサー!!」


「凍てつく炎よ!!」

「焼き尽くせー!!」

「「フリーズ・トーネード!!」」

二人の放った炎と氷の竜巻が、敵を巻き込んでいく。

当たった敵は見事に固まっていた。

それを大剣でセブが切り裂く。

敵はだんだんと数を減らし、ついには残り一人となっていた。


「………不老不、しになるっ、ために……死神の、体を……」

「ウイルス感染してて、うまいこと喋れないのか」

「ヴォァあばばァ!!!」

感染者は、その大きな体を大きく揺らしてクロラへと走り出した。




「未来と過去の空に歌を捧ぐ」

そういうと、クロラは両手を広げて歌を唄い始めた。

巨漢の大きな手に覆われる前に。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ