「表現力が奪われて世界に台詞しか存在しないだと！？」「うむ。マンガー・オーブを壊して豊かな表現を取り戻すのだ！」

「"世界の表現力"が奪われた！？」
「うむ。この世界は情景描写も心理描写も失い、人々は説明口調でしか話せなくなっているのだ」

主人公の好太郎は"マンガー・オーブ"よって表現力が奪われた世界で、突如として『言の葉』の力に目覚める。
"守れ"と言えば見えない壁が、"逸れろ"と言えば自分を避けるように、相手の攻撃は通らない。
好太郎は、"マンガー・オーブ"を破壊するため異世界からやってきたピンク髪の美少女カッジェや、ヨシタロウの幼馴染で不良少女な見た目の夏希、そしてガスマスクの下に美貌を隠す少女ゲヘナたちと共に、世界の表現力を取り戻すために戦い始める。

※小説内の『状況』により、セリフだけの文体の場合と、情景描写が書かれる文体とに分かれます。小説内のしっかりとした心理描写・情景描写を楽しみたい方、ご承知おきくださいますよう、よろしくお願いいたします。