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第二章     決闘開始

 歓声がなり響く

しかも、その全てが自分に向けたものではない。

まあそれは、当然だろう。

学園に転校して来た美少女とただのモブ生活を送っている冴えない男子

美少女を応援するのは、男子として当然の摂理(せつり)だろう。

誰にでも優しい同性を応援するのは女子としてのアピールなのだろう。

そんななか誰にも応援されないモブのする事は決まっている。

最初は優勢であり、後から逆転負けを演出する。

そう俺は決心し、決闘の場所に足を運ぶ。

剣聖育成学校の決闘のルールは簡単に言えば模擬の殺し合い

ただし武器を自分で選ぶことができる

そして才能を持つ者は、過去の英雄が使っていたとされる剣と契約出来るらしい。

まあ、そんな才能自分には無いことくらい理解しているので試験は、受けなかった

そんなことを考えていると不意に声がとんできた

ー神崎君、あなたと戦えること光栄に思います。

声の主は決闘を仕掛けたエリナ=アリフレット本人

適当に会釈で返すと向こうはニヤリと笑いこう言い放った。

「あなたの秘密握らせてもらいました。もちろんあの組織のこともね。」

本能が警鐘(けいしょう)を鳴らす。この女は危険だと

「せめて本気で来て下さい。私が勝てば秘密を公言させて頂きます。」

そう言うとエリナ=アリフレットは目を瞑り何かを唱え始めた。

そして周囲に光が集まり剣を構成した。こいつは恐らく契約したんだろう

剣の名前はわからない、勝ち目があるのかもわからない

でも俺はこの生活を絶対に壊れさせはしない

その思いだけを頭に残し駆け出した。

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