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ゾンビブック  作者: ユキトシ
6/7

異世界に行きたい  急展開

「異世界ブックだしてくれ」

ゾンビブックが何かを言っているようだ

「異世界に行ってもあれですよ?なんもいいことないですよ?」


「マジか」

「マジです」


「しかもあっちの5分がこっちの50年分ですから」


「マジか?」

「本当です」

あれ、おれが思っていた異世界とは違う。なんでそんな設定を入れるんだろう。


どこかの童話でこんな物語とそっくりなやつがあったわ。


このゾンビブック捨てよう。

 

こいつ


つかえねぇ


テレビはずっとつけたままです。


「緊急放送緊急放送 先ほどのゾンビ騒ぎから約30分後、世界が一時は平和になったものの

また新たなゾンビが現れました。緊急警報、緊急警報 全世界が大パニックを起こしてます。至急シェルター等に避難してください。」


「マジかよ!!!」

「おい、またてめーの仕業なのか教えろ」


「これは私じゃないです」

「本当なんだろうな?」


「本当です。だから燃やさないでください」



「あれはもう一つのゾンビブックの複製版です」

「そんな話、オレは聞いてませんけど」

このゾンビブック使えない

「聞かされてませんので、だから燃やさないで」

「お前は、大馬鹿なのか!今すぐ燃やす」

「喋りますから!許してください」

「実は一冊落しちゃったんですよ」

「多分どこかの、日本に、だから犯人は日本人なのかもしれませんよ」

「ばかやろう、そんな複製落すほど、お前はバカなのか!?アホなのかよ」


だめだ


「複製ブックは、複製ゾンビブックでゾンビになったら人間食べます、しっかりゾンビウィルス的なウィルスにかかりますからそれで普通の銃弾では死にませんから、しかも戻せません。」


「お前今なんつった?」

「普通の弾丸じゃ死にませんよ」

「そんなアホな設定いれるんじゃない」


こいつますます捨てたい


「あほ!複製落すんじゃねー!使った奴もそうだけど、オレも含めて、その複製ブックも使って奴は大馬鹿だ」


「捨てる」


「捨てられません」

「はぁ?」

「お前今何っ言った?」

「一回所有して使ったら捨てられません」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ものすごくいやだ。



「オレの本家では戻すことはできないのかな?」

「無理です」

意味なく即答するゾンビブック

「複製ゾンビブックでゾンビになった人は、もう戻しようがありません」

「あほ!お前はどんだけご都合設定してるんだ!」


「大丈夫ですよ」

「被害どんだけ行っても、30億人ぐらいで済みますから」

「あほか!世界の半分ぐらいの人口じゃないか!バカ」


「あれですよ、ゾンビも共食いしますんで、30億人以下になるかもしれません」


こいつ捨てられないことをいいことに、ベラベラ喋りすぎ。


「じゃあこの家だけは守りますんで、結界シリーズを今呼びますね。」

「お前が呼ぶんかーい」


空から落ちてくる設定なのね。


しかも天井付き抜けない、なんてご都合いいスタイル


「この家だけにゾンビ結界張りますね」

「ゾンビ結界?」

「なにそれ?」

「完全にゾンビから守れる結界みたいなもんですよ」

ますます燃やしたい。

「もう燃やしていいですかね?」

「燃やしますと、貴方もゾンビになりますよ」


こいつ、意外に頭が回る。


さすが元なんたら


現在進行形で邪神か


「緊急緊急、 緑の制服の人、あと全警察官速やかにゾンビを死守してください」


「無駄なことを、核爆弾打っても死なないのに、普通の拳銃で死ぬわがないわ」


もう現在進行形なんたらは、地が出ている模様


捨てたい。


でも捨てれない。


「まぁ足ぐらい撃っても、再生するのに」

「お前また余計なこと言ったな?」

「言いました。ゾンビだけが持つゾンビ再生があるんで、足を拳銃で撃っても少しだけしか足止めになりませんから」



だめだ。こいつはもうだめだ























「異世界ブックだしてくれ」

ゾンビブックが何かを言っているようだ

「異世界に行ってもあれですよ?なんもいいことないですよ?」


「マジか」

「マジです」


「しかもあっちの5分がこっちの50年分ですから」


「マジか?」

「本当です」

あれ、おれが思っていた異世界とは違う。なんでそんな設定を入れるんだろう。


どこかの童話でこんな物語とそっくりなやつがあったわ。


このゾンビブック捨てよう。


こいつつかえねぇ


テレビはずっとつけたままです。


「緊急放送緊急放送 先ほどのゾンビ騒ぎから約30分後、世界が一時は平和になったものの

また新たなゾンビが現れました。緊急警報、緊急警報 全世界が大パニックを起こしてます。至急シェルター等に避難してください。」


「マジかよ!!!」

「おい、またてめーの仕業なのか教えろ」


「これは私じゃないです」

「本当なんだろうな?」


「本当です。だから燃やさないでください」



「あれはもう一つのゾンビブックの複製版です」

「そんな話、オレは聞いてませんけど」

このゾンビブック使えない

「聞かされてませんので、だから燃やさないで」

「お前は、大馬鹿なのか!今すぐ燃やす」

「喋りますから!許してください」

「実は一冊落しちゃったんですよ」

「多分どこかの、日本に、だから犯人は日本人なのかもしれませんよ」

「ばかやろう、そんな複製落すほど、お前はバカなのか!?アホなのかよ」


だめだ


「複製ブックは、複製ゾンビブックでゾンビになったら人間食べます、しっかりゾンビウィルス的なウィルスにかかりますからそれで普通の銃弾では死にませんから、しかも戻せません。」


「お前今なんつった?」

「普通の弾丸じゃ死にませんよ」

「そんなアホな設定いれるんじゃない」


こいつますます捨てたい


「あほ!複製落すんじゃねー!使った奴もそうだけど、オレも含めて、その複製ブックも使って奴は大馬鹿だ」


「捨てる」


「捨てられません」

「はぁ?」

「お前今何っ言った?」

「一回所有して使ったら捨てられません」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ものすごくいやだ。



「オレの本家では戻すことはできないのかな?」

「無理です」

意味なく即答するゾンビブック

「複製ゾンビブックでゾンビになった人は、もう戻しようがありません」

「あほ!お前はどんだけご都合設定してるんだ!」


「大丈夫ですよ」

「被害どんだけ行っても、30億ぐらいで済みますから」

「あほか!世界の半分ぐらいの人口じゃないか!バカ」


「あれですよ、ゾンビも共食いしますんで、30億以下になるかもしれません」


こいつ捨てられないことをいいことに、ベラベラ喋りすぎ。


「じゃあこの家だけは守りますんで、結界シリーズを今呼びますね。」

「お前が呼ぶんかーい」


空から落ちてくる設定なのね。


しかも天井付き抜けない、なんてご都合いいスタイル


「この家だけにゾンビ結界張りますね」

「ゾンビ結界?」

「なにそれ?」

「完全にゾンビから守れる結界みたいなもんですよ」

ますます燃やしたい。

「もう燃やしていいですかね?」

「燃やしますと、貴方もゾンビになりますよ」


こいつ、意外に頭が回る。


さすが元なんたら


「緊急緊急、 緑の制服の人、あと全警察官速やかにゾンビを死守してください」


「無駄なことを、核爆弾打っても死なないのに、普通の拳銃で死ぬわがないわ」


もう元なんたらは、地が出ている模様


捨てたい。でも捨てれない。


「まぁ足ぐらい撃っても、再生するのに」

「お前また余計なこと言ったな?」

「言いました。ゾンビだけが持つゾンビ再生があるんで、足を拳銃で撃っても少しだけしか足止めになりませんから」



だめだ。こいつはもうだめだ















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