第35話 ここに集まってもらったのは他でもない
今俺は家の近くのファミレスにいる。
他に2人太郎と拓也もいる。
男三人でファミレス。なんかちょっと寂しい。
俺たちがここに来たのは拓也がおれの家の前では今日集めた理由を話せないというからである。
しかし、ここに来させた本人は「ファミレスなんだから食わなきゃ店員に申し訳ないだろ」と
か言って飯を食ってる。
「おい拓也、ファミレス店員への気遣いもいいがそろそろ今日集めた理由を教えてくれないか」
その俺の声に反応して食べる手を止めて俺たちのほうに顔を向ける。
ふう、と一息置いて拓也は話し始める
「さて、ここに集まってもらったのは他でもない」
「そんな前置きはいいから。どうせ言ってみたかっただけなんだろうし」
太郎が催促する。
「あ、ばれた~?まあ、本題に入るけど。俺たちは毎年夏休みに何をやっていた?」
う~ん。何だっけ?
たとえば、花火したりとかだっけ?
「そう、今までの夏休みにこれといった思い出もない。強いて言うなら夏休みの最後の一週間
宿題ばかりやっていたという事くらいだ」
「最後のはお前だけじゃねえ?」
「いや、祝詞も宿題残しとくタイプだからこいつだけじゃないぜ」
あ、要らん事言っちまったかも・・・
「マジで!!?あの祝詞様も俺と同じ・・・・。共通点が見つかったあああぁぁぁぁぁ!!」
やっぱり。拓也がトリップしてやがる。
「そんな話はいいから。早く続きを言え」
「・・・ん?・・ああ、続きね。OK、OK。」
拓也が興奮していたのを抑えて話を戻す。
「これまでの夏休みの過ごし方だと、特に楽しいことなく終わっちまう訳だよ。なら、今回か
らは今までやった事も無い事をやってみようぜって事~」
「ふ~ん。まあそれはいいかもな」
「確かに悪くない話だ。で、たとえば何をしたいわけ?」
「三つぐらい考えてきたんだけど~・・・一つ目は肝試し。二つ目は旅行とか。三つ目は海に
行く。この三つなんだけどどうかな?」
この質問に対して太郎が答える。
「旅行は保護者とかつけないと駄目だろ。海は今まで行った事無かったけか?そうなると肝試
しが一番妥当な線だと思う」
「そうか。勇はどう思う?」
「俺も太郎に賛成だ。金かかんないで楽しめる奴の方が俺としては嬉しいし」
「そう、分かった。じゃあ日にちはどうする?」
「8月14日とかはどうだ?」
「ああ、その日は盆だよな。だったら輝明とか帰ってくるかも知んないし一緒に行くことにす
るか~。それと、勇は祝詞様を連れて来ること。いいな」
「何でだよ!!あいつはこういった事が苦手だって前話さなかったか?」
「知ってて言ってんだよ。前にも言ったろ。俺の未来予想図」
「聞いたけどさ。これだけは承諾できない」
「まあまあ、その話は置いといて。話も終わったところだし。これからどうすんの?」
ちょっと雰囲気が悪くなったとき太郎が上手く仲介してくれた。
「そーだな~。ゲーセンでも行くか?」
「ん、それもいいな。それで、ゲーセンといったらアレをするのか?」
「ああ、今日こそは決着つけてやるぜ」
「今日も負けねえぞ」
俺たちの言っているアレとはとあるカーレースゲームである。
「じゃあさ、これに賭ければ良いんじゃないか?さっきのこと」
太郎がいきなり爆弾を投げてきた。
こいつは女と金については神並みの力を発揮するのである。
そんな事言ったらこいつ相当やる気出してゲームの神様になってしまうじゃないか!!
「おお、それいいな!!じゃあ、俺が勝ったら祝詞様を連れて来ること。俺がまけたら諦める
よ。・・・・・勇逃げんなよ」
最後は睨みをきかせて凄んできた。
これは逃げられそうも無い。
「・・・・・分かった。受けて立とう」
あいつがゲームの神になるんだったら、俺は神をも殺すゲームの悪魔になってやる
今回は二つの書・・・つまり解説を行いません。
理由はただ一つ、これを言うためなのですが・・・
この作品を読んでくれている皆さん。この作品の中で疑問に思った事や、人物の詳細など、後は『理の書、いらないんじゃね?』のような提案等、感想に書いてください。諸事情(今後の進行に大きく関わる等)により答えられない物に関しては感想に返信いたしますので。
では、今後ともよろしくお願いします。
最近はストックが減ってきたのだ・・・(愚痴)




