第11話 弁当忘れた
今回は時間がなくて短め
実はパソコン止められてますし・・・
もうひとつの作品の方もしばらく出せそうにない・・・・・
7月23日昼
俺はチャイムがなると同時に起き上がり、鞄をあさる。
しかし、中には教科書しかない。
つまり・・・
「弁当忘れた」
そこに太郎が現れる。
「おい、どうしたんだ勇?」
「弁当忘れた」
大事なことなので2回言いました。
そこに拓也がやってくる。
「あれ、勇に太郎。どうしたんだ?弁当も食わないで」
「弁当忘れた」
大事なことなので3か(ry
「どうするんだよ」
「購買行けば売ってんだろ」
「大体こういうのって購買相当人入ってんじゃねえの?」
「大丈夫。ここの高校弁当率高いから。それに、皆昼になる前に買ってんじゃね」
「それならなおさら買える気がしないんだが」
「でわ、行って来る」
「せいぜい頑張れ~」
最後の拓也の言葉がムカついたが意識は飯のほうへ集中。
俺にとって飯が食えないと言うことは死活問題である。
購買
見事に満席状態。
「前回もこんなんだった様な気がする・・・」
俺が購買に来るときは決まってこうなのだ。
そのせいで俺は購買のおばちゃんたちに恵比寿様扱い。
何で?
廊下
「あら?あんたどこ行って来たの?」
購買から戻る途中で祝詞に会った。
「ん、購買に」
「弁当忘れたの?」
「・・・ああ」
「それで戦果なし?」
「・・・・・ああ」
「馬鹿じゃないの」
「俺の心をえぐろうとしないでくれ。もうHPが30しか残ってないんだ」
「何の話か知らないけど。じゃあ、私の分けてあげる?」
「へ?」
「なによ。嫌なんだったらいいわよ。一人で食べるから」
時が過ぎるたびに祝詞がだんだん不機嫌になっていく。
そろそろやばいと思ったので
「じゃあお言葉に甘えて」
といっておいた。




