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陰陽師のしごと  作者: 遼東
管狐
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第一話 何が起きた?敵襲か?

どうも。

『少年と少女の物語』というなんとも安直でネーミングセンスのない作品を書いている遼東です。

今回のこの作品は、試験的に出した『其の内書こうとしてる奴のプロローグ 名前はまだない』の本編です。

『少年と少女の物語』でも名前を募集したのですが、全く来ず。

一通でも感想を貰おうと言う私の心が読まれたのでしょうか。

そんな感じで、心を痛めながら考えまして今日を持って小説を投稿させていただきたいと思います。

この作品は、『少年と少女の物語』の時間と同時進行で行こうかなと思ってます。

あっちの方もそろそろ夏に入ってきたので投稿日を今日に決めました。


でわ、どうぞ。

7月9日 愛知県 豊橋市 畑ヶ田町



陰陽師の仕事は人にとって害となるこの世に在らざる者達を昇天させ、この世への影響を最小限にとどめることであり、それと同時に、報われぬ魂に出来る限りの祝福を送りつつ彼らの望む世界に旅立たせることである。


俺は高校生だが、そういった仕事をしている。


その仕事には大きな危険が伴う。

怪我をすることも多い。

目をそらしたくなるようなまがまがしい物を見てしまうこともある。

しかし、俺はこの仕事を止めようとは思わない。



俺がこの仕事をしているのは、俺の友達であり俺の家族の為にやっているのである。

そいつにこの事がばれてはならない。


だから、こんな真昼間からこんなこと考えるのは止めにしよう。


よし、寝よう。


今授業をしてる数学Ⅰの先生、6時間目の世界史の先生、7時間目の理科の先生ごめんなさい。


私は今猛烈に眠いんです。寝させてください、しご・・との・た・め・・・に。





「おい勇。寝てるのか。おい。全く。まあ何時ものことか。じゃあ授業進めるぞ」






「ゆ・・・おき・・・ゆう!勇!!起きろ!!」


「うわっ!!何だ?何が起きた?敵襲か?」


「いったい何の夢見てたんだよ」


こう呆れたような口調でこんなことを話している奴は野内太郎。

俺の友達で髪は白く凄いイケメン。こいつがいるとジャニー○の人たちもさびれて見えてしまうのではないかと思うくらい。


「もう放課後だぞ。お前体育以外ずっと寝てただろ?」


「ん、そうかも」


「とにかくもう帰るぞ。仕度しろ下で拓也が待ってるんだから」


「ん、分かった。すぐ行くから下で待ってて」


その後、すぐに仕度をして教室を出た。


ここらで学校の説明をしておこう。

この学校の名前は公立志野山高校。何故この名前になったのかは全くの不明だ。

公立だったら普通に地名から取るのでは?と常々思っている。

ちなみに偏差値は58位か。45分授業の7時間でカリキュラムの編成をするという少し変わった高校だ。


「お~い。拓也、太郎遅れてスマン」


「いやいいよ。今起きた割りには早いほうだろ~」


こういってるのは狩野拓也。特徴がないのが特徴の人。よく語尾をのばす。

そして、中三までは女友達がいなかったらしい。

今は、俺とか太郎を通じて少しはいるけど。


「それにしても毎日だよな。お前が寝てんのってさ~」


「夜遅くまで何かしてるのか?」


「ん、まあね。言うつもりは無いけど」


「何時聞いてもそう答えるんだもんな~。俺たちが手伝えるような事じゃないのか?」


陰陽師の仕事を手伝わせる訳がない。


「お前たちに出来ることなどない」


「その言葉って結構心に突き刺さるんだけど」


「何を言ってもお前たちにやれることなどない。だからしょうがない」


「勇が言葉の暴力を振るってくるよ~。全力で!」


「よ~しよしよし。よしよしよしよし」


拓也が太郎に縋り付くのを太郎は嫌がりもせずに受け止め、手なずける。全力で。

いや、少し嫌そうな顔をしてるかも。


「ところで勇よ、お前はいつも寝てるのに何故この高校に入れたんだ?この高校それなりの進学校だぞ?」


確かに高校で毎日寝てる奴が中学では真面目でしたなんて事はまずない。

大体毎日寝てたし。それをこいつらも知ってるし。

ホントのこと言うと小・中・高校内容は大体把握している。

その事はまた今度話そう。


「受験前は結構勉強したんだぞ。ここに入る為に」


「おまえここにそんなに憧れてたっけ?」


「いんや、特に。姉さんが入るんだったらいい所に入れと言うモンで。目指してたのより一つランク上げたってだけ」


「それで入学できるってのも凄いけどな」


そして、そのまま駄弁り続けて分かれ道に着いた。


「じゃあ今日はコレで。また明日な太郎、拓也」


『おう、じゃあな』


ここからは一人で帰るんだが、今の時間は5時30分かじゃああいつもここ通る頃だな。

会う前に帰るか?いや、急がずいつもどおりで帰ろう。って言うかあいつ守るために陰陽師始めたんだしこの時間帯で確実に出ないってわけでもないんだから。一緒に帰った方がいいだろう。





どうでしたか?

良かったら感想とかください。

返事はしますので。

後、『少年と少女の物語』の方も一度見てみてください。


それと、こういった宣伝まがいのことはもうしませんのでご安心を。

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