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めっちゃ可愛い人におはようって言われた

 気がつくと私は夜空の下で寝ていた。さっきまで残業していたおかげでバッキバキだった体が嘘みたいに軽くなっていた。


「、、、あれぇ、私、確か仕事終わりにネカフェに行こうとして、、、」


どうして今私はこんなところで寝ているのか思い出そうとしたが、


「だめだ、何も思い出せん、ただなんか腹がめちゃくちゃ痛かったのは覚えてるんだよな〜」


と、早々に諦めて異常に寝心地のいい布団に体を埋めていると。


「あら、気がついたのですね、よかった。」


と、誰かが話しかけてきたので、あわてて体を起こした。


「おはようございます。お身体の調子はどうですか?」


めっっっっっっっっちゃ可愛い人だった。


「え、あ、えっと、、、はい、その、大丈夫です、、、」


私はいきなり現れた天使(にしか見えないほど可愛いのだが)に渾身の人見知りをかましてしまい、内心動揺が半端ないことになっていた。

でも私はれっきとした大人なのでこの程度のことで緊張するほど落ちぶれては、、


「ふふっ、そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ。リラックスリラックス。」

「あ、あの、、、その、、、はひ。」


ごめんなさいめちゃくちゃ緊張していました。だって気がついたらいきなり満点の夜空だしベットはふかふかだしこの子はもう神様からうまれたとしか考えられないほどの美人だしでもうわけがわかんないんですもん。


どうしようどうしようと脳内会議が激しく踊っていると、その美人さんが優しく話しかけてくれた。


「まずは自己紹介からですかね。初めまして、リリエルです。一応下っ端の神やってます」


神本人だった。


「か、かかか、川上、、、ゆ、ゆゆ、ゆい、です、、」

「私が高貴なる存在だから本能的に恐れている、、、ってわけではなさそうですね。ゆいさん、さては相当な人見知りですね?」

「うぇ!?、あの、そうかも、、です?」


というよりかこんな美人今まで見たことなくてどう接したらいいかわかんないだけで、職場の人とかとはちゃんとコミュニケーション取れていたと思う。確かに職場で仕事以外の雑談とかできる仲のいい人はいないけれど、それでもコミュ障ではないと思う。


「一応言っておきますけど、ゆいさんは職場でもちゃんとコミュ障でしたよ。」

「うぇ!?な、なななな」

「神には全部お見通しです。」


そう笑顔で言われてしまった。そうか、私って職場でもコミュ障だったんだ、、、


「そんなに落ち込まないでくださいよ。話が進まないじゃないですか。」

「私って、何にも成長してなかったんだな、、、」

「いや、そんなことないと思いますよ。だってあんなブラックな職場でも頑張っていたじゃないですか。」

「そうかな、、、わたし、ちゃんと頑張れてたかな、、、」

「さっきまで吃りまくってた癖に何でネガティブなこと言う時だけそんな饒舌になるんですか。大丈夫ですよ、ゆいさんの頑張っていたこともだめだったところも全部見ていたので。」

「う、うううう、、、」


いきなりそんな優しいこと言われると、私、、、わたし、、、


「あらあら、泣いちゃいましたね。まぁ、相当疲れてたみたいですし、落ち着くまで見守っておきましょう。」


女神様は優しい方だった。

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