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とある実験

「ちくしょう、バイトまたクビかよォ!!」


コンビニエンスストアの前で響き渡る声……

男はまわりの人間の目も気にせず叫んでいた。


この男の名前は西新 荅。一応有名大学は卒業しているが、就職先が安定せず、フリーターとして生きている。

それは何故かと言うと…


「職場アンケートで無能ハゲ【店長】じゃなくて俺を店長にしろと書いただけなのに!なぜダメだったのだ…」


そう!このあまりに自己肯定感が強すぎる性格である!

彼は最初に就職した某大手企業でも同じように職場アンケートに俺を社長にしろなどと書き、クビになったのだ。


大声で愚痴を言いつつ、自宅に帰ろうとしていると、寂しげなポスター棚の中に一際目立ったポスターがあった。


「ん?何だこのポスターは」


見るとポスターには、 急募!ただいま今世紀最大級の実験をしており、実験体を募集しています!報酬は2億円です!

年齢、性別問いません!ぜひ実験体になりたい人は我が

研究所に来てください!! 株式会社 しずく

と書かれていた。


荅はポスターを全面見通したあと、ニヤリと笑い

「フッハッハッハ!!やはり神は俺を見過ごさなかったのだ!俺はこの2億を手にし、株を買い、このクソみたいな 人生 を変えてみせるぞ!」


荅は甲高い声を上げながら、自転車と同じくらいのスピードで家に帰って行った。


早速家に着いた彼は、自宅にあるパソコンを起動し、株式会社しずくについて調べた。


「ふむふむ。うわっ!なんだこの厨二病単語がアホみたいに並んでいるサイトはっ!」


今まさに我の邪王真眼が覚醒し、世界を征服できる力を手に入れた!この力を試したい愚かなる愚民どもよ、サイトのこのボタンをクリック!…と書かれている。


「ここの運営どうなってんだよ…まだあの無能ハゲ店長の方がマシだぞ…」


愚痴愚痴と言いながらも、サイトを進めた。


調べてみたら、まだ実験体の仕事はまだ誰も応募してないようなので荅は


「いざっ、2億を目指してェ!オラァ!!」


長々しく書いてある説明文など読まず、速攻に押した。

するとサイトから場所、日時、持ち物などが書かれたページが出てきた。


「12月25日午後12時、夏葉原駅近くの研究所集合か。持ち物は……今すぐ戦いができそうなものぉ!?ろくに説明文を読まず応募してしまったが、今更とてつもなく心配になってきたぞ……」


荅は心配をしつつも、2億のためならと覚悟を決めて実験日が来るの待つことにした……


さすがに荅は身の危険を感じたのか、実験日までに筋力トレーニングに励むことにした。


「あのサイトから漂うやべー匂い…こりゃぁかなりのトレーニングが必要そうだぜ」


実験日までは残り1週間、彼は1日にランキング、ダンベル上げなどのトレーニングを疲労骨折を起こすのではないかと思うくらい激しくおこなった。


そして実験日当日の夜…彼は1週間で無理やり仕上げた細マッチョボディに惚れつつ、俺はここまで鍛えたのだ、どんな実験でもかかってこいやぁ!というかなりの自信に満ちた感情をしていた。


そして午後11時15分、荅はバットやエアガンなどの一応戦えそうなものをもち、夏葉原駅に向かうために家を出た。


町はリア充で溢れかえっており、荅はリア充を不愉快極まりない大声で


「へっ、こいつらなんてどうせ不純異性交友して終わりだ。ざまぁねぇーなバーカバーカ!」


まわりのリア充からキモっ!きっしょ!などとボロクソに言われたが、荅にとってはこんなことは慣れたものなので差程動揺はしていなかった。


見てるこっちが恥ずかしくなるような行動をとりつつ、目的の場所が見えてきた。


その研究所は、色々なアニメの張り紙が貼られており、オタクハウスなのではないかと思うほどの見た目だった。


少々見た目はあれだが、きっと中身はまともなのだろう!と荅は自分自身を納得させ、研究所まで歩いていった。


「めっちゃくちゃふざけた研究所だとは思うが、夏葉原に研究所を持つ当たり、金はかなりあると予想しておこう。」


そしてついに研究所に着いた…









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