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3-2:初授業

読者の皆様、おはこんばんにちは!

Nakiです( ^ω^ )


皆様のブックマーク登録&評価、そしていつも読んでいただきありがとうございます!


非常に励みになります。


もちろん登録はしていないけど、読んでるよって方もありがとうございます!今話もぜひお読みください。


【新作投稿のお知らせ】

元Sランク傭兵は転生して王族になりましたが、転生して得た模倣魔法は一流にはなれないと言う理由で王族を追放されました。 ~模倣はオリジナルを超え超一流へと至る~

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38話:初授業



遂に迎えた王立学園入学の日



この国の貴族の子息たちが一斉に集う貴族科。



商家の子息や入学試験で優秀な成績を収めた平民たちが集う一般科。



貴族棟と一般棟が存在し、互いが接する機会は選択授業の時のみだ。



オレは貴族なので貴族科だ。そして学園でのクラス分けは戦闘職クラス、生産職クラス、その他職クラスの3クラスに分けられる。



オレは精錬術師のだから戦闘職クラスでも生産職クラスでもあるので、どちらのクラスにも在籍となった。



といっても、この学園は与えられた単位数を取れば好きな科目を受けることが出来る。



選択科目は代表的な各職業の科目がメインだ。オレはハウゼン領のためになるであろう科目を受けるつもりだ。



もちろんそれは、俺自身が勉強するというわけでなく、その科目を受けている生徒たちを見るためだ。



貴族の子息たちといっても、3男とかであれば、お家から出ることになるだろうし、そういう者たちは就職の場として考えているやつもいる。



特に平民もだ。だから良い人材がいればスカウトするつもりだ。そう考えないとこれから3年間も学園にいられない。



まぁ王都に、店を構えないと行けないから人材は今めっちゃ欲しい状態なんだけど。



信用できる者でないといけないから難しいかもしれないが、とりあえず条件面さえ合えば、あとは人柄を見て判断するつもりだ。





ということで、とりあえず戦闘職クラスへと入る。



ガラ



ザワザワ...




1列5人。それが6列で合計30人。それがこのクラスの人数だ。もちろん他にもクラスがあるが、覚えきれるものでもないから、その都度知っていけばいいだろう。



今わかっているのは、ここにいる連中は全員戦闘職だということだ。



後ろの端の席が空いているようだから、そこへと座るとちょうど良く、チャイムが鳴った。



すると、独眼竜を彷彿とさせる眼帯をしている、筋骨隆々のスキンヘッドが入ってきた。



もしかしてあれが教師か?スキンヘッドの男は教壇へと立ち、話し始めた。




ドンッ!



「初めましてだな。オレはこのクラスを担当する元王国騎士団副団長のダレン=シュタットという。宜しくなお前たち!」



王国騎士団副団長と言うとアレックスさんの前任ということだな。それにしてもあの人が副団長か。それなら団長は一体...



「それじゃあ、まずは一人一人挨拶してもらうとするか!良し、それじゃあお前からだ!」



ガタッ


「は、はい!僕はメル=ボルン子爵の三男で、名はパーク=ボルンと言います。職業は【支援術師】です。宜しくお願いします!」



パチパチパチパチッ!



「オレだな。オレはザール=ブリュッケン伯爵の長男、名はキール=ブリュッケン、職業は【魔法剣士】だ!」



パチパチパチパチッ!



「私は......」



「わたくしは......」



「僕は......」




次々とクラスメイト達が自己紹介をしていく。もうすでに名前は覚えれていない。前世でもそうだったけど、人の名前を覚えるの苦手なんだよね。



ただ、今まで会ってこなかった職業の持ち主の顔はなんとなく覚えている。



そしてオレの番になった。



「私の名前はアレン=ハイデルブルグ。ハイデルブルグ子爵の長男です。職業は【精錬術師】です。宜しくお願いします」



ザワザワ...


~精錬術師ってなに?~


~聞いたことないよ~



まだ認知度は低いよな。魔法剣士みたくわかりやすくないもんな。



「えっと、一応補足しておくと、【精霊術師】と【錬金術師】の特別職です」



ザワザワ...


~欠陥職と不遇職の特別職かよ~


~人生終わってる(笑)~


~よりにもよって戦闘職最弱の精霊術師かよ~


~あいつと付き合う必要はなさそうだな~



酷い言われようだな。どちらの職業も、ここ数年で評価は上がっているはずなんだけどな?まぁ今までの評価が低すぎたからかもな。




そしてクラス全員の挨拶が終わった。



「良し!今日は初日だから、クラス単位で行う必修科目であるクラス内模擬戦を実施するぞ」



「いきなり模擬戦ですか!?」



「そうだ!全員の腕前を知りたいというのもあるし、お前たちも自分がどれだけできるのか知りたいだろ?全員訓練場までついてこい!」




入学初日からいきなり模擬戦になるとは予想していなかったな。



クラス全員が訓練場へと着くと、ダレン先生がとんでも発言をした。



「よし!ここで模擬戦を行うが、対戦相手はオレが決めさせてもらう。異論は認めない。いいな?」



「「「「はい!」」」」



既に教師の圧力に負けてクラスメイト達が若干萎縮してしまっている。無理もないか。



ただ一つ気になるのが異論は認めないと言ったとき、オレを見ていたような気がしたんだよな。気のせいか?




「模擬戦だが...アレン=ハイデルブルグ 対 他全員だ!」




......はい?



今何て言ったこのスキンヘッドは!?聞き間違いか?オレ対全員って聞こえたぞ?



周りを見てみると、全員がこちらを見てオレのように困惑しているようだ。



そうしていると1人の男がスキンヘッドに聞き直した。



「すいません。今、あそこにいる精錬術師とかいうアレンってやつと、他全員って聞こえた気がするんですが、オレの聞き間違いですよね?」



全員がスキンヘッドへ視線を向ける。その視線を受けたスキンヘッドは気にしない素振りで答えた。



「気の所為じゃないぞ。オレは確かに、そこにいるアレン 対 他全員と言ったぞ!」



これには先ほど質問した男を含めクラスの大半が、怒りを露わにしている。



「それは私たちを馬鹿にしているのですか?」



「そうだそうだ!」



「いや、違うな。これは精霊術師という役立たずを叩きのめせという先生の配慮なのでは?」



「確かに!欠陥職の役立たずは貴族に必要ないからな」



「「「ですよね?先生?」」」



ついさっき自己紹介した程度だっていうのに、お前たち息ピッタリだな!



元王国騎士団副団長ともあろう人が、そんな弱い者いじめを推奨するはずがないと思わないのだろうか?



まぁ万が一そうだったら、即刻陛下にチクりに行くところだがな。オレには陛下というジョーカーがついているからな。



「お前たちは馬鹿なのか?精霊術師は役立たずなんかじゃないぞ」



「ですが、精霊術師は戦闘職最弱の代名詞ですよ。我々が負ける理由なんてありませんよ!」



「まぁいい。論より証拠だ。今から模擬戦を開始するぞ。全員位置につけ!」



このスキンヘッドはオレの実力を知っているんだな。まぁ知っていて不思議ではないか。



元王国騎士団副団長なら5年前の騎士団候補との模擬戦も知っている可能性が高いからな。



それならオレ対全員というのも納得だしな。ぶっちゃけ全員でも負けない自信しかないしな。



全員準備ができたようだ。


「はじめ!」

本話を最後まで読んでいただきありがとうございます。


更新の間隔が少し空くかもしれませんが、引き続きよろしくお願いします!


「面白い」「次話も楽しみ」など思っていただけたら、とても励みになるので、

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