序章 ゲーセンにいるガチ勢って雰囲気やばいよな#01
『あーまじかよ!フルコン逃した!!!』
最近はゲーセンで音ゲーするのが俺のお気に入りだ。
『もっかいやるか、、』
その時、100円を入れようとする手が止まった。
嫌な汗が額から頰へと流れている。
ガチ勢来た。やべーどーしよ。
二台あるからやるか?でも怖いな。って
何やってんだ俺!こんなことで帰るとかアホか!
とりあえずガチ勢がやってるから覗いてみた。
俺は決心を固めた。
帰ろう。
俺はチャリを漕いで家の方に向かっていると
同級生がいることに気づいた。
『加藤と高橋だ!』
俺は咄嗟に道を曲がってコンビニの方に向かった。
また汗をかいてしまった。
喉でも乾いたので好きなジュースを探していたのだが
見つからない。店員に話す勇気もない。
でもどーしても飲みたいなー、、、
勇気を出して始めて店員に話しかけようとする。
『あ、あのー』
〔どうかなさいました?〕
『あの、モ○スターエナジーってどこで、すか?』
か、かわいいいいいー!!
二次元の嫁が一番だと思っていたが三次元に
こんな可愛い人がいたなんて、、、!!
〔ああ、モンスターエ○ジーはこちらに、、〕
なんか無性に恥ずかしくなってきて、
顔がどんどん赤くなってくるのがわかる。
『あ、あのいや、いい、です』
そう言い残して走って外に出た。
『可愛かったなー!あの人!』
ガチ勢に会った時はビビったけど
いいこともあってよかった!
昔は女の人と話すこともできなかったのに
話せることができた!気分を良くして
スピードを上げていると、俺は盛大にこけた。
そういえば前見てなかった、、、