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糸川町史  作者: 射命丸文
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愛知県での恐慌騒ぎ

高蔵寺町(現在の愛知県春日井市高蔵寺町にあたる地域)と岐阜県土岐郡多治見町(今の岐阜県多治見市にあたる地域)の間に糸川町がある。官営鉄道(今のJR中央西線)は1900年7月25日に開業してはいたが玉野信号所があり列車が通過するだけで停車場(駅)が存在しない小さな町であった。転機が訪れたのが大正9年8月15日。玉野信号所が糸川「仮停車場」に昇格した。そのまま大正13年元旦まで糸川「仮停車場」であった。そして大正13年元旦、糸川駅になったのである。当時の町民は駅の周りに群がり、大喜びであった。昭和に入り、昭和3年にホテルが出来て一応、財政は潤ったが、当時は1年前の3月14日に片岡大蔵大臣が「東京渡辺銀行が危険な状態であります」と失言をやらかしてしまい、預金者は終業間際の東京渡辺銀行に殺到、取り付け騒動が起き始めた。姉妹行である豊岡貯蓄銀行も同時に閉鎖、各地の銀行は次々に完全につぶれていった時期であった。

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