表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ロードアレスター  作者: ネリネリネルネ
8/125

森の人間

アレックスは獣道を歩く。

獣道に落ちている糞を確認しながら進んでいく。

「よし、また草食獣の糞だ」

コロコロした糞を拾うと腰袋に入れていく。

「しかし、ブレストプレートって歩き辛いなぁ」

アレックスが踏み出すたびにパタパタと胸に当たる。

獣道を行くと前方からパチパチと何かが燃える音がする。

アレックスはブレストプレートを手で押さえ、草むらに隠れる様、中腰で慎重に様子を伺う。

そこには3つのテント。

腰に骨で作ったであろう斧を持ったオスゴブリンが3匹。

赤ちゃんを抱くメスゴブリンが1匹居た。

オスゴブリンとメスゴブリンは頭を叩き合っていた。

(なんか…凄いな)

アレックスは人生で何度かゴブリンを見た事があるが、いずれも奴隷だった。

暗い目をしていたが、このゴブリンは違う目に力がある。

(矢は…3本か、しかしゴブリンって食えるのか?殺すのも、ちょっとやだなぁ)

そんな事を考えているとオスゴブリン達は歩き始めた。

アレックスはオスゴブリン達を尾行する事にした。

(オスゴブリンが充分離れたらメスゴブリンを襲うか、オスゴブリンを襲うか決めれば良い。)

アレックスは迷いを後回しにして、ゴブリン達を意識しながら高地を進む。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ