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遺書
スミレへ
あなただけが自分の生きる希望でした。たとえ、全人類が私に刃をむけても、あなたが微笑みかけてくれれば、きっと私は生きられるでしょう。全人類より、あなたの方が大事です。人の命を比べるなんてと、あなたは思うかもしれません。所詮、私はその程度の人間です。
この手紙を読んで、あなたは自分のせいで、と思うと思います。あなたの心を傷つけると思います。
あなたが傷つく必要は、ないとは書きません。だって、私は最低な人間だから。あなたの心に傷を残せて満足です。
追記 書くか書かないか迷ったのですが、どうせなら、ってことで書きます。
あなたが好きでした。
同性にこんなこと言われ(書かれて)もこまるだけだと思いますが、ごめんなさい。いいことと悪いことは同じだけおこるのは間違えていませんでした。そろそろ、追記のほうが長くなるので失礼します。