Frash water cram
―――しじみ魔法ガックエーン―――
毛糸「今日も魔法の課題だるいな…あんな魔法できるわけないだろ」
ゆっき「いや、それ幼稚園生でもできるレベルの魔法だろ、今更教授がこの課題出すなんてどんだけ成績悪いんだよ」
毛糸「じゃあそういうゆっきはできるのかよ」
ゆっき「え、幼稚園生の時くらいには終わったけど」
毛糸「えっ」
ゆっき「なんかおかしいこと言ったかな」
毛糸「…嘘じゃなくて?」
ゆっき「あんな簡単な魔法できないって嘘ついてどうすんだよ」
毛糸「えっ、あっ、それは~…」
ゆっき「ま、課題頑張れよ。」
毛糸「…頑張ります」
ゆっき「あ、そうだ。毛糸 ‟毬藻” ってやつ知ってる?」
毛糸「え、何その川沿いで生い茂ってそうな雑魚は」
ゆっき「え、この辺じゃ結構有名だったはず…教科書にも載ってたぞ…?(ガサゴソ)」
毛糸「そんな教科書読み漁ってどうしたんだy」
???「あいつ、まり様のことをっ!一生許せん!!!」
ゆっき「今誰かいなかったか!?」
毛糸「へ?気のせいなんじゃない?」
ゆっき「絶対いたような…まあいいか。課題頑張ってな!俺はそろそろセキュリティ落とす練習しなきゃいけないし」
毛糸「頑張れよ~」
―――毬藻城内―――
???「まり様っ!報告にまいりました」
毬藻「かり様やっほ~(?) あのクソガk…毛糸の様子はどうだった?」
ポテト「本当に許せないです!まり様のことをそこら辺の川に生い茂ってるクソ雑魚だと言ってたんですよ!?」
毬藻「あんの毛糸め…毬藻は湖とかの綺麗なところにしか生息できない神のような生物なのに」
ポテト「ですよね、やっぱりまり様は崇めるべき存在だぁ」
毬藻「なんか恥ずかしいw(?)」
ポテト「そんな照れんなって!(?)」
毬藻「ま、とりあえずあのガキをつぶしに行かなきゃな…」
ポテト「そうですね、まり様のことを侮辱されたので私もボッコボコにしてやります!」
毬藻「じゃあとりあえず毛糸がどんな実力か調べてから痛めつけてやろう」
ポテト「じゃあわたしg
毬藻「かり様が行くとボコボコにしちゃうから…それに一応私もいつ襲われるかわからないし護衛が欲しいからね。」
かり「まり様の言うことなら…分かった!」
あす「ん、呼びましたー?」
ポテト(恐ろしく速い影移動…私じゃなきゃ見逃しちゃうね!)
毬藻「うん、ちょっと毛糸を殺さない程度に痛めつけてほしいんだ」
あす「こんな感じかな?w」
かり「!?…いつの間に後ろを…?」
あす「影移動使いこなしてるからね」
毬藻「それなら大丈夫そうだね、気を付けていってきてね~」
あす「了解しました、行ってきます!」
毬藻「あすならいい感じに痛めつけてくれそうだね。」
ポテト「そうですねぇ、私も毛糸痛めつけたいな^^」
毬藻「いずれその時は来るよ。その時までにしっかり用意はしとかないと」
ポテト「あの毛糸に私が負けるわけないけど一応練習はしときますね!」
毬藻「うん、頼んだ~(?)」
*雑草「へぇ~、なかなか面白くなってきたじゃねぇか」
―――通学路の森
毛糸「あの先生また居残りしに来いとかめんどいな…」
まお「そんなにあの魔法難しいかな…わからないところあったら教えるよ?」
毛糸「え、教えてくれるの!?」
まお「全然いいよw」
毛糸「ありがてぇ~」
ゆっき「あ、いたいた」
毛糸「お、ゆっきじゃん」
まお「…あ、えっと…初めまして、かな?」
ゆっき「あ、どうも~(?)うちの毛糸ちゃんがお世話になっております~(???)」
毛糸「いやおかんかよ」
ゆっき「けいちゃん!?宿題やったn
毛糸「なんでそうなる」
まお「えっと~…ゆっき…さんかな?よろしくね~」
ゆっき「あ、よろしくお願いします」
毛糸「にしてもそんな急いでどうしたんだよ」
ゆっき「この学校付近のセキュリティハッキングして生命反応見てたんだけどさ」
まお「え、ハッキング?」
毛糸「ゆっきは詳しくは知らないけどハッカーらしいね」
ゆっき「そうそう」
まお「なんか…すごそう」
ゆっき「それで自分を除いて毛糸の近くに3つの生命反応があったんだけど、毛糸に2人も友達いなさそうだから気になって来てみた」
毛糸「えっ」
まお「…っていうことはこの辺にもう一人誰かいるのかな?」
毛糸「そんな怖いこと言うなよ~」
ゆっき「でも防犯カメラとかにも黒いノイズが走ってたから誤作動ではなさそうなんだよね」
毛糸「…つまりどういうこと?」
ゆっき「まぁ、この辺にもう一人」
まお「…ん?あっ、伏せて!!!」
ゆっき「!?」
毛糸「…ふぇ?」
メキメキッ…ドサッ
ゆっき「あぶねぇ、木が急に倒れたぞ」
まお「やっぱり機械の誤作動なんかじゃない、誰かいる」
毛糸「あっぶねwあとちょっとで木に殺されるところだったw」
ゆっき「んなこと言ってる場合k
あす「…バレるなんて。暗殺できると思ったのに。」
まお「普通に侵入者だし、ちょっと私、先生呼んでくるね」
あす「…そうはさせるかな?」
まお「…!」
ゆっき「結界…だと…!?」
毛糸「かっけぇぇぇ!!!結界って実在するんだ!」
あす ゆっき まお「えっ…」
毛糸「ん?なんか変なこと言ったかな」
ゆっき「よくこんな状況でそんなことが言えるな…」
まお「どんだけ成績やばいんだろ…」
あす(思ってたより弱そう)
毛糸「えっ」
ゆっき「…逃げ道を失ったな」
まお「私はどうにかしてここから出る方法を探してみる」
あす「…ちょっと調子を崩されたけど…毛糸。お前を殺しに来た。」
毛糸「えっ俺?」
ゆっき「なんでかは知らないが俺の親友を殺そうとするなら容赦しないぞ」
あす「…じゃああなたからね」
ゆっき「ピギャッ(死)」
あす(え…?これで死ぬの?弱すぎじゃない…???)
けい「ゆっきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」
あす「…毛糸が目的だからあんな雑魚は知らないわ」
けい「え、おr(遺言)」
あす(この人たち弱すぎじゃない???もう二人死んだんだけど?????)
まお「えっ…よわ…けいはともかくゆっきさんってあんな弱かったんだ…」
あす「あ…じゃあ…またね(?)」
まお「あっ…はい…(?)」
―――完―――