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KAKEZI !

作者: うぼけん

私は人生というものが嫌いだ、嫌いなのだ。

私は時を駆けることが出来る能力を持っている。だが、発動条件がよく分からない。そのことをそういう類に詳しい友達に相談したらその友達曰く「自分の本当に必要な時に時に駆けることが出来るらしい。」でも、何故?私は私の親友が死んでしまった時に時を駆けて助けようとした、でも、時間は戻らなかった。

彼女は、私にとって本当に大切なはずだった、あの友達からそれを聞いた時に私は私の心が理解出来なくなった。

でも、テストを満点で取りたいと思った時には時を駆けることが出来た。なに?自分のテストと親友の命を比べた時に自分自信のテストの方が勝ってしまうって事なのか?何故だ、何故なのだ、理解が不能だ。でも、もうこの能力を使う事はないだろう。

~時は流れ10年後~

何があろうと私はこの人を愛する。死が二人を分かつまで私はこの人と幸せに暮らす。

人生ってなんでこんなに山あり谷ありなんだろうか、彼女が死んだあの時は絶望が自身の周りに、この人と結ばれた時は自身の周りに幸福が。でも、これは人生である。それが普通であるのだ。 

でも、人生にはやはり谷がある。それがあの人が私の場合あの人と離れることだった。

あの楽しかった日々は何処へやら、絶望でしかない。

だから、嫌いなのだ人生というものは、

でも、私には1つの希望がある。言わずとも分かるだろう。

私には本当にあの人しかいないのだ。頼む。

それは成功した。

しかし、それは別の方向に。

私は私の親友が死ぬ直前に戻っていた。

なんで、今ここに戻っちゃうんだろうな、でも、ここで彼女を助けることが出来れば!

今度は間に合った、遂に叶った!あの日に願ったアレが!

その時、私は眠ってしまった。


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