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ビバ☆就活体験記  作者: マナブハジメ
第四章「面接と、リクルーターと、魔法の言葉」
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三月三十日  谷本直毅

 三月三十日  谷本直毅


 あ~。メール来ねえよ黒報堂そしてディー・ケイ・ツー。今までのペースから考えるにもう連絡来ててもいいはずなんだが。落ちたか……。落ちたのか……。明後日から四月だよ。怒涛の商社デーが始まるよ。その前に天通の結果が届くよ。なんかもう大詰めだよ。大詰めっていうか、始まってもないのに追い詰められてるよ。ここにきて至った結論。一人で考え込むのはすこぶる良くない! 山井さんが言ったように、やっぱ就活は楽しまにゃ。人生楽しんだもん勝ちって言うじゃない。だったら進路の一翼を担う就活も、楽しまにゃ、こりゃもう大損こいてる赤字奮発大決算。

一日くらい勉強したところで大して変わらないって。面接官は俺らがテクテク歩いてきた人生を見てるんだって。だったらもう楽しまないかんのだって。ハッピースタートがハッピーエンドを招くんだって。そして何よりハッピーターンはうまいんだって。止まらないからやめられないんだって。ということで。

明日は中林の家で鍋パーチーだい! 翌日商社の筆記テストだい! そんなの知るかーい! 酒は飲んでものまれるな! ビバ☆金ゼミ鍋パーティー!


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