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ビバ☆就活体験記  作者: マナブハジメ
第四章「面接と、リクルーターと、魔法の言葉」
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三月一一日  谷本直毅

 三月一一日  谷本直毅


 ディー・ケイ・ツーの一次面接行ってきた。二対三の集団面接。三が俺たち。聞かれたことは一分自己紹介と、ESに沿った質問だった。しかし一つだけユニークな質問があったから書いておく。「干支に新しく一匹加えるとしたらなんですか? 理由とともにお願いします」というものだ。これは、浮かんだ人からの挙手制でした。ちなみに俺は一番最初にネコと答えました。理由は、気ままなスローライフの提案とか言ってしまった。なんちゅーつまらん理由であろう。少々落ち込んだが言ってしまったもんは仕方ないと即座に切り替え、残り時間を万事つつがなくこなした。はっきり言って自信あり。少なくとも他の二人よりは出来がいいと思う。若干早口になってしまった気もするが、悪い印象与えるまでには至ってないはず。明日までになおしとこう。何せ明日は黒報堂。やるっきゃない! ここでやらんと男でない! んじゃ。今日の反省して明日にのぞむわ。その前に豚キムチ食ってくる。バイチャ。


(追加)  田中麻美


 谷本君。私は、ディー・ケイ・ツーはESで落ちたから、面接まで言ってる谷本君が羨ましいです。でもその分私は明日の黒報堂にかけてます。私なりに対策してきたつもりです。だから、準備万端です。二人ともいい結果が出るように頑張ろうね。それじゃあ。ばいばい。


(追加)  二条院


 麻美さんなら絶対、受かりますとも、受かりますとも。谷本は空気読んで遅刻しろ。

 ところで麻美さん。一四日は大学におられるでしょうか。ご返事くださればご幸い。

以上です。


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