怜という名の人物は
「おはよー、怜」
れい………俺、そんな名前だった
「怜??」
「そうだよ!君は怜」
そう言って笑う彼女には見覚えがある。
「私はだーれだ」
「お前は葵だろ」
「正解!!!!」
俺は他の人の事は覚えているのに、自分の事を覚えていない。
記憶障害かなんか、
でも忘れるのは自分の事だけだから、記憶障害に入るかもわからない。
「怜、日記」
「日記??」
そう言って差し出されたのは透き通る様な青色の手帳。
表紙には【Diary】と書かれている。
ページをめくると、自分の出来事が記されていた。
葵を見ると、目を閉じていた。
瞑想タイムか…
彼女は絶対に忘れる事のない病気、サヴァン症候群にかかった。
新聞紙の中の一文字さえ、葵は忘れることはない。
欠けている俺を補うように生きている葵は一緒に住んでいる。
瞑想タイムに入って頭を整理するのが彼女の日課だ。
「葵、学校行くぞ」
「うーん…!!」
はじめまして!!!!
初めて小説を書かせていただきました、五白明無と申します!
何か間違いなどがあればコメント下さい…
それでは、閲覧ありがとうございました!!!!!*´▽`*
次回もよろしくお願いします!!!!!




