表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/9

遭遇


シロガネとソラが御者席で

あとは荷台ですー


タイヤをゴムで加工済みなので

整備されてない道でも

静かに走行中(*´ω`*)


「そろそろテンプレ?」


「テンプレ?(カイ)」


「敵が来るって事」


「!Σ(×_×;)!(全員)」


「まぁー見てて

片付けるし、皆も出来るようになってね」


ユニークの【索敵】に反応したのは

30ほどの群

【千里眼】で覗いてみると

オークとゴブリンの群っぽい


素材的に肉?でいいのかな?


【ツール】で調べてみる。。。。。


 オーク

肉 皮 所持している武器 魔石

討伐証明部位は 鼻


 ゴブリン

所持している武器 魔石

討伐証明部位 右耳 


成る程ー


【ツール】って便利ー

何故かって?

携帯の機能のように

計算 メモ 辞書 記録 ヘルプが

含まれてるからーなのです


読んだ本やレシピも記録出来て

もう一度【ツール】で読むこともおk


シロガネの出番が減っちゃう(´・ω・`)

ドンマイシロガネ


馬車から降りて

群が来る方向に手をかざして

イメージ➰


オークとゴブリンの首が

胴体から離れてしまう感じ


こんな感じかな?


オークとゴブリンが姿を見せ

武器を掲げ襲ってくる


1。2。3。。。10。。15。

18。。24。。。28。。30


数確認終了


イメージしたみたいの

胴体から首がポロリ


暫くは立っていたけど

ドミノ?みたに倒れてしまった


「終わったよー」


「(゜〇゜;)(全員)」


「おーい、今から解体作業するよー」


「あ、はぃ(全員)」


「ライムー」


呼んだら何処からか現れる

スライムのライム

ストロベリーゼリーみたくプルルん


「ゴブリンの処理お願いね

右耳と魔石は残してね」


「(^o^)v」


いい子いい子(*´ω`*)


シロガネは、オーク肉担当


ウルヴ〇リンの如く爪で捌き無双

お肉が飛んだー(´・ω・`)


双子が木箱でキャッチ

さすが猫だね


ジャンプ キャッチ くるくる 着地

の繰返し これって売れる?


ライムがゴブリンをムシャムシャ

カイが魔石と右耳の回収


ソラはオークの皮と武器を回収

サクラは全体の管理と指揮


僕必要?

必要ないよね


「サクラーお散歩してくるー」


「。。。解りましたー」


オークらが進んできたと思う道を逆送


しばし歩くと

村っぽいのが見えてきたけど

あちこちから煙が上がり


絶望的って言葉がピッタリ


消火活動した方がいいよね


火を消すイメージ?

酸素を0にしてみる?

水をドバァーっ?


生存者がいた時の事考えると

んーーん!


千里眼で探したらいいじゃん


早速 早速 


反応は5

村の奥の方にある小さな教会

急いで向かう


教会にはまだ火の手は回っていなかった

けど教会への道には沢山の

人だった肉片が落ちていた


オークとゴブリンの食べ残しかな


そのままにしとくのはアレなので

肉片に片っ端しから火葬しました

ナームーm(__)m


教会の扉は開かなかった

仕方ないので無理やり

( ・_・)ノΞ●~*  


何をしたって?

取っ手を持って

ギャクパカです


教会は押して開けるタイプでした


なんでギャクパカが出来たかって?


んーレベルがカンスト?

してるからー!щ(゜▽゜щ)


ケンカは売ってません

尚且つ売ってもいません

バトルもしてません

まだ知っての通り

オークとゴブリンしかしてないです

糞ワンピの魔の手だと推測します

レベルMaxとかやる気阻害攻撃を

現在進行形で喰らってます

なので被害者です。


気付いたのは

昨日のお風呂です

シロガネをホールドしたまま

水、風魔法で綺麗に洗ってる時です

シロガネがどんなに抵抗しても

僕から逃げられないのは

おかしいってなって

ステータスを見るっと


HP MP は100万越え

STR DEX VIT INT AGI MND 

はMax値1000

LUKは宝くじを引くと

必ず当たるって感じかな


ある意味人生の楽しみがないです

これでもコツコツ派

糞ワンピの魔の手です


折角教会なので


あー神様ーこの糞ワンピを苦しめてください

 


「誰かいますかー」


シーーーん


「助けに来ましたーー」


あれれ?


えーと【千里眼】

奥の部屋にいるみたいだね


ガチャ っと


「誰だ!」


ドア開けたらシスターに刃を突き付けられた


シスターって神様の嫁さんだよね

これは鬼嫁だ

神様ードンマイ(´・ω・`)


「旅の途中、煙が見えて駆けつけました」


嘘じゃないもん

ホントでもないけど


「小さいのにか?」


「小さくない」


「まあいい。この子達を頼めるか?」


シスターが隠すようにしていた

子供だけが入れそうな小さなドアを開けた


「この中に?」


「そうだ。この子たちは

昨日生まれたばかりで

今日、教会で祝福を授ける予定だった」


「祝福?」


「名付けの事だ、だがオークらの群が

襲ってきて村の連中はこの子を守るため

戦いに出た」


「誰も戻って来なかった?」


もっと早くここに漬いていたら

助けられたかな?


「ああ、村の生き残りはこの子達だけだ」


「シスターは?(・_・;?」


「私は、こんな状態だ」


シスターの紺色の服で解らなかったけど

かなりの深傷を負っていた


「これは!」


「教会の扉を閉める時にな。

気にするな」


ニコッと笑うシスター


「回復魔法でー」


「血を流し過ぎた。

この子達を頼んだぞ」


「はぃ」


「間に合って。。。。良かった

ありがとな」


シスターは僕の頭を

クシャクシャと撫でた


「任せて」


息を引き取った



人の死って辛いんだね

理苑が死んだ時も

こんな感じだったのか


まあ考えても仕方ない

この子達を連れて馬車に戻らないと


どうやって運ぼう?


【錬金術】で何か出来るかな?


【家具】でえーと【赤子用】


双子用簡易ベッド改?


赤ちゃんを二人寝かせたまま

運ぶことが出来るベッド?


チャイルドシート的な?

これにしよう


 チン  チン


2つ完成ー


赤ちゃんをベッドに入れてー

落ちないように薄めの毛布で固定

よし

  出来た


出ー発

もう暫く起きないでねー


双子用簡易ベッド 基

大きめのバスケットを両手に持ち

馬車までダーーッシュ


赤ちゃんには風魔法で空気抵抗など

一切ありません


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ