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9、時計に変身だよー。本当だよー。

 ジリリリリ!! バカボコ! 

「ひでぶ!?」

 効くねー。この目覚まし叩き起こし時計。

 手を後ろに組んで、可憐な少女のようにスキップします。はい、今日も順調です。

 朝ご飯何にしようかな。よし朝ごはんは空気に決めた。すうーはー。すーはー。ああ、うまいな。

 今日は目覚まし時計に変身するよ。いいよね。本当? ありがとう。

 まずは着替えよう。

 クローゼットを開けたよ。いっぱい服があるね。よりどりみどり。悩むー。よし、決めた。下はスカートで、上は『ひじき』と書かれた黒いTシャツ。スカートの下はふんどし。決まり。じゃあ出かけよう。外は雨だ。

 ザーザーザーザーザーザー。凄い勢い。

 僕はゴミ捨て場に行き、時計に変身。

 ピッカピカー。

 雨が僕の銀のボディーをピカピカ輝かせるよ。僕……キレイ??

 あ、雨に混じって黒い影が近づいてきた。

「や、やん。可哀想。時計ちゃん。可哀想ー」

 艶のある髪は黒くて長く、制服のスカートから覗く足はとてもスレンダーな子だった。高校生かな。

「も、もうだめ。が、我慢できないわー」

 時計になった僕は胸にむぎゅっと押し付けられた。

 そして僕は家に持って行かれた。

 僕は家のトイレに置かれた。なんで?

 その理由はすぐに分かった。あの子は狭い所が好きなのだ。だから、トイレを自分の部屋にしているのだ。家族は2つある内のここじゃないトイレを使っているらしい。

 僕は目覚ましのセットをされたので、朝7時半にあの子を起こすことにした。

「へい、彼女。起きな、ベイビー。朝だぞー、そこの女の子」

 ボコバコガシャメキ!

「なんだこのくそ時計。彼女とか言ってんじゃねえ。俺は女装が趣味の男だ。ボケ」

 僕はトイレから遠投され、見事に鳥の巣にホールインワン。

 ちょうど親鳥が虫を運んできたので、朝飯を兼ねて僕は時計からヒナ鳥に変身し他の子供に混じり虫を頂きました。そしてヒナ鳥から、ワシに変身しヒナ鳥、親鳥を捕食し、腹いっぱいになって。お家に帰りました。

 男が女装しているとは分からなかった。

 今日も面白かった。

 僕は家で毛虫に変身し、猫の耳毛に食べられ耳毛の腸内で安らかに眠った。

 まだ、朝だけどおやすみなさい。

 

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