表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/18

15、おにぎりに変身したよー。本当だよー。

 ワオ! 

「ん? なんだ?」

 キツネザル。

「なんだ。テレビ点けっぱなしのまま寝てたのか。ワオキツネザルの特集をやっているんだ」

 今、朝の3時。小腹がすいたな。

 何か食べよう。僕は部屋の窓を開け、蝶々に変身した。

 ピッカピカー。

 そして、部屋を飛び出し、暗い闇の中を花の蜜を求めひらひらと飛んだ。綺麗な赤い花がたくさん咲いている原っぱを見つけたので、僕はそこに行き、蜜を心ゆくまで、味わった。

 家に帰ると『おにぎりの魅力』という番組をやっていたので今日はおにぎりに変身することにした。

 夜が明けると、僕はすぐに外へ出た。そして、長い坂道がある場所へやって来た。

 ピッカピカー。

 おにぎりに変身。すると僕の体が、少しずつ坂道によって動き始める。

 コロコロコロコロ。回転し始める。

 グルグルグルグル。回転速度が増していく。

 バッタを踏みました。おにぎりの具になりました。

 チューインガムを踏みました。具が追加されました。

 茶色い物を踏みました。味噌らしき物が追加されました。

 板が上手い具合に斜め上に反りあがっていました。僕はそこに乗りました。

 大ジャンプです。

 空中で蜂に当たりました。トッピングが追加されました。

 下を見ると川が流れていました。

 ちょうど、お魚さんが呼吸の為、顔を出していました。

 僕はお魚さんの口に突き刺さり、ダーツの矢が刺さったみたいになりました。

 魚の具が追加されました。

 川辺を歩いていた、猫達が色々な具が入った、おにぎりである僕を見て、近寄って来ます。ずいぶんと痩せた猫達だ。!?「耳毛、指毛?」僕は思わず声を出しました。

 耳毛と指毛もしかして、新婚旅行にでも行っていたのかもしれない。僕は勝手にそう解釈し、耳毛と指毛を慈悲の感情で許しました。

 耳毛と指毛は僕を綺麗に平らげました。

 僕は家に連れ帰る為に耳毛のお腹の中で、寄生虫に変身しました。耳毛の方に僕の意識があるからです。

 そして寄生虫になった僕は耳毛の脳内に入り込み、耳毛の体を支配しました。

 そして、耳毛の体を操った僕は指毛を連れて僕の家へ帰りました。

 今日は久しぶりに耳毛と指毛に会った。僕は感動して、2人の側から離れたくなかったので、元には戻らず今夜は耳毛の脳内で眠ることにしました。

 おやすみなさい。

 そして、おかえり耳毛、指毛。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ