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あなたの虜  作者: 七緒湖李
本編
67/161

軟禁生活

扉がノックされたことで部屋にいた全員がそちらを向いた。

窓際に立ち朝日に染まる外を眺めていた澄人も体ごと背後を振り返る。

 

食事を持って現れたのは、この6日ですっかり見慣れたグンネルという女性だ。

カッレラ王国の魔法使いらしい。

波打つ焦げ茶の髪を持ち若葉色の瞳をした小柄な彼女は、明るく気さくで悪い人種ではないのだが、ともかく厄介の一言につきる。

この世界では大自然に宿る精霊という存在が具現化しているようで、グンネルはモアという精霊を操って、この部屋をずっと見張らせているのだ。

おかげで部屋の外には出られず、ジゼルとゲイリーを含む澄人たち三人は、同室に今日まで軟禁されている状態だった。


グンネルの後ろから通訳人としてテディとオロフが入ってくる。

聞けば彼らが首飾りとして持っている言葉の壁をなくす魔法石というマジックアイテムは、質が良いほどアイテムとしての質も向上し、それに比例するように高価であるらしい。

ならばほいほい通訳機を作って自分たち与えてくれることはないだろうと、早いうちに澄人はこちらの言葉は覚えなくてすむという楽な道への期待を捨てた。


いつも通訳はテディかオロフどちらか一人なのだが、二人がそろっているのを見て、何か大事な話でもあるのかと、澄人が部屋の中央にある薄汚れたソファにつくと、ベッドでストレッチをしたいたジゼルもすぐに隣に座った。

ゲイリーは一人掛けのロングチェアを陣取ったまま、視線を向けるだけで動く気配はない。

「ユーフォン、××××××××」

オロフの押すワゴンから食事の乗った盆を三つ、狭いテーブルに無理やり乗せたグンネルが澄人たちに笑顔を向ける。

「ああ、うん、ユーフォン」

澄人がこう言ったとたんグンネルが髪を揺らして彼を見つめた。

「×××××××!××××」


「何?言葉がわかったんかとか覚えたんかとか言うてんか?そんなん毎日、聞いてたらアホでも覚えるっちゅねん。ユーフォンがおはようさんで、チャーコンがこんにちはで、ファバァンがおこんばんは~やろ?ボク、日本人にしては耳ええんやし、語学の勉強かて割りと好きやねん。それにボクだけやのうてたぶんゲイリーかて覚えてんで。あいつも地球におったとき英語以外に2,3ヶ国語話しやったし、本人がやる気見せたらたぶんボクより語学堪能になる才能あんねん。この世界の言葉、覚えていってること隠しといて、いつの間にかそっちの言うてることほとんどわかってるって状態になるんちゃうか?」


ゲイリーは自分の名前が澄人の台詞から出たことに気づいたらしい。

テディとオロフが彼を見たからなおさらだろう。

「スミト、何を言った?」

「おまえが腹黒いっちゅうことや」

わざと日本語で答えてソファに背を預ける。

この6日、軟禁だけでも気が滅入るのに、ゲイリーとも同室というのが澄人を苛つかせていた。

長年のわだかまりがそう簡単に消えるはずもない。


軟禁状態から脱却しようと魔法を使えば精霊に阻止され、その方法では駄目だいやこっちの方がと衝突し、ともかくどこに閉じ込められているのか考えようと、窓からの景色を分析しては意見が食い違う。

そうこうするうちに話し合うこともなくなって、今では個別に情報収集するようになってしまった。

ゲイリーの視線を感じながらも澄人が完全に無視していると、隣でジゼルが疲れたように溜め息をもらした。


(ボクとゲイリーが険悪なせいでジゼルが一番災難やなぁ)


重苦しい雰囲気に耐えかねてかジゼルは拙い英語を駆使して、何とかゲイリーに歩み寄ろうとし、二人の仲を取り持とうと神経をすり減らしていたが、最近はそれも諦めたのか自分なりに気分転換を図っている。

この溜め息はいい加減にしてほしいというところだろう。

(ボクかてどうにかできるもんならしたいわ)

その方法が見つからなくて澄人は苛立っているところもあった。


「××××××。×××××、××××××」

グンネルがテディとオロフに何事かを言うと彼らは頷いて三人を見た。

「ジゼルから要望のあった風呂の許可が下りた。食事のあとスミトとゲイリーはオロフが、ジゼルはわたしとグンネルが湯殿まで連れて行く」

「三人の服や持ち物はこちらで預からせてもらうことに決まった。それぞれ言い分もあるだろうが決定事項だ。覆されることはない」

テディとオロフが揃って部屋に来たのは、二手に分かれるのなら通訳も二人いるということか。


精霊に自分たちを見張らせているがそれはどうするのだろう、と一瞬疑問が浮んだが、問題なくいままでのように三人見張れるのかもしれないと思い直した。

なにしろ朧と玉響に状況を探らせようとしても、グンネルの精霊にまったく歯が立たなかった。

「式」とは神であったり、妖怪であったり、元は人や動物であったりと、さまざまな霊的なものがなる。

モアは自然界の精、つまり精霊という霊的なものの一種だ。

似た存在でありながら朧も玉響も敵わないというのなら、それはモアとの純然たる力の差に他ならない。

そんな精霊を使役するグンネルもまた、並々ならぬ力を秘めた魔法使いなのだろう。


(まぁあの精霊が別の場所の人間を同時に見張れんでも、テディやグンネルちゃんがジゼルを見張れるわけやしな)


自分の魔法が通用しないこちらの世界では、自分など魔法使いと呼べないほどの力しかないような気がしている澄人だ。

それがどうやら悔しいらしいとわかって我ながら呆れた。

魔法協会から逃げたときは魔法使いの自分を嫌っていたはずで、魔法も極力使わないようにしていたくせに……。


風呂と聞いてジゼルは素直に喜んでいる。

が、澄人はカッレラ王国側が自分たちに不満をためさせないよう、いい加減飴を与えようとしていると感じた。

「わたしたちは一体いつまでここにいなければいけない?まだ閉じ込めておくというのならせめて三人の部屋を別々にしてもらえないか」

ゲイリーもまた飴に誤魔化されないらしい。


彼の言うことはもっともだ。

こんな調子でまだ何日も軟禁されては全員がまいってしまうだろう。

「あの、そもそもどうしてボクたちはこんな目に合わされているのかな?ボクとジゼルは望んでこの世界に来たけど、ゲイリーはシモン君のせい――いや、えっと手違いで来たわけだし。それともまさか、シモン君がこっちに戻ってこれなかったのが、実はボクたちのせいだとか思われてるとか?」

英語を使って澄人がそう質問すると、テディが先のゲイリーの質問も含めグンネルに通訳した。

そのままオロフも含め顔を見合わせてしまう。


「×××××」

「え?話すのか?彼らにとっては気分のいいことでは……」

「だが何も聞かされないままここにいるというのはさすがに辛いだろう」

「××××××××××」

オロフに同意するようにグンネルが頷き、

「××××××××。×××、××××××××。××××××××――」

カッレラ語で説明を始めるとテディが隣で通訳を始めた。


「一部屋に三人をまとめて閉じ込めているのはすまないと思う。だがシモン様がご不在である現状、君たちはカッレラ王国に迷い込んだ異世界人という扱いなのだ。しかもスミトとゲイリーは魔法使いのようだし、王国に何らかの脅威をもたらさないとも限らない。そう上層部は判断したんだ。そういう状況だから君たちに個別に部屋を与えることはしないし、逆に纏めている方がモアに見張らせやすいと考えたようだね――……ということだ」

グンネルの言葉をそのまま伝えているらしいテディに、最後は一瞬間があった。

顔を顰めているグンネルにオロフが苦笑いを浮かべているし、何か通訳できないことでも言ったのだろうか。


「わたしとオロフで、スミト……と一応ゲイリーも、カッレラに対して悪事を働くことはないと言ったのだが、すべてはシモン様がお戻りになられてからだと聞き入れてはもらえなかった。力が及ばす申し訳ない」

「俺からもすまん。だが本日夕刻シモン様がコマリ様とともにカッレラにお戻りになる。この状況も今日までだと我慢してくれ」

「え!?小鞠ちゃん、こっち来んねや!」

「もーあの子やっと素直になったのねっ。シモンの喜んでる顔が目に浮ぶわ」

オロフのこの台詞に澄人だけでなくジゼルも声をあげ、言葉はなかったがゲイリーまでもわずかに笑みを浮かべるという反応をみせた。

そんなゲイリーに少なからず驚いていると、澄人の視線に気づいたのか彼はすぐに無表情になってしまった。


(なんやゲイリーがいままでとちゃうような……シモン君のことはともかく、小鞠ちゃんのことはほんまに気に入ってんやろなーって気がすんねんけど)

いまだって彼女の幸せを素直に喜んだから笑ったのではないだろうか。

「ゲイリーってさぁ、もしかして小鞠ちゃんのこと好きなん?」

思わず日本語で問いかけてしまったためゲイリー本人には通じなかったが、ジゼルと通訳首飾りをつけているテディとオロフは理解したらしく、ぎょっとしたようにゲイリーを見た。


「?コマリがなんだ?スミト、英語で話せ」

「いきなりの三角関係勃発!?嘘ぉ」

「そういえばあいつはコマリ様にだけは笑顔を見せるな」

「ゲイリーがコマリ様を?」

ジゼルやオロフ、そしてテディの様子からゲイリーはすぐに察したのか、澄人に呆れ顔を向けた。

「根拠のないでたらめを安易に吐くな」


「えー?だってどう見たって小鞠ちゃんはおまえに何かメリットをもたらす存在じゃないし、だったら個人的にあの子みたいなタイプの人間が好きなんだって思うのが自然――」

「ああ、人として好みってだけの話か」

「ややこしい言い方をするな、スミト」

テディとオロフが揃って溜め息を吐いたことで澄人は「あれ?」と首を傾げた。

「ボク、何かおかしなことを言ったかな?ゲイリーが誰か特別に気に入るなんて珍しいことなんだけど」


一人、会話の内容がわからないグンネルがオロフをつついて話を聞くと、澄人とゲイリーを見比べにっこりと笑顔になった。

「××××××××××××××。××××××××××××××」

「仲が悪いのかと思っていたが喧嘩しているだけか。風呂で裸のつきあいでもして仲直りしたらいい、だそうだ」

オロフにおかしそうに笑いながらそう言われ、澄人は「そうできるもんなら」と内心思いつつ苦笑を浮かべたが、ゲイリーは嫌そうにそっぽを向いてしまった。

これでは取り付く島もないだろうに。


そんなゲイリーの様子にグンネルは笑顔を消し、つかつかと彼に歩み寄ると、

「××××!」

手刀を彼の脳天に決めていた。

「×××××××××××!!××××××××××××××××。×××××××」

目を白黒させているゲイリーを睨んでいたグンネルは、テディとオロフを振り返り何事が言う。


「わかった、通訳すればいいんだな。まず最初に言ったのが「この愚か者!」、だ」

「で、その後が――真の友とは生涯でそう得られるものではない。意地を張って大事なものを失くすのは馬鹿を通り越して愚か者なのだ。互いに歩み寄れば道は開ける、だと。グンネルはかなり熱血なんだ。男相手なら容赦なく手刀や拳が飛んでくるぞ、ゲイリー」

そう言ったオロフがクックッと喉を鳴らす横で、テディもまたいい気味だとばかりに笑う。


いやオロフ君、君も人のこと言えへんやん。

(気持ち隠したままジゼルとエッチしてる言うたら、思っくそボクのどたまに手刀振り下ろしたくせに)

二人の言葉を受けてゲイリーはグンネルを冷たく見つめた。

(ああ、あかん。ゲイリーにこういうのは逆効果や)

澄人がフォローしようとしたときには遅かった。


「自分の意見が絶対に正しいと疑わず、他の意見を聞き入れることもしない驕った人間の言葉になど、わたしは従うつもりはない」

言葉はわからなくともグンネルにも彼の怒りは伝わったらしい。

返事を受けて、むっと眉間に皺を寄せ彼女は、何事かを言い残して部屋を出て行ってしまった。

ああ、とぼやくように洩らしてオロフが後を追う。

テディがグンネルたちの去った扉からゲイリーへ眼差しを移した。


「おまえはわた以上にひねくれ者だな」

「なに?」

「わたしも斜に構えて物事を見る癖がある。おまえを見て気に食わないのは同族嫌悪というやつかもな。ただわたしがおまえと違っているのは、人間を嫌っているわけではないということだ。おそらく魔法協会は人が好きではやっていけない組織なのだろう。スミトのように協会から逃げられるのは稀で、たいていは心を殺すか、もしくはおまえのように人を嫌いになるかのどちらかじゃないのか?裏社会に寄生している組織なら人間の裏側を見続けるだろうからな」


テディは返事をしないゲイリーから澄人に向き直る。

「心を殺して完全に死んでしまえば生き返らせることは難しいが、人が嫌いなだけであれば心は生きている。近づくことは可能じゃないか?――食事を終えた頃また来る」

パタンと扉を閉めて彼がいなくなったところで澄人はジゼルに手を握られた。

「少なくともコマリはゲイリーに近づけてるんだし、こっちに来たらどうやったのか方法を聞いてみましょ?」

優しい目で見つめてくるジゼルに澄人は遅れて微笑んだ。


「せやな。っちゅうかテディ君てクールかと思ってたけどええ人やったんやなー。グンネルちゃんも会って間もないボクとゲイリーの仲を心配してくれて。なんやいつまでもいがみおうてたら罰当たりそうな気ぃしてきたわ」

「イガミ?バチ?」

「ああ、喧嘩と天罰……って意味かな?」

フランス語で言い直すとジゼルはゲイリーを一瞥してうんと大きく頷いた。

「皆が気を遣ってるっていうのに感じ悪いものね。わたしを操ってスミトを攻撃させたこと、責めないようにしてるけどあれだってまだ許してないんだから。あんな人でなし男、天罰でも下ればいいのよ」

その顔が先ほど怒って部屋を出て行ったグンネルとそっくりだ。


(なんや異性から嫌われまくりやなぁ、ゲイリー。イケメンやのにホンマ残念な奴やわ)


テーブルにある一人分の食事が乗った盆を手に澄人は立ち上がると、ロングチェアに体を預け目を閉じているゲイリーに近づいた。

気配に彼の瞼が開いたのを見てから、ズイ、と盆を差し出した。

「ご飯は皆で食べた方が楽しいだろう」

見上げてくる彼の膝に盆を置いてソファに戻ると、自分の分、と盆を引き寄せ手を合わせる。

「いただきます」


こちらの世界では食事は一日2回なのか朝食もかなりの量がある。

ただしうまいかというとそれは別物だった。

今日の朝食のメインはパンを牛乳で煮込んだオートミールのようなデロデロのパン粥だ。

おそらくは古くなったパンを使い切るためだろう。

(食べれんことはないけどもうちょっと甘みがほしいわぁ。にしても毎日毎日洋食て)


小鞠の家に世話になっていたとき、リクエストして彼女が作ってくれた味噌汁と白米と焼き魚という食事が、どれほどおいしかったか。

(やっぱ日本人やってんなぁ、ボク)

魔法協会にいたときや逃亡中、そして日本に来たときも洋食が中心で、あまり気にならなかったはずが、小鞠のおかげで日本食に目覚めてしまったらしい。

「あー、白いご飯食べたい」

澄人の呟きに隣でパン粥を食べていたジゼルが「クロワッサン」と洩らすのを聞いた。

ゲイリーだけは何も言わず黙々と朝食を食べている。


三人三様それぞれに思うところはあるのだろうがともかくも食事を終え、湯を使って着たきり雀だった服を着替えた。

その時、髭を剃る剃らないでオロフともめ半ば無理やり髭を剃らされた。

どうやらこの世界では髭はしっかりと生やすなら良いが、澄人のような生やし方は無精髭と見られ、お洒落とは受けとってくれないらしい。

清潔感を欠いておまえをカッレラ王国に受け入れると決めたシモン様の顔に泥を塗るな、と言われてしまってはさすがに逆らえるはずもなかった。


さっぱりした澄人を見たジゼルは残念がるどころか男前があがったと嬉しそうで、彼女は髭を好きではなかったのだとこのとき初めて知った。

それにゲイリーにまで浮浪者ではなくなったと皮肉を言われ、澄人からすればなんだか気分的に散々だった。

(なんでみんな髭の良さがわからんねん。男のセクシーさがボクの売りやったのに)

顎を撫でつつ澄人は溜め息を吐く。


服装はジーンズにパーカーという姿から、テディやオロフが着ていたような飾り気のないズボンと、長Tのような生成りのシャツに変わっている。

ジゼルは頭からすっぽりかぶるようなシンプルなワンピースを着ていて、おそらくこれがカッレラ王国の一般人の服装なのだろう。

いきなりどこの貴族様という服を着せられることがなくてよかったと心底思う。

モデルをするくらい美人なジゼルや、クルクル巻き毛の男前ゲイリーの貴族スタイルは文句なく似合うだろううが、あっさり日本人顔の自分がそんな格好をすればコメディアンのように見えるに違いない。




それから夕刻までの時間を澄人や他の二人はまんじりともせず過ごした。

やがていくつかある窓の一つから、赤く染まる夕日が沈んでいくのが見える頃。


薄暗い部屋が仄かに明るくなったことで、窓越しの空から室内に澄人が目をむければ、ゲイリーがオイルランプに火を灯したところだった。

彼はそのまま部屋の中央にあるテーブルにランプを置いて、一人掛けのソファに腰を降ろす。

澄人はジゼルが掛けたソファに座った。

三人無言でその時を待つ。

彼らにはそれしかできなかった。



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