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あなたの虜  作者: 七緒湖李
番外編
147/161

オロフ編4

ブリッドと時節送りの日の約束をしてから、オロフは頭を悩ませていた。

悩み事の原因はもちろんブリッドだ。

絵を送ってくれていたのはオロフが思っていた通り、やはり礼の気持ちからだった。

パウリの言葉に惑わされて、自分に好意をもってくれているのかと尋ねなくてよかった。

そんなことを言っていたら、どれだけ自意識過剰男かと思われていたところだ。

いや、けれどブリッドも悪い。いきなり恋人がいるのかと尋ねられたら、誰だって自分のことかと思うだろう。

だのに気になったのはトーケルだと言われた。

勘違いに恥じ入りながら紹介しようかと申し出れば、商家の先輩の好みだからとか。

その誤魔化し方は明らかに嘘っぽくて、ではやはりブリッドはトーケルを気に入ったのかと思ったり、それとも本当は自分に恋人がいるのか知りたいのかと勘繰ったり。


話をしてなんとなくわかったが、ブリッドはあの臆病な性格のせいで、これまで嫌な目にあったことがあるようだ。それが余計に、彼女の引っ込み思案に輪をかけてしまっている気がする。

オロフが時節送りの日にブリッドと誘ったのは、外の世界は怖いこともあるが、楽しいことがたくさんあると知ってほしかったからだ。

(なのにどうしてこうなった……)

外に連れ出す口実に夏氷を奢ると言ったら、悪乗りしたブリッドに飯とお詫びの品も要求された。

これまでもらった絵のお返しをしたかったし、何枚も描いてくれたことを思えば、そのくらいどうということはない。

オロフが悩んでいるのは「恋人に贈りたいと思うもの」を選んで、プレゼントしなくてはいけないということだ。しかも時節送りの日は、ブリッドを彼女のようにエスコートしなくてはならない。

あれはいったいどういう意味なのか。

ブリッドが自分に抱く感情は友情だと確認したはずが、それだけではないとオロフは感じるのだ。

でも一度、己を自意識過剰だと思ったせいか自信がもてなかった。

そもそもオロフはテディやトーケルのように女心に聡いわけではない。


「あー、さっぱりわからん」

「は?何がわからないって?」

考え事に没頭していたせいでつい口からこぼれ出た言葉に、隣に立つパウリが反応した。

今日は夕刻から、有志を募って後輩のルーヌの快気祝いパーティがある。そして王宮魔法いのヴィゴの順調なる回復を願っての会でもある。

そこにシモンとコマリが密かに参加することになっていて、いまはリクハルドとグンネルが二人を別人に見せる魔法をかけている最中だった。

そのあと念を入れてジゼルとエーヴァが、髪型や小物で二人を変装させるのだ。


テディとトーケル、そしてスミトとゲイリーの四人は、昼から先に現場入りして、準備係りの騎士団員や魔法使いと会場の準備をしている。

会場の飾りつけにはシモンとコマリが来ることを意識して、纏まりがなくなるのを避けるようドリスとスサンを紛れ込ませた。

彼女らもすでに店に到着しているだろう。

残るオロフとパウリの二人は、移動中のシモンとコマリを警護をすることになっている。そのため二人して寝室にて準備中のシモンとコマリを待っていたのだが、パウリは少々退屈していたようだ。

こちらを見つめてくる茶色の瞳が、なにか面白い話かと期待に満ちていた。


「男と女では考え方が違うんだろうが、俺には女心はさっぱり理解できないと思ったんだ」

「ん?もしかして前に話してた女のことか?そういやこの前、城下で王子とお姫さんのために夏氷買いに行ってしばらく消えてたな」

トーケルがあんたは知り合いに会ったって言ってたけど、とパウリは考える素振りをみせ、ああと気がついたらしい。

「例の女に会ってたのか」

スミトとゲイリーも言っていたが、パウリは本当に察しがいい男のようだ。だからこそ裏社会で生き延びて来られたのかもしれない。

「彼女が絵をくれてたのは、やっぱり礼ということだった」

「ふーん。オロフに気があるわけじゃなかったんだ。じゃあなんで絵にあった言葉はみんな、恋文みたいな内容だったんだろうな」

「それはおまえが深読みをしすぎていたんだろう」

おかげでとんだ恥をかくところだった。


「空に守られて雲が泳ぐとか、忘れられない笑顔が咲いたとか、明るい光に飛んでいくとか。これって全部オロフのこと言ってんだろ。助けてくれたオロフの笑顔にやられて、自分の中でオロフが光になった――っていうさ。あとは、心を届ける矢羽になりたい……だっけ?自分の心を一直線に届けたいって意味じゃないか?それってあんたに惚れてるってことだろ」

「そういう意味だったのか?」

「って俺は思ってたんだけどな。でもただの礼だって言うんだろ?照れ隠し、とかじゃなかったんだよな?」

「わからない」

「なんでだよ?ほら、あるだろ?やたら触るとか、媚びた目をしてくるとか」

オロフは考えるように宙を見上げてから、大きくかぶりを振った。

「いいや、まったく」

ベンチで隣に座ったら硬直されたし、秋波を送ってくるどころか、ほとんど目も合わなかった。


「トーケルに興味を持っていたし、そのあとちょっとからかったら怒って、最後は逃げられた」

「逃げられたぁ?やっぱ俺の予想、完全に間違ってたのか」

「でも彼女とは明後日の時節送りの日に会うぞ」

「はあ?」

パウリが頭をくしゃくしゃとかきむしる。

「わけがわからんっ」

「だからそれは俺もだ」

「違う!オロフの話じゃわからないって言ってんだ。鈍感なあんたのことだから、女からのサインをいろいろ見逃してんだって気が――ああでも相手より、結局オロフがどうしたいかってことなのか?」

「え?」

「だからあんたがその女とつきあいたいかつきあいたくないかって……単純な話だろ?ずいぶんその女のことを気にしてるみたいだし、気に入ってんじゃないのか?だったら時節送りの日なんてのはちょうどいい。告白日和だ」

冗談めかすパウリはオロフを窺いながらニヤニヤと笑う。


ずっどブリッドの考えていることがわからないと悩んでいた。でも相手の気持ちなんてどれだけ考えてもわかるはずはない。

それよりも自分がどうしたいか。

(俺がブリッドをどう思っているのか)

オロフは頭の中にあった靄が晴れていく気がした。

「そうだな。そっちを考えるほうが簡単だし動きようもある。助かったパウリ。ありがとう」

礼の言葉にパウリはがっかりした様子になった。

そしてどこか居心地の悪そうな顔で肩をすくめる。

「からかいがいのない……――ドウイタシマシテ」

棒読みの台詞がかえってきてオロフは笑った。

それから数分後、寝室の扉が開いた。

城下に出立の時間だった。






* * *






夜の帳が下りて空に星が瞬きだした頃、店内にきゃっきゃと女たちのはしゃぐ声が響く。

壁と天井にいくつもランプがある明るいここは服飾店で、女性をターゲットにしているため様々な意匠の服で埋め尽くされている。

気に入った服に合わせて鞄や靴、装身具に小物まで揃えられるようになっていた。

「あー、このワンピース素敵。ほら、スカートが丸く膨らむようになってて――ブリッド、ちょっと試着させてもらってきたら?」

「こっちのはどう?袖が紗になっていて刺繍があるわ。お花?それとも星かしら。綺麗ねぇ」

「こっちはー?じゃーん。スカートが腿まで裂けてて超セクシー」

「そんなのブリッドには着こなせないわよ。おとなしい性格に合わせて清楚な感じで攻めるほうがいいの」

「清楚って男は好きだけれど、面白味もないのよね。無難っていうのか」

あー、と四人の女たちが頷き合う。

そんな彼女らを見ていたブリッドは隣に立つテアに言った。


「どうしてテア姉様だけじゃなく、他の姉様もみんないるんですか?」

「どうしてかしら?」

とぼけているテアの顔は楽しそうに笑っている。

(も~、テア姉様ったら絶対面白がってる)

商家で働く女たちから信頼の厚いテアは、妖艶な女性という印象を持たれやすい見かけだけれど、実はかなりノリがいい。

自分から他人のプライベートを話すことはないが、皆が知ってしまえば一緒になって盛り上がるような人だった。

「ブリッド、あなたの勝負服を選びに来たのだから、見ていないで一緒に選ばないとね」

「あ、ちょと姉様」

ほらほら、と肩を押されてブリッドは女たちの輪に加わった。 








城下にて偶然オロフに会った日、彼と別れてブリッドが商家に戻ったら、ブリッドに男からの誘いがきたと騒然となっていた。

以前オロフが訪ねてきたときは、下働きの男がテアに話を通したため騒ぎにならなかったけれど、あの日は言伝頼まれた少年が、とりあえず目についた先輩女性の一人に声をかけたのだ。

少年は尋ねられるままに、言伝を頼んだオロフの人相などを、その先輩に話してしまったらしい。

おかげでブリッドは先輩の女たちからだけでなく、親代わりを自負する商家の主人からも、どんな男だと詰め寄られてしまった。

男慣れしていないブリッドが騙されているのではとみんなから心配されて、仕方なく相手は王宮で働く人だからと言ってみたのだが、仕事などいくらでもでまかせを言えると誰も信用しない。


弱り果てるブリッドの代わりにテアが、「以前ここへ何かの調査で訪ねてきた二人組の人の好さそうな方」と言ったために、騒ぎは一段とひどくなった。

主人は苦虫を噛み潰したような顔になったが、女たちの反応は違った。

夢見る乙女の顔になって、どっちも素敵だったとか、クールな彼がいいとか、逞しさが一番だとか。

どうやら先輩の女たちは商家の中を案内されるオロフともう一人の男を、こっそり覗き見ていたらしく覚えていたのだ。

「彼、王宮騎士なのよね?」とテアがブリッドに同意を求め、みんなの視線を一身に集めた彼女は、このまま黙っているより話すほうが場もおさまるだろうと頷いた。

そうしたらなぜか、明後日の時節送りの日に会うことまで知られてしまったのだった。


(なんでわたし、隠し事ってできないんだろ)

先輩たちに尋ねられるまま、オロフとの約束まで話してしまうなんて、どれだけ馬鹿なのだろう。というかデート当日はどんな服を着たらいいのかという相談は、テアにだけしたはずだが……。

(テア姉様のおしゃべり)

思いながらブリッドは、ジャ、と試着室のカーテンを開けた。

「あ、それブリッドに似合う。キープね」

「こっちのは?次はこれ、着てみて」

着せ替え人形よろしく、何着も試着を繰り返していたブリッドは、アイボリーのワンピースを疲れた顔で受け取った。おしゃれを極めるためには、目標のものを探し続ける体力と根性が必要なようだ。

ここであきらめちゃダメと気合を入れなおしたブリッドは、次に手渡されたワンピースを一度両手に持って眺めてみる。


襟ぐりを花柄のリボンであしらい、胸元とスカート部分には、ハートのような織模様が浮かぶレモン色の生地で切り替えがしてあった。ウェストに紐があって、後ろでリボン結びにすれば腰も細く見える。

今まで着たどの服もあまりピンとこなかったのだが、これはなかなかいい気がする。

さっそく着替えを済ませたブリッドは、前や後ろと鏡に映る姿を確認して目を輝かせた。

(やっぱりこれ可愛い)

ブリッドはカーテンを開けて、ワイワイと服を選んでいる女たちに言った。

「わたし、これがいいです!」

普段あまり自己主張をしないブリッドの言葉に、彼女たちは顔を見合わせて、それから笑顔になった。

「いいんじゃない?」

「うん、ブリッドに似合ってる」

「ほぉら、わたしの見立てに狂いはなかったわ」

「ええ、本当。甘いけど清楚さも併せ持ってるし」

「じゃあ鞄は何がいいかしら?」

テアが頬に手を当て思案顔になった。ブリッドは「え?」と仰天する。

鞄と聞こえたけれど気のせい?

しかし誰も彼女の様子など気にしていない。


「籠――は違うわね」

「この丸形のはどう?いろんな生地を組み合わせていて可愛らしいし、花のコサージュがワンピースのリボンの柄と揃うわ」

「あと靴も必要よね――これかそれ」

「踵の高いものがだめならこっちね」

「靴は自分に合ったものじゃないと、足を痛めてしまうから慎重に選びましょう」

「あ、あのぉ、鞄や靴は新しくそろえなくてもあるもので……」

ブリッドの意見は女たちに即座に却下された。

デートを舐めているのかとまで言われてしまった。

来月生活できなくなると思いますと青くなるなるブリッドとよそに、テアを含む五人は鞄や靴、そして髪飾りからハンカチに至る小物類まで選び抜いた。

給金の一部を前借りしてきたけれど、これはもう持ち合わせでは全く足りない。

あわわと狼狽えるブリッドだが、なぜかみんなは落ち着いたものだった。


「店主はいらっしゃるかしら?」

袖を引っ張って止めるブリッドを笑顔で受け流したテアが、店の主人を呼び出すと休憩中だったにもかかわらず、相手は一も二もなく飛んできた。

彼はどうやらテアに惚れ込んでいるらしく、ありえないくらい鼻の下が伸びている。

「わたしのかわいい後輩が今度初めてデートするの。そのための勝負服を選んだのだけれど、どのくらいお勉強してくれるのかしら?」

女のブリッドでも見惚れるほどの優しげな微笑みに、店主はあっけなく悩殺された。店の者に商品を包ませるとどうぞと差し出してくる。

「え?おいくらですか……」

慌てるブリッドを遮りテアが店主の手を握る。

「まぁ、なんて優しいの?でも譲ってもらうわけにはいかないわ。せめて半分は出させて……そんな――じゃあワンピース代だけでも支払わせてちょうだい。ね?」

そう言ってテアは自分の財布からワンピース代を支払うと、ブリッドを含む後輩を振り返った。


「あなたたち、わたしは彼とお話があるから先に帰っていてね」

はあい、と声をそろえる先輩たちに、ブリッドは両腕をつかまれて店の外に連れ出された。

「あの、なんかワンピース代だけで、ものすごくいろいろ買えたんですけどっ」

「ああ、大丈夫。このあとテア姉様がたっぷりサービスするから」

「ええ?あの二人、そういう関係――てっきり店主の方の片思いかと……」

「姉様の彼氏の一人よ。付き合いは長いみたいだからこういうわがままも言えるってわけ。それよりよかったわね、素敵な服や小物が選べて」

「はい。あ!テア姉様にお代を立て替えてもらっちゃった。あとで返さなきゃ」

すると先輩である女たちは顔を見合わせて、いたずらっぽくうふふと笑った。

「それはいらないから」

「え?でも」

「いいのいいの。服はわたしたちからブリッドへプレゼントさせて頂戴ね」

「可愛い後輩がやっとわたしたちになついてくれた記念」

「時節送りの日はうんと可愛くしてあげるわ」

「きっと彼、驚くわよ」

ブリッドは胸が熱くなっていくのを感じた。

嫌われないようにと、深く関わることを怖がっていた自分に、どうして優しくしてくれるのだろう。

嬉しくて目の前が涙で潤んでくる。 


「ありがとう、ございます」

すん、と鼻をすすったせいで、泣きべそをかいていることに気づかれてしまった。

「もー、なに泣いてるの」

「だって、姉様達が優しいから」

「テア姉様だけがブリッドの味方じゃやないのよ。これでもあんたのこと気にかけてたんだから、わたしたち」

「そうなんですか?」

思わずこぼれた言葉に女たちは首を縦に振った。

「旦那様がブリッドは小動物より臆病だって言ってたから、慣れてくれるのを待っていたの」

「まさかこんなにかかるとは思ってなかったけど」

あはは、と声をあげる彼女らは、それぞれにブリッドへ笑ってくれた。

また涙の膜がはって俯くと、みんなの手が伸びて頭を撫でてくる。

「可愛いーんだから」

「強い男はこういうタイプに弱いのかしらね。相手の彼、王宮騎士だっていうし守ってあげたいとか」

「でもブリッドって小動物のくせに、押しが強いじゃない」

「毎日、絵を送るって熱烈よね~」

ブリッドはぎょっと耳を疑った。

「ななな――なんでそれを知ってるんですかっ?」

すると四人はくすくすと笑って口をそろえた。

「「「「テア姉様に聞いた」」」」

まさかテアがこんなにおしゃべりだったなんて!


真っ赤になって口をパクパクさせるブリッドは、けれど次の瞬間、ある光景が目に入って凍り付いた。

通りの向こうの人気雑貨店から、オロフが女の子と出てきたからだ。

店の前につるされたランプの明かりだけでは、昼間ほどに人相ははっきりしないのに、なぜ彼だとわかってしまったのだろう。

「あら、ブリッドったら黙り込んでどうしたの?」

「からかいすぎたかしら」

女たちの声もブリッドは耳に入っていなかった。

金色の髪をした女の子に手を引かれ、苦笑いのまま歩いていくオロフは、ブリッドには気付かなかったらしい。

(やっぱり彼女がいたんだ)

ブリッドは茫然と二人を目で追う。

だから見てしまった。オロフがガラの悪そうな男たちから、彼女を守るように腕を引き寄せる。

反射的にブリッドは顔をそむけた。

これ以上二人を見るのが嫌だった。ブリッドはオロフらが進むのとは逆方向に歩きだす。


「ちょっとどうしたの?」

「帰ります」

「え?やだ、ほんとに怒っちゃった?」

明るい金髪は目立つ色だったけれど、地味な服を着た女の子だった。大きな眼鏡をかけていて顔はよくわからなくても、楽しそうな笑顔が浮かんでいたのはわかった。

(オロフにあんなに大事にされてるんだ)

歯を食いしばって泣くのをこらえるブリッドは早足になった。

先輩達がおろおろとしているのがわかっても、立ち止まることはできない。

いま口を開けば泣いてしまうだろう。早くここを立ち去って、自室に戻ったら何も考えずに眠ってしまうんだ。

そう思ったのに実際は、ベッドに潜ったら堰を切ったように涙があふれた。

その夜、ブリッドは泣いて泣いて泣き続けて、頭が痛くなった頃にやっと眠ることができた。






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