第1話 夢の転生
俺は田中綾人。らごくごく普通の自宅警備員。
よく言えば自宅警備員。悪く言えばニート。
最近ネットで話題の難しすぎるギャルゲー。
「1歩間違えれば…」
タイトルの通り1歩間違えれば、死ぬらしい。
〜数時間後〜
「あー、クリア出来ねえ。」
「ビジュ良し、ボイス良し、だが、クリアさせる気ねぇだろ。運営さんよぉ。はぁ、、、」
チクタク
20時30分
「あー、だいぶやりこんだ。とりあえず飯食うか。」
「て、カップ麺ストック切れかよ。
買いに行くか。」
「ありがとうございました。」
ウィーン
「はぁ、まじ、外だる。早く家帰ろ。」
「ぎゃああ」
「早く逃げろ」
「嫌だぁ、」
「なんでこんな騒がしいんだ?」
ザクッ
「え?」
バタ
「あれ、痛い、、血?あれ、死ぬの俺?
通り魔に刺されて?、ギャルゲー攻略、、した、かった、、な。」
パチッ
「あれ、ここどこだ?死んだ、はず。」
「あ、目覚めた?」
「誰だよ、お前。」(見た目エロ)
「女神って言ったら信じてくれる?」
「女神?!えっとここどこですか?」(やば、大人の色気えぐ)
「ここは、彼岸でもないし此岸でもない場所、」
「はぁ。」(異世界転生ありがちなパティーンじゃね?これ。女神に天地の狭間。神かよ。)
「言っちゃ悪いかもだけどオタクの君にはわかるよね?
通り魔に殺されちゃった君には特別に転生させてあげちゃいます。」
「ほんとですか?!ありがとうございます。」(フラグ回収きたーーーー!)
「てことで転生ね。まぁ。場所は着いてからのお、た、の、し、み♡」
「じゃあ行くよ、えい!」
キラキラ
あれ、眠気が...
「せいぜい死なないように頑張ってね♡」
パチッ
「この部屋、、、まさか、、1歩間違えれば…の中ってことは、、、死亡フラグたちまくりなんですけどーーー!」