燻ってるのを、もう一度焚きつけるのは
なんか歯痒い
泣きたくても泣けない
こんなもんか僕
こんなんだろ僕
のせめぎ合い
何もかも要らない
全部取っておきたい
全てやり直したい
今の延長線で
幸せと呼べる何かを掴みたい
もういいのか
これで
所詮は燃えカスだからな
消しきれなかった
灰の奥に残った
燻りだからな
元々の誰も寄りつかなかった
泣き言ばかりが
滾々と湧き出る泉
枯れたところで
誰にも惜しまれないだろうし
気付かれないだろうけど
こんなもんかって
思うならまだしも
こんなもんでいいかって
いつから思い出した?
こんなもんでいいかって
こんなもんだろうって
そんな気持ちでしか向き合えなくなったのなら
もう僕が続ける意味もないもんな
僕の意味なんて
そもそもないんだろうけど
難しいな
燻ってるのを
もう一度焚きつけるってのは
現実との折り合いをつけてる間に
燻ってる火種を
絶やさないことで精一杯になってる