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ジョブ無し転移者の技能複写  作者: カイト・レイン
第三章 帝都ガイール編
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激突


11(イレブン)達四人と戦闘しているグレン。

序盤は奮闘していたが、徐々に数で押され始めていた。


「コイツ等…前回戦った奴等よりも強え…!」


「当然。アームドシリーズは誕生する度にその前のシリーズのデータをインプットする。…だから、15(フィフティーン)と16《シックスティーン》は最強」


それを聞いて、グレンは歯を食いしばる。


「(まだアイツ等と同じ奴等がいるのかよ…!こりゃ、早く此処を片付けて、アルトを追いかけねえとな!)」


時間はかけてられない、とグレンは目を閉じる。

それを見た11(イレブン)達は彼が諦めたのだと思い込んだ。


「諦めたの?…それなら、終わらせてあげる」


それぞれ、武器を構える四人。

しかし、目を開けたグレンはニヤリ、と笑みを浮かべる。


「いいや…俺の文字には諦めるって文字はないんだよ!考えていただけだ…お前達の倒す方法をな!」


グレンの言葉を聞いた彼女達は警戒を強める。


「これを使うと魔力を大分持っていかれるが…。見せてやるよ!《炎纏(えんてん)》!」


特殊技能(スペシャルスキル)、《炎纏》を発動したグレンの身体は炎に包まれた。


「さあ、第二ラウンドの開始だぜ!」


身体に炎を纏いながら、グレンは叫んだ…。





ついに奥に辿り着いた俺は最後の部屋にへと足を踏み入れる。


部屋に入るとそこには鎖により囚われていたリフィルとメリル。

そして、王座の様な椅子に座るキーズだった。


「メリル!リフィル!無事か⁉︎」


「アルトさん!」


「私達は大丈夫よ、アルト!」


取り敢えず怪我は無いようだな…。

その事を安心し、俺は視線をキーズに移す。


すると、キーズは立ち上がり、俺を見下ろす。


「やあ、麻生 アルト君…。私はキーズ・リファパイン。ようこそ、我が施設へ」


「俺の事も調査済みか。…だったら、俺の力も知っているだろ?」


技能複写(スキルコピー)だな?勿論把握済みさ」


この男の余裕…。

何処から来るんだ…?


「大人しく投降しろ。今ならメルド様も厳しい罰を与えないと思うぜ」


「それを私が聞き入れるとも…?15(フィフティーン)!」


後ろから15(フィフティーン)が現れる。


「その男を此処で始末しろ!」


「了解」


キーズの頷きと同時に15(フィフティーン)は襲い掛かって来た。

チェーンソーによる攻撃をバックステップで避けた俺は《ディメンションバレット》を発動し、リボルバーガンを連射する。


しかし、彼女は左腕に盾を装備し、防ぐ。

そのまま、銃弾を防ぎながら、俺に接近し、盾で頭を殴られる。


「くっ…!」


脳が揺らぎ、立ち眩むが何とか踏ん張り、彼女を《スピンキック》で蹴り飛ばし、《アイススティック》で身体を凍らせる。


しかし、自ら氷を割り、俺から距離を取りながら、左腕をガトリング砲に切り替え、無数の銃弾を放つ。


《粒子化》で回避しつつ、《斬撃》を数発放ち、彼女に直撃する。

《斬撃》を受け、怯んだ彼女に接近し、エンゼッターを振り下ろそうとしたが…。


「…残念」


「なっ…⁉︎グアァァッ⁉︎」


俺の接近を読んでいたのか、左腕を鋼鉄の腕に変え、俺にアッパー攻撃を浴びせた。

当然、俺は防ぐ事が出来ず、攻撃を受け、吹き飛ばされてしまう。


地面に落ち、何とか立ち上がろうとする。


「アルトさん!」


「アルト!」


メリルとリフィルの心配の声が聞こえるが、15(フィフティーン)…。

今まで戦って来たどのアームドシリーズよりも強い…!


こうなったら、《ウイング》で奇襲を…!

そう考えていた俺の目の前に、既に彼女が両腕を鋼鉄の腕に変え、俺にラッシュをかけて来た。


エンゼッターで何とか防ごうとするが、防ぎ切れず、弾かれ、俺はラッシュをモロに受けてしまう。

そのまま蹴り飛ばされ、壁に激突する。


「終わらせる…!」


立ち上がろうとした俺に鋼鉄の腕を構え、接近する15(フィフティーン)

正直、防ぎ切る自信がない…!


どうする…⁉︎

そう思っていると、俺と15(フィフティーン)の間に誰かが飛び込み、彼女の攻撃を防いだ。


15(フィフティーン)の攻撃を防いだ者を見た俺と15(フィフティーン)、そして、キーズは驚愕の表情を浮かべた…。


「な、何故…⁉︎」


「どうしてお前が…16(シックスティーン)⁉︎」


なぜ敵である彼女が俺を守ったのか…。

この場にいる者達は誰も理解出来なかった…。


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