たまにジーワンとか聞くけど、アレって何?
馬の世界も階級制度になってて、ジーワン(GⅠ)は最も格の高いレースだよ。
優勝すると賞金が1億円以上貰えるレースで、競馬関係者はこのGⅠを勝つことを目標に競走馬を育成しているよ。
ただ、すべての馬がGⅠレースに出走できるわけじゃない。
そこへ至るまでには厳しい選別が待ち構えている。
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(雑な図)
↑すごい
GⅠ
---分厚い壁---
GⅡ
GⅢ
---分厚い壁---
オープン
---ここから無差別級---
3勝
2勝
1勝
---分厚い壁---
未勝利
(新馬)
↓すごくない
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勝った馬は勝った馬同士のグループへランクアップしていく。
オープン(実力青天井の無差別級)か○勝クラスで大まかに分別できる。
先述の重賞というのはグレードレース……GⅢ、Ⅱ、Ⅰのことを指すよ。
特にGⅠから入るのがオススメ。
投稿時点からだと11/10にエリザベス女王杯っていうレースがあるから、そこから始めてみるのもいいかもね!
平場の競馬はだいたい12~16頭立てでその中で勝ち上がれるのは一頭だけ。
その過酷な選別を最大3回勝ち抜いた馬がオープン馬になる。
よく重賞で負けた馬を駄馬なんていうけど、実は出場できるだけですごかったりするよ。
テレビの出走馬紹介が丁寧なのはそういうリスペクトがあるからかもね。
格上挑戦といって、出場枠があいている場合下の階級の馬は上の階級のレースに出場できる。
逆はだめ。
だから一回勝ったけどそこから二度と勝てなくなってそのまま引退する馬もたくさんいるよ。
この階級(獲得賞金)と、
性別(牡馬(♂)セン馬(去勢した♂)牝馬(♀))
年齢(二歳、三歳、三歳以上、四歳以上)が出走資格。
その上で走る距離と走る馬場(芝かダート)が設定される。
レースプログラムにある呪文のようなレース名
東京2歳未勝利ダート1400m
東京3歳以上2勝クラス芝1600m
にはそんな意味があったわけですよ。
てことで次はそんな競馬さんのどこに注目すれば楽しめるようになるのか。