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稜戦姫の恋  作者: 三茶 久
第三章
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はじまりの夜(2)

 今夜、稜花が楊基の妻になる。

 それさえ果たせば、彼は約束を守ってくれる。


 ぎゅうと己の拳を握りしめ、稜花は胸を張った。

 睨み付けるように彼の顔を見上げる。目が合ってしばし、まるで稜花の覚悟を見定めたかのように、楊基は満足して頷いた。



「「なりません!」」


 しかし、事は楊基の思い通りには行かなかったらしい。

 稜花の前と後ろ。両方から咎めるような声が降る。


「姫は仮にも稜明の姫君。犬猫と同じように扱うとはどう言うことか」


 振り返ると、まるで殺気を放つかのように楊炎の表情が強ばっている。彼は稜花の決意を知っている。それでも、こればかりはと止めずにはいられなかったらしい。


 折角心に決め、宣言したのに。

 楊炎の言葉に、心が揺らぐ。あれほどの啖呵を切っておりながら、気持ちがぐらつき、どうか止めないでと願う。


「……ふん。しかし、稜花姫も望んでいるのだろう?」


 さも面白いものを見るように、楊基はくつくつと笑みを漏らす。こうして誰かが噛みついてくるのは嫌いではないらしい。目を細め楊炎を見下した後、稜花に視線を移した。

 なあ、と同意を促してくるが、稜花は頷き返せない。ごくりと息を呑み込み、それでも、と決意して頭を縦に振ろうとしたそのとき。



「殿」


 咎めるような声が、再度楊基を呼び止めた。

 陸由は眉間に皺を寄せ、容赦ない非難の目で主人を責めている。


「其方は一々……」


 こちらにはうんざりするように楊基が返事をするが、気を悪くはしていないのだろう。陸由の言を受け入れるかのように、彼の言葉を待った。


「お戯れが過ぎます。そもそもこの婚姻の意味は知っているでしょう。いくら姫をお気に召しているからといって、急いてはなりません。稜明の不興を買います」

「……」


 陸由の指摘くらい、分かってはいたのだろう。改めての正論に、楊基は煩わしそうに眉を寄せた。


「今回の姫の行方知れずのせいで、稜明との関係も不安定です。ここは姫を丁重にお守りし、礼儀を尽くすべきでしょう。貴方が率先して乱すとは何事ですか」

「あー、煩い煩い」


 実に面倒そうな顔を見せて、楊基はしっしと手を振った。しかし、その瞳は嫌がるような色はしていない。止められることも予想していたのだろうか。仕方ないな、と笑ってまで見せて、稜花の頭を撫でる。



「私の配下がどうも煩い。今日は少しでも休まれるが宜しかろう。なに、元々杜と稜明の戦に関しては、手を打つつもりではあった」

「え……っ?」

「そう驚くな。当然だ。我々が姫を護れなかったことが原因のひとつだ。放っておくはずがないだろう」

「だったらなぜ……」


 ――今夜、妻になるかなど、話をふったのだ。


 最初から援軍なり使者なりを出すつもりだったのだ、彼は。

 まんまと乗せられたようで、稜花は呆気にとられた。しかし、楊基は実に満足そうにしているため、先程の稜花の返答は間違っていなかったのだろう。稜花の覚悟を知りたかったのか、はたまたからかっていただけなのか。判断がつかず、稜花は困惑した。


「姫のことは本当に気に入っている。あいにく私は愛だの恋だのは分からんが、姫の勇ましさは好ましい」

「……っ」


 そう告げ、楊基は稜花の頭に口づけをひとつ落とした。


「覚悟しておけ。私は姫を手放すつもりなど、ないからな」


 今夜はもうひと仕事か。とこぼしつつ、楊基は身を翻す。が、思い出したかのように振り返っては、楊炎に声をかけた。



「――ああそうだ。楊炎はこちらだ。聞かねばならん話もあるからな」


 思わぬ指名に、稜花は、え、と声を溢す。楊炎も眉をひそめ、身構えるようにして一歩前に出た。


「当然だろう。突然こんな場所に入り込めたんだ。――お前が腕利きとは知っているが、流石に見過ごすわけにもいかんのでな。問われるのも覚悟の上だったろう? 大人しく聞いてやるから着いてこい」


 それとも、と楊基は言葉を続ける。


「楊炎でなくて、姫に直接訊ねた方が良いか?」



 そうして彼は、睨め付けるように稜花を見た。その燃えるような朱色が獲物をとらえようとする瞬間を見たような気がして、悪寒が走る。

 稜花が後ろに下がると、それを護るかのように楊炎が正面に立った。彼は静かに首を振り、楊基を睨み付ける。



「――私が行きましょう。しかし、ここは見知らぬ地。姫を一人にするわけにはいきますまい」

「ならば陸由をつけよう。面識がある分だけ、安心できるだろう?」


 それが今できる最大の譲歩だと言い残し、楊基は再び背を向けた。周囲の護衛を引き連れ、再び元来た道を戻っていく。

 瞬間、幾人かの護衛が楊炎を捕らえようと動くが、彼の睨み付けにびくりと肩をふるわせた。



「あー、お前たちやめておけ。まるで相手にならんから。それに、別に咎めようというわけではないからな。……楊炎なら無理に連れようとしなくても、勝手に来るだろう」


 その護衛たちの動きが分かっていたのか、背を向けたまま楊基は手をぱたぱたとふる。そして今度こそ、彼はその場から立ち去った。




 周囲には楊炎を連れて行くために待っている護衛兵と、稜花達。しんと静まり返った回廊には、人の足音すら響かなくなってしまった。

 皆が寝静まるこの時間から、楊基は一体楊炎に何を訊ねようというのか。稜花達は逃げも隠れもするつもりはない。もう、彼らの懐へ飛び込んでしまったのだから。それでも、急ぎで聞き出さねばいけないこと。


 ――たくさん、あるわよね……。


 稜花はこてりと俯いた。

 船での襲撃からこれまでの旅路、そしてこの城への侵入経路まで。稜花達は今、昭国の内外の重要機密の塊だ。一刻も早く、となるのは致し方ないことなのだろう。だがしかし――。

 不安になって楊炎を見つめると、彼は考え込むかのようにしばらく目を閉じていた。そして静かに首を縦に振る。



「……行って参ります。陸由殿、姫を――」

「わかっている。姫は我が国にとっても大切なお方。心配するな」


 陸由は苦笑して返事を返した。

 そして稜花に背を向けた楊炎。無意識に彼の裾を掴んででも引き止めようとしてしまい、稜花ははっとする。差し出した手が宙を彷徨い、胸の不安をどうかき消して良いのか分からなくなる。


「楊炎……」


 我慢できなくて、名を呼んだ。彼はその右目をちらりと向け、一礼するばかり。


「では、これにて。姫はゆっくりお休み下さい」


 そう言い残し、楊基の護衛兵たちと共に稜花の前を去っていく。

 周囲を護衛兵に取り囲まれ、遠ざかっていく足音を聞き続ける。彼に迷いは、ない。


 長い旅路だった。その間、一切稜花の側を離れず、一緒に居てくれた彼が立ち去ってしまう。それだけで、心に開いた穴が広がる心地がした。

 もちろん、稜花と彼の心が重なることなど、もうないだろう。わかってはいたのに、寂しくて堪らなくなる。

 気を緩めると顔に出てしまうから、無理にでも気丈な表情を保つ。しかしこれから先本当にやっていけるのか、彼が隣から居なくなってはじめて、本当の不安を知った。





 楊炎たちが居なくなった後も、稜花はじっと回廊の向こう――曲がり角の方を見つめたままで居た。

 不安で、胸の前でぎゅっと手を握りしめていると、隣からため息がひとつ落ちてくる。何、と思い振り返ると、眉間にしわを寄せた陸由が静かに見下ろしてきた。


「問題ありません。明日の朝には彼も戻りますよ」

「でも」

「これまでの旅路のことも含めて、情報共有したいだけでしょう。恐らく、今夜しか時間はありませんから」


 まるで確信するように彼は頷く。

 今夜、ということは、明日にでもすぐに昭殷を出発させてくれるのだろうか。軍の編成はどうなるのだろう。きっと途中までは再び船での移動になるのだろうが、昭軍は一体どのような動きをするのだろう。

 そうして考え込むようにして顎に手を当てていると、隣の陸由がしみじみと言葉を溢した。



「……あの方は本当に変わられた」


 長年彼を見てきた上で呟いた言葉なのだろう。稜花にはいつもの楊基の様に映ったが、陸由にとって、そうでは無いらしい。


「少し、暴走が過ぎる。姫もご協力下さい。ーー冬の花嫁になりたくなければ」

「え?」

「この戦、話し合いで終われば良いのですが」



 ーー冬の花嫁。


 雪とともに不吉を運ぶと言われ、大陸の北では特に避けられる言い伝えの一つだ。輿入れが多い時期は圧倒的に秋である一方で、冬は殆ど見られない。それは故事による伝承を人々が頑なに守っているためであり、秋の婚姻も、紅葉が深まる前に終わらせるのが普通だ。


 北の秋は短い。

 今から戦に出向くとなると、尚更時間は無くなっていく。

 祝言を秋に済ませたければ、戦を話し合いで解決しろと言っているのだろう。遠征が長引けば、確実に間に合わなくなる。


「では、参りましょう」


 陸由は、考え込む稜花に呼びかけ、別の回廊へ進んで行く。

 そして彼は、女官を見つけては命を下した。急な訪問者。しかも麻の衣を纏ったみすぼらしい娘を迎えいれよとの内容に、女官は目を見張るがそれも僅か。相手が稜明の姫君だとわかると、目を白黒させながら慌てて奥に引いていった。




 そうして陸由に案内された急拵えの客間で、稜花は夜を明かした。気が張って眠れないかな、と思ったが、杞憂だったらしい。

 久しぶりの絹の着物に、暖かな寝具。夜明けまでの時間は短いが、それらに埋もれるだけで、あっという間に夢の中に落ちていた。

 目が覚めた時、既に部屋の外には楊炎が控えていて。ほっとしたと同時に、目覚めたとき、隣に居てくれなかったことが妙に物足りなく感じた。




 ***




 そして翌日。稜花が感づいていた遠征準備は、まさにこのためのものだったらしい。稜河に幾多の軍船を浮かべ、昭国兵がずらりと並ぶ。楊基の到着とともに皆が一斉に胸の前に手を掲げ、その間を彼は堂々と歩いて行く。

 稜花もまた、その隣を歩いた。急誂えだが腰に対となる双剣を差し、男物の戦装束に身を包む。

 楊家のために誂えられた衣装は、男性ものながらも細やかな刺繍が見事だ。

 整えられた髪は、頭の高い位置より一つに纏めている。流れる髪は青銀色に輝き、日の光を反射する。真っ直ぐに前を見据える迷いなき瞳は美しく、赤の色が皆の視線をとらえていた。


 船の手前まで真っ直ぐと歩んでいく。

 稜花達のために開かれた一本道。稜花とて領主の娘。このように畏まった場は慣れているが、見渡した兵たちの表情が稜明とは幾ばくか異なっている。稜明が信頼と親しみだとすれば、昭国は規律と敬意。その表情は皆硬いが、稜花が振り返った瞬間、彼らの眼差しが少し変わった。

 女ながらに勇ましく、男装の姫君の姿を一目見ようと、多くの兵が首を伸ばす。そこには興味の色が見えて、稜花は口の端を上げた。


「――兵が浮き足立っている。なるほど、稜花軍の士気の高さ――原因はこれだったか」


 苦笑しながら周囲の状況を見る楊基の機嫌はすこぶる良いらしい。



「少し飾り気が足りないなーーじっとしていろ」


 楊基は懐より一つの簪を取り出し、じっと稜花を見た。

 鮮やかな赤色の珠が揺れる、花の形を模した簪。かなり細やかな彫刻により、高価なものであることが一目でわかる。珠の色が瞳の赤と合わせてあることから、きっと稜花のためだけに用意されていたのだろう。

 楊基は、角度を変えながら検分するように、青銀色の頭の形を確認しつつ、髪が纏めている高い位置にそれを刺した。


「男など単純なものだからな。ふふ――存分に利用すると良い」


 そして船の方向へ歩きだしては稜花の耳元で囁き、まるで自慢するように彼女の肩を抱いた。

 並んだ船は随分と多い。どこまでが今回出航する船かは判断はできないが、立ち並ぶ兵の数を見るだけで相当のものだと伺える。

 たった一夜でこれほどの準備をしていたとは到底思えない。稜花がいなかったとしても、本当に出陣する気だったことが十分に伝わった。



 だが、結局稜花は生きていたのだ。

 戦を止めるだけなら、戦場に駆けつけるまでの必要最低限で良い。そう主張したが聞き入れられなかった。


 更に、楊基が共にやってくることも気になっている。

 楊基の立場は変わった。彼は今や一国の王なのだ。他国の、しかも領地同士の内紛に首をつっこむ役回りなど、臣下に任せておけば良いだろうに。

 しかし、彼は頑として譲らなかった。まだ正式に妃ではない身に兵を任せるわけにはいかないと、もっともらしい言い訳をするが、陸由がいれば十分なのではないだろうか。

 何かしらの思惑がある気がする。でないと、彼がついてくる意味が分からない。



 そうして船の手前までやって来たところで、楊基は立ち止まった。後ろについてきていた陸由たちを振り返り、声をかけた。


「よし。では、後は任せたぞ、陸由」

「御意」


 陸由は傅き、その拳を胸の前に掲げる。


「全ては殿のお心のままに」

「ああ、期待している」


 にい、と笑う楊基の顔は、実に楽しそうだ。

 てっきり陸由も共に来るものだと思っていたが、どうやら違ったらしい。彼は単に楊基を見守るためだけに軍港にやって来ただけで、昭殷に身を置くようだ。

 二人がうなずき合った後、楊基は次に、楊炎の方へと目を向けた。


「楊炎も、後は分かっているな」

「え――?」


 思いがけぬ言葉に、稜花は目を丸めた。何故彼は、まるで楊炎と行動を別にするかのような物言いをしたのだろう。


「何を言っているの?」

「楊炎には別の役目がある」


 楊基は冷静にそれだけ言い、稜花の手を引こうとする。全く意味がわからなくて、稜花は首を横に振った。


「ちょっと待って。彼は私の護衛よ」


 楊炎の前に立って、稜花は主張する。その真剣さに、人の目が集まるのを感じるが、それどころではない。

 楊炎は稜花の護衛。稜花にとって頼るべき人は、もう彼しかいないのだ。皆、居なくなってしまった。それなのに、ようやく到着した昭国で、親しい者一人つけてくれない現状はありえない。


「私はまだ、昭国に来て間もないわ。信用できる者を側に置くことくらい、許されるはず」

「私が用意する。心配をするな」

「そういう問題じゃないわ!」


 稜花はその目で楊基を睨み付けた。彼は相変わらず涼しげな様子で、稜花の怒りなど気にもとめない。陸由に楊炎のことを任せたとだけ宣い、稜花の手を引いた。



「貴方の命は受けましょう」

「楊炎!?」

「ただし、くれぐれも。姫をご無事にお返し下さるよう、お願い申し上げます」

「ふん、まるで己のもののような言い方をするな」


 楊炎が言い返したことで、楊基は目を細めた。くつくつと笑いながら、言うようになったな、と溢す。しかし、稜花にとっては目の前の二人が納得しているような物言いをしているのも信じられない。


「ちょっと待ってよ、どうして……一体何の話をしているのよ!」


 稜花は楊基に詰め寄った。しかし有無を言わせぬ様子で、楊基は言葉を続けた。


「軍を出すならこの命は絶対だ。楊炎には、この昭殷に残ってもらう」

「どうして……」


 稜花は首を横に振った。彼の真意が分からなくて、戸惑う。

 軍は出してもらわないといけない。一刻も早く、龐岸へ向かわないといけない。だからこそ、これは最早ただの脅し。昭国に軍を借りる形になる身ひとつの稜花にとっては、彼の言葉を呑む以外はない。


 しかし、と稜花は思う。

 昭国の軍の中に一人。船の上で、見知った者は楊基だけ。そんな状態に耐えられるだろうか。

 不安で胸がつぶれそうになる。拳を握りしめ、どう反論したものかと言葉につまる。そうして黙り込むしかない稜花に、楊基は濃い笑みを浮かべて、耳元で囁いた。



「皆が見ている。稜明のことを思うなら、王妃らしく振る舞うことだ」

「……っ」


 稜花は我に返った。自分のことと、楊炎の事で頭がいっぱいで、周囲が見えていなかった。

 たった一人の護衛が欲しくて、王に反論する妃などありえない。ぎゅっと目を閉じ、一度深く呼吸をする。

 そうして再び目をあけて、楊炎に向き直った。彼は一切視線を逸らすことなく、真っ直ぐ稜花を見つめている。まるで、己を信用しろと言わんばかりの様子に、稜花も頷かざるを得なかった。



「――わかったわ。楊基、貴方に従う。楊炎も、どうか無事で……」

「そうだ楊炎。稜花の事は心配するな。――もう、心配するのも其方の役目ではないしな」


 稜花と、確かに楊基は呼んだ。稜花にまるで遠慮のない様子で、すでに我が物のように彼女を扱う。稜花の腰を抱き、己の側に引き寄せては王らしい笑みを溢した。


「我々は戦を制してくる。その間に、陸由、そして高濫と三人で、昭殷の四囲を整えよ」


 わざわざこの場に居ない高濫の名前まで挙げ、楊基は身を翻した。問答無用で稜花も引かれ、船へと強制的に連れられる。楊炎が心配で振り返ると、眉を寄せ、口を引き結んだ彼の表情が目に入った。

 しかしすぐに彼は頭を下げる。

 その命を、確実に引き受けたと。その場に傅き、拳を胸の前で掲げていた。

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