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稜戦姫の恋  作者: 三茶 久
第一章
17/84

干州平定戦(4)

 ずらりと五千の兵が並ぶのは壮観だ。

 伝令によると、各地に散らばっていた兵もこの玖周の地に援軍として駆けつけてくるらしい。


 決戦の日。今までの凡戦と違い、本日は、本気でぶつかりに行く。数多くの命を狩りに行くと考えると、緊張で手綱を握る手に力がこもる。




 昨夜。楊炎は申し開きをしなかった。

 何故一人で条干に行ったのか問い詰めても、ただ、謝罪の言葉と、稜花のため、この二言で終わってしまう。別に彼に(とが)があるわけではないので、稜花としても不問に処すしかない。

 ただ彼は、稜花を危険に晒さぬようにする為——ひいては李公季の命のためなら、稜花本人を置いてでも任務に出てしまう。その事実を妙に実感して、胸がざわついた。

 楊炎に自由に任務に赴いて欲しいのか、側にいて欲しいのか。自分の感情がわからなくてもどかしい。



 しかし——今日は隣に楊炎がいると思うと、幾ばくか気が楽になっているのは事実だ。当たり前のように隣に(くつわ)を並べてくれている。

 ふう、と、大きく息を吐く。真っ直ぐに前を見据え、風の感じ、草のにおいとともに戦特有の泥のようなすえた臭いを感じる。



 ——さて、行くとしますか。


 心をふるわせて、稜花は片手を高らかに上げた。


「全軍、前進!」


 横一線に戦場は広がっている。敵の民兵が明らかに憎悪に満ちた瞳でこちらを見てくる。彼らは干州の民であり、稜花達が侵略者に見えるのだろう。

 自棄になったように無茶な攻め方をしてくるため、部分的に強い突破力を持っている。それさえやり過ごせれば、厄介な相手ではないのだろうが、死にもの狂いのこの様子は何であろうか。


 違和感を覚えつつも、稜花は進んだ。

 今は、稜花自身が注目を集めるとき。周囲に号令をかけながら、平原の中央部分に兵達を集める。

 宇文斉の言うとおり、敵の指揮系統は、上手く機能していないように見えた。

 前線から少し引いた位置にいるからこそわかる。所々率いる将はいるのだが、目の前の戦に手一杯で、戦場全てに意識を広げられていない気がする。



「無理に突破する必要は無いわ! 今は、個別に目の前の敵兵を撃破するときよ!」


 この状態なら、相手の注意を引き付けるのは難しくないだろう。稜花は全体に号令をかけ、じわじわと敵兵を撃破していく。

 目の前の敵にただ集中させる。一人一人の目的を明確にすることで、後は放っておいても各々良きように動いてくれる。



 前線の後ろで戦況をじっと見守る稜花に、楊炎は何か感じ取ったのだろうか。少し不思議そうな面持ちで見つめてくる。


「どうしたの?」

「……いえ」


 訊ねたところで答えてくれる気は無いらしい。

 すぐに視線を逸らしてしまって、彼の思いについては結局わからずじまいだった。



「おい、稜花! 行けるぞ、行かないのか!?」


 そこに大声で呼びかけてきたのは泊雷だった。

 敵の手応えをいまいち感じないのだろう。彼の実力だと当然である。しかし、今はこの場で待機すべきだ。敵本体を極力引きつけ、敵本陣、そして兵糧庫から切り離す。


「まだよ! 目の前の敵に集中して!」

「チッ! まどろっこしいっ!」


 そう言いながらも、泊雷は陣形を維持しつつ、目の前の敵を蹴散らしていく。彼自身も、彼の部隊自体もなかなかの豪腕揃いで、力押しでぐいぐいと敵をはじき飛ばしていく。


「泊愉殿のご子息か」

「ほんと、血気盛んで困るわ」

「ふっ……姫も似たようなものでしょう」


 くつり、と、楊炎が横で笑みをこぼしたことに、ぎょっとする。

 思わず二度見してしまい、楊炎と目が合った。

 楊炎はと言うと、こほん、と咳払いを一つ。そうして何事もなかったかのように、いつもの無表情に戻ってしまう。




 そうして戦況を見守っているうちに、じりじりと、日が昇っていく。稜花自身はまだ一人の敵兵も斬っていない。ただ、戦を見守ることに徹底した。

 腕利きの敵将がいるわけでもない。しかし、味方には悠舜がいる。泊雷もいる。他にも頼れる兵達が大勢いる。

 今までは父や兄が後ろに控えていてくれていた。しかし、今は誰もいない。自分がいるべき場所は、前線ではない。一つ立場が違うだけで、こうも違うものかと稜花は思った。



 先日まで、頼りにしていた楊炎が隣にいなかった。ただ一人で立つ大いなる凡戦を通してようやく、自分の立ち位置について見つめ直すことが出来た。


 ——なるほど。李家とは。こういうものかと、稜花は思う。


 一つ声をかけるだけで、皆が士気をあげる。一度頷くだけで、皆が信頼を預けてくれる。

 自分が成さねばならぬ役割は、皆の意識を一つにまとめること。それは何も、先頭に立つだけが手段ではない。時には駆けることも必要だろう。しかし、今は見守るべき場面。これが稜花の役割だ。


 じっと戦況を見つめていると、敵本陣の後ろの方で狼煙が上がるのが見える。

 いや、あれは狼煙ではない。くすぶった煙。やがてそれは炎となり立ち上る。



 ——よし、出番だ。


 待ちの時間は終わった。


「全軍、敵包囲を突破! 行くわよ!」


 意を決して、稜花は号令をかける。同時に稜明旗が高く天に掲げられた。


 ——オオオオオオ!


 怒号のような(とき)の声があがる。稜花は手綱を引いて、梓白を走らせた。隣には楊炎。

 自陣後方から前方へ移動していく。近くの者が持つ旗を一つ手に取り、彼女は梓白の背に立った。頭一つ抜けた状態で、自陣皆を見渡す。

 皆と、それぞれ目を合わせた。信頼を感じる視線を返してくれて、頷き合う。


「狙うは敵本陣! 一気に畳みかけるわよ!」


 稜花は梓白の背に立ったまま、しばらくの間駆けた。

 風を全身に感じるとともに、随分と遠くにいる稜明の兵達に熱が伝播していくのが分かる。心の中が熱くなり、体がやけにビリビリした。


 戦の熱に意識を放り込む。

 ああ、この場所で、生きていこうと稜花は思う。これが自身の成すべきこと。それぞれの咆哮が渦のようになって、稜花を陶酔させる。




 本気になった稜花達稜明軍の快進撃は、しばらく続いた。

 敵は本陣ではなく、兵糧庫が火計にかけられたことに狼狽え、ただでさえ働いていない指揮系統が完全に絶えた。敵兵の中には、もう、敗北を悟った者もいるのだろう。逃亡兵がちらほら見え始める。

 それらをすべて無視して、稜花が向かうのはただ一カ所。敵本陣だ。

 今までのらりくらりと逃げていた高越達敵幹部を追う。平原を抜け、丘に差し掛かる。弓兵による包囲網も強行突破し、騎兵の速さを最大限に生かして駆け抜けた。





 決着は、僅か一日でついた。

 あれだけ時間をかけてきた高越軍の討伐。凡戦せよと命はあったけれども、戦っている最中の手応えは覚えている。それが一日でこうも変わるものかと、稜花は実感する。策というものの効果を身をもって知ることとなった。

 あっさりと敵は崩れ、指揮官達は逃亡を謀る。稜花達がたどり着いた時、すでに敵本陣はもぬけの殻になっていた。


 奇襲を行った悠舜配下のうちの一人が伝令に戻ってきた。彼らが高越を追い、逃げた方向を教えてくれる。

 稜花達は軍を引き連れて、彼らが逃げた方向——東へ駒を進めることになる。このまま条干の方へ向かうか、それとも南の匡軍の方へ向かうか——敵がどう出るかは分からないが、向かった先も戦場だ。

 気を張り詰めたまま、稜花達はただ走った。

 東へ——。




***




 太陽がずいぶんと傾いてきた。日中ずっと高越達を追って駆けてきたが、そろそろ日も落ちてくる。野営にした方が良いだろうと判断する。

 丁度中規模程度の村が近くにあるため、周囲の地理について確認しておきたい。そんな宇文斉の提案により、稜花は楊炎たちとともに、村の長老に会いに行くことになった。

 悠舜たちには縦にのびてしまった軍をまとめ、野営の準備をしてもらうとする。



 干州の村は、どこでもこのような状態なのだろうか。田畑全てが手入れされているわけではない。

 村人は怯えたような視線を投げかけ、ただただ狼狽する。

 稜花達が侵略者に見えるのだろうが、それでも、彼らを見ていると胸に響くものがある。知らず知らずのうちに哀れんでいるのかもしれない。彼らのような生き方をせねばならない状況が想像できなくて、胸が苦しい。

 しかし、今はそんなことに胸を痛めている暇はない。成すべきことがある。そのためには情報を手に入れるのが最優先だ。



「貴方がこの村の長老かしら?」

「……はい、(たく)と申します……」


 目の前に叩頭する老人は、痩せこけて、随分と小さな体をしている。いや、周囲の者皆が同じような風貌をしている。毎日の糧が十分に足りていないのだろう。

 干州は稜明の南。稜河(りょうが)があり水も豊富で、肥沃な土地が広がっていたはずだ。気候もずいぶん穏やかで、稜明よりもはるかに恵まれた土地であるにもかかわらずこの有様。干州内がどれほど疲弊しているのか、一目でよく分かる。



「見ての通り、この村には女と子供、老人しかおりませぬ。食料も男手も、すべて高越に持って行かれました……哀れだと思い、どうか、お慈悲を」


 ぶるぶると震える様子に、稜花は(まなじり)を下げた。自分たちが危害を加えるとでも思っているのだろうか。


「拓、頭を上げて。別に私たちは貴方たちから何かを奪おうとしている訳ではないわ。少し、このあたりのことで聞きたいことがあるだけよ」


 そう告げると、拓はぽかんとした様子で顔を上げる。他の村人も、不思議そうな目でこちらを見てきた。


「え? 何?」


 全員に呆然と見つめられて、稜花は一歩引いた。横で宇文斉がくつくつと笑い出す。姫様は素直だから、と言葉を添えているが、なんだか余計なお世話だ。


「僕が話を伺いますよー。長老、落ちついてお話を伺える場所に案内してもらえます? 姫様をこのままにしておくわけにもいかないので」

「しかし、村にはそのような高貴な方をお迎えできる場所など……」

「気にしませんよ。なに、安心して良いですよ。姫様は慈悲深い方ですからねー。貴方がた民衆に手を上げるようなことを致しません」


 宇文斉がどう言おうと、向こうにとっては脅しにしかならないのだろう。ひくりと頬を引きつらせながら、深々と叩頭する。村の者たちも、お互いの肩を抱き合うようにして縮こまっていた。もしかしたら、このようにして村の男達を連れて行かれたのかもしれない。

 警戒するのも無理がないかと、稜花は肩を諌めた。苦笑しつつ、宇文斉と頷きあう。ここに稜花がいたところで、民には恐怖しか与えないだろう。はやく立ち去った方が良さそうだ。




 拓を連れて彼の自宅へと足を進める。

 緊張する拓の気を少しでも紛らわせようと、稜花は日々の生活の事など聞いたりしてみたが、余計に相手を焦らせるだけだったらしい。はい、いいえの短い返答ばかり返ってくる。こびり付いた固定概念を切り崩すのは、随分と難しいように感じた。


「で、この辺の事と、高越のことを聞きたいのですよー。特に高越が男手をかき集めた村ってどの辺にありますかね?」


 宇文斉が地図を広げながら周辺の地理について訊ねる。

 しかし、拓は地図が読めないらしい。村から見てどの方向に、歩いて何日……と言ったように、実生活の感覚で伝えていく。宇文斉はそれを読み解き、地図にだいたいの位置を記す作業を推し進めているようだ。


 聞き取り作業は宇文斉に任せて問題ないだろう。むしろ、人は少ない方が良さそうだ。宇文斉なら話をまとめた上で、今後の方針を示してくれるはず。

 稜花はけして手荒なことだけはせぬように、と念を押す。そして楊炎を連れて家から出ることにした。





「どこに行っても、干州の民はこういう雰囲気なのね」


 二人になると、ぽろりと本音が出る。

 家の外に出ると、まだ村人が恐ろしそうな目をして稜花達に視線を送っていることに気がついた。村からも少し離れた方が良さそうだ。


「楊炎、ちょっと付き合って」


 にこりと笑うと、稜花が何をしたいのか悟ったのだろう。楊炎は少し諦めたような顔をして、ため息を吐いた。


「——今日はもう、散々お体を動かしたでしょう?」

「前線に出ないようにしてたんだから、そうでもないわ」


 皆の間をすり抜け、集落の外へしばし進んだ。荒れた畑が広がっているあたりまでやってくる。少し足場が悪いが、たいした問題でも無い。稜花は腰に下げた双剣を手に取り、楊炎も刀に手を添える。



 にらみ合った末どちらからともなく、地面を蹴った。

 楊炎の間合いは広い。しかも早い。最初の斬撃をどう避けるか。これが勝負の決め手になることを、稜花はもう知っている。

 間合いに入る直前に、地面に半歩踏みとどまることで、相手の調子を崩す。しかし、それに対応できない楊炎ではない。彼自身も半歩退いて、稜花に合わせて軌道修正した。


 左の剣を打ち付けると、楊炎は軽く対応してくる。彼が今手に持っているのは、普段使用している長刀ではない。小回りのきく小刀。稜花の武器に対応して獲物を変えたのだろう。憎らしいほど余裕がある。


 涼しい顔で、稜花の二刀を軽くあしらう。どんな鍛え方をすればそんなに早く動けるのか分からない。稜花の双剣を、彼は片手で軽くいなすようにして振り払う。どの方向から攻めてもそれは同じで、稜花の額から大粒の汗がこぼれ落ちた。



 本来ならとっくに勝負はついているのだろう。彼がわざわざ稜花に合わせてくれているだけだ。これほどまでに大きな実力差を見せつけられて、悔しさで、口を強く結ぶ。楊炎をにらみ付け、駆け寄る。


 しかし、付き合ってくれるのも終わりらしい。

 稜花の最後の剣撃は相変わらず小刀で片手で受け止められる。もう一方の手を前に出そうとした。しかしその前に彼はその場にしゃがみ込んでしまう。

 とっさに視線から下に消え、何事と思った瞬間、稜花の足が払われ、地面に崩れ落ちることとなる。


 ずべし、と、なんとも間抜けな崩れ落ち方をして、後頭部から地面に打ちつけられた。



「……った!」


 衝撃に目を閉じ、とっさに頭をさする。じんじんとした痛みに耐えつつ目を開けるとやはり、目の前に楊炎の刀があった。



「まだ、抵抗なさいますか?」

「あー、負け負け。私の負け」


 こうもあっさりと負けてしまえば、いっそすがすがしい。苦笑いしていると、楊炎がいつものように手を差し伸べてくれる。その好意を受け止め、稜花も彼の手を取った。


「相変わらず、とんでもない強さね」

「まだまだです」

「……ほんと、化け物ね」


 稜花は肩をすくめる。兄以外の者にはそうそう負けることのない稜花だったが、相手が楊炎となると話が別だ。常に勝ちたいと思っているが、勝てる気がしない。どう想像しても、彼の斬撃をやり過ごす方法が見つからないのだ。



 くすくす笑った後、ああ、と、稜花は言葉を付け足した。

 先ほどの戦闘の最中。少し気になる気配がちらほら見え隠れしていることを稜花は知っている。

 小さな訪問者を視界の端にとらえていたのだ。



「出てきて良いのよ、坊やたち」


 少し離れたところに立っているやせた木。その後ろに隠れるようにして、二人の少年がこちらを見つめていた。

 二人とも口をぽっかりと開けたまま、きらきらと憧れの眼差しで見てくるからこそばゆい。


「兄ちゃんも、姉ちゃんも、かっけえ……」

「かっけぇー」


 とてとてと。痩せこけた二人の少年が近づいてくる。

 年の頃は十に満たないのだろう。まだやんちゃ盛りの表情で、実に楽しそうに稜花達の武器を見ていた。


「ふふ、ありがとう。毎日しっかり調練しているからね」

「俺も姉ちゃんみたいになれっかなあ……」


 どうやら双剣に興味があるらしい。なるほど、民兵だと見たことあるのは普通の両手剣や槍などだろう。双剣を操るのは物珍しいのかもしれない。


「この村の子? 名前は?」

(ろう)!」

(けん)!」


 くるくると大きな瞳を動かしながら、二人は嬉しそうに名乗りをあげる。

 先ほどの村の様子とは全く違う、子供らしい元気な様子に、稜花も嬉しくなる。しゃがんで彼らに視線をあわせ、稜花は二人の頭を撫でた。


「そう。二人とも、毎日しっかりと父上と母上のお手伝いをすること。そしたらきっと、強くなれるわ」

「毎日お手伝いしてるよ! でも……」


 そこまで言ったところで、郎の表情が曇る。

 何事か、と思って、しかし直ぐに思い当たる節がでてくる。ああ、と、稜花は自分の選んだ言葉を反省することとなった。

 彼らの父はきっと、高越軍に連れて行かれているのだろう。


 郎たちは、稜花が高越軍と敵対関係にあるのを知らないのだろうか。だとしたら、無理に教えることもないだろう。

 稜花はにっこりと笑って、二人の頭を強く撫でた。


「……母上の言うことをしっかり聞くこと。強くなって、父上の代わりにならなきゃ」

「うん! そしたら姉ちゃんみたいになれる?」

「うんうん。もーっと格好良くなれるよ。父上が帰ってきたときに、褒めてもらいましょう」

「褒めて貰えるかなあ?」

「だいじょうぶ。父上、きっと喜ぶわよ?」



 まだ無垢な彼らは、虐げられた経験もないのだろう。干州を平定することで、彼らの笑顔が守れるなら、悪くないと稜花は思った。


 ちらと楊炎を見る。

 見たところで、不思議に思う。

 最近表情が和らいでいるのが分かるようになってきた楊炎の顔。

 なのになぜか。今は出会った頃のような熱のない瞳をして、ただ、遠くを見つめていた。

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