プロローグ
ーーーとあるチャットの一つの部屋にてーーー
悪魔王ルシファー 【何! 異世界へ行く方法が存在するだと!?】
異世界の番人 【ああ、確かに存在する】
悪魔王ルシファー 【一概には信じがたいな】
異世界の番人 【信じないならそれでかまわねえが?】
悪魔王ルシファー 【まあいい、話だけでも聞いてやろう】
異世界の番人 【実を言うと異世界とこの現代世界は繋がっている。俺はそのゲートの番人みたいなもんだ】
悪魔王ルシファー 【ほほう、なら今度そこへ案内しろ】
異世界の番人 【それはかまわないが、紹介料50万をお前が俺に支払ったらの話だ】
悪魔王ルシファー 【やけに高額だな。さては貴様、6666億人の悪魔の頂点に立つこの俺、悪魔王ルシファーに詐欺を働こうとしているな? 愚かな人間どもは騙せても俺は騙されないぞ】
異世界の番人 【いいよ別に信じないなら。その代わりお前は一世一代のチャンスを失ったことになるけどな】
悪魔王ルシファー 【……バイト、いや下等な人間の下働きをしてやって儲けた金がある。特別に貴様に騙されてやるからそこの場所を教えろ】
異世界の番人 【〇〇県××市△△〇ー〇〇】
悪魔王ルシファー 【もし嘘だったら6666億の部下が貴様の息の根を止めにやって来る。覚悟しーーーー】
悪魔王ルシファーさんの接続が切れました。
異世界の番人 【バグ乙ー てことで俺はそろそろ落ちるわ】
異世界の番人さんがログアウトしました。