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平凡に生きようっ!  作者: ポン汰
vs!!生徒会!
18/24

鬼ごっこ。よん。

頑張って進めます><



時すでに遅し。





私が階段を降りたその先には、先程神恵さんを追いかけていたはずの副会長の姿。


うそん。


これ挟み撃ちじゃね?え?ずるくね?神恵さんは?


これ以上、下の階に逃げるのは無理そうだ。


私は降りようとしていた体をくるっと方向転換し、廊下に向かって走る。


「うわぁ。」


廊下の先には桜庭先生。


「よぉ。もっと嬉しそうな顔しろや。」


「これが最大級の綻んだ顔です。」


私は無表情で言う。うん。


「嘘つけ。」


「嘘つきました。」


どうしよう。


後ろは副会長と黒髪の人。


前には桜庭先生。




やべぇ・・・・・・


遂にこの時が来てしまった・・・・・


でも・・・・・


今なら・・・・・・!!


今なら出来る!!


私なら!!


「________fly away!」


私は窓から飛んだ。・・・・否、跳んだ。


二階だし。大丈夫だ。うん。


「っおい!!」


上から桜庭先生の焦った声が聞こえる。




★ ★ ★ ★ ★



「________fly away!」


俺の目の前で如月は窓から飛び降りた。


「っおい!!」


俺は止めようと手を伸ばす。


だが、届かない!!


俺はすぐに窓の下を見た。


最悪の想像をしていた。



だが、奴は羽根でも生えているようにふわっと地面に降り立った。



「嘘だろ・・・・」


あろうことか、此方を振り返り子供のように「べーっ」

っと舌を出して走り去って行った。


「桜庭先せぇ~!あの子はぁ?」


「逃げられた・・・・」


「へぇ?珍しいねぇ?」


「あぁ・・・・・・・





ますます欲しくなった・・・・・・・」





俺は二ヤリと笑った。

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