プロローグ
内容を変えようと思いまして;;
勝手ながら全て書き直します><
すみません!!
私は平凡が好き。
何時でも平凡がいい。
平凡が無理なら、空気で良い。
誰にも気づかれない。
誰からも干渉されない。
誰からも注目を浴びない。
ソンナ存在でいたいと私は強く思う。
だって、それが一番いいでしょう?
それが一番平和。
それが一番安全。
ソンナ、平凡に生きたい私の、
平凡でいられるように努力している私の人生の計画が・・・・
崩れたのはいつ・・・?
★ ★ ★ ★
4月。
この季節は鮮やかに彩る季節。
桃色、桜色、黄色、白色、空色、緑色・・・・・
色々な色に彩られる。
中でも桜色は代表的だろう。
桜色=春色
これは、多くの日本人に共通する事であろう。
桜色と言っても、案に一つではない。
ピンクと思う人もいるだろう。
シロと言う人もいるだろう。
そこがまた良いのかもしれない。
だが、4月には他にも代表的なモノがある。
そう。
例えば・・・・『別れ』や『出会い』。
それに『始り』など。
これら三つに値する例は『新学期』『入学』『卒業』であろう。
これは小学校から中学校までの9年間では確実に体験するものであり、
高校から大学の6,7年は通った者のみ体験するものである。
勿論、私もそれを体験した。
中学の時の卒業式。
クラスは男子も女子も泣いていた。
それなりに良いクラスだったんではないだろうか。
体育祭や合唱祭、文化祭などでも一番頑張ったクラスに与えられる賞を貰っていたようだ。
普段から休日も皆で集まって遊んでいたようだし。
私も卒業式は感動で視界が歪んで・・・・・
なんて事にはならなかった訳だが。
お気づきの方もいらっしゃるだろうが・・・・
私の語る中学の記憶は他人事。
良いクラスだったんではない『だろうか』
賞を貰っていた『ようだ』
遊んでいた『ようだし』
残念ながら私には特別仲の良い友達が出来たわけではないし、
思いを寄せる異性が居たわけでもない。
私は体育祭はサボって屋上から見ていたし、
合唱祭は口パク、文化祭も欠席した。
遊びに誘われた事は一度もない。
ここまで見ると哀れに思う人もいるかもしれないが、私はそれで構わない。
寧ろ、此方の方がいい。
言っておくが、マゾ属性はない。
断じてない。
私はただ、空気のような人間でいたい。
中学の時は空気になりきれていた。
絶対。うん。
だから、高校でも、空気になりきろう。
私はそう意気込んで家を出る。
「行ってきます。」
返事はない。
誰もいないから。
「無駄に広い家。」
いつも思う。
私の空気のような高校生ライフが幕を開ける。
多分。