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ネルテ・バーシュの回想

 ネルテが城下町からシュルイドへと居を移したのは彼女の就職と同時、十八の時だった。両親と離れ暮らす事には不安を感じつつも、仕事は充実し友人も出来、二十歳になる頃には結婚までして順風満帆を絵に描いたように進んだ。

 ネルテのその幸福な日常が崩れたのはシュルイドの襲撃からである。

 町長を通じてもたらされた凶報を、ネルテは当初恐ろしく感じつつも浮かれて聞いた。討伐に彼女の父であるデニルの軍が派遣されると知らされた為だ。ネルテにとって、父親は小さい時分から唯一絶対のヒーローだった。彼女が結婚してから顔を合わせる回数の減ったデニルに会える事が、ネルテにとって嬉しくない訳がない。

 町に張られる結界は盤石で、デニルは無敵のヒーローで。おまけに希代の勇者も一緒という至れり尽くせり。

 喜びが憂いを上回っても、ネルテにとっては当然の事だった。




「元気にしていたか、ネルテ」


 勇者一行が町へ着き、森に潜む魔族を討伐する準備を始めたのは夕方のことである。暗くなれば人間の方が圧倒的に不利になる為、朝方の決行が予定された。故に彼らの休憩時間は少しばかり長くなる。つまりは余剰が出来たわけで。デニルはそれを、ネルテに会う為にあてた。

 普段厳しい印象を周りに与える眉間のしわを緩ませて、ネルテの前に現れたデニル。彼女は満面の笑みを浮かべ、父親に飛びついた。


「元気にしてたよ、父さんも元気そうだね」


初めての襲撃に緊張し、恐ろしい魔族を討伐しに行くデニルを案じていたネルテだが、父親への信頼の前ではそういった負の感情はひとかけらとて浮かばない。彼女につられたのか、デニルもまた微笑んだ。


「勿論だとも。何せお前の住む町だからな、万全で臨みたい。風邪の一つだって引けやしないよ」


 言いながら、デニルはネルテから身体を離す。ごつごつした硬い掌で、優しく彼女の頭を撫でた。くすぐったさにネルテが笑い声を漏らしていると、デニルの背後、影に隠れて男が立っていたことに気がつく。

 ネルテは慌ててデニルの手を掴み距離をとると、今更ながらに小さな会釈を向けた。

 すぐにデニルも気が付いて、後ろを振り返る。


「ああ、紹介が遅れて申し訳ありません。娘です」


 デニルに背を押され、ネルテはどこか見覚えのある青年へ頭を下げた。


「初めまして、ネルテ・バーシュと申します」

「ネルテ、こちらは上官の」

「ジオリス・ミシェット、ご丁寧にどーも」


 朗らかに笑うジオリスは、人目を引き付ける力強さがある。


「では貴方が勇者様、町をお救い頂き有り難う御座います」


 ネルテは思わず見とれながら、謝意を告げた。ジオリスはくつくつと声を上げて笑う。彼女を見る眼は吸い込まれそうな赤色をしていた。


「気が早いなぁ、まだ魔族の影も見ていないのに」


 穏やかな時間、和やかな空気。誰もが優しく微笑むと、ネルテは信じて疑わない。

 その時が来るまでは、只の一度も疑わなかった。


 翌日ジオリス達が町を出た後、魔族が去ったという連絡は城を通じてもたらされた。彼らが町へ戻ることはなく、役人達は皆首を傾げながらもシュルイドの無事を喜んだ。すぐさま住民にも知らされ、緊張から解放された皆が浮かれる。

 けれどそうしてシュルイドが平和な日常へ帰る寸前に、ジオリスの裏切りは告げられた。

 当然のように、住民は役人を含めての大混乱に陥る。町は救われたのだから、ジオリスがこの地を救ったのだから、裏切りなど悪い冗談だろうと戸惑い飛び交う悲鳴の中。ネルテは只呆然と立ち尽くしていた。彼女を正気へ返したのは、城下町に暮らす母親からの術鳥である。

 夢遊病の様にいつのまにかたどり着いた家、ネルテを抱きしめる夫。可憐な小鳥の嘴がさえずるのは、涙混じりの悲痛な嘆きだ。

 デニルの腕がもう動かないと言う残酷な現実が、ネルテをなぶり安らかな揺りかごから突き落とした。


 幸か不幸かネルテの父親がジオリスの副官(デニル)だという事は極一部にしか知られていない。心配する夫に見送られ、ネルテは翌日も変わらず役場へと出勤した。不安げな表情を皆が浮かべる中、彼女は一人背筋を伸ばす。

 デニルの怪我を思えば胸を裂く様な痛みがあるが、落ち込む姿は見せられない。

 国からはジオリスの裏切りだけが布告され、その折に彼の副官が害された事は一切触れられていなかった。今ネルテが暗い顔を見せれば、ジオリスが国を離れた事にショックを受けていると思われる。彼女はそれが許せなかったのである。


――裏切ったというなら、殺されてしまえば良いのに。


 ネルテ自身が驚く程に、身の内は黒く淀み煮えたった。ジオリスに音のない呪詛を向けながら、彼女は小さく眉根を寄せる。


――父さんは、国のためにあんなに命を懸けてきたのに。


 ジオリスが自分達に牙を剥いたという事実だけでも衝撃で、血生臭いと伏せられたであろうデニルへの凶行。あっさりと隠されたという事実は、彼をまるでどうでも良い者だと放り出す様で。長年仕えてきた国からの、これも酷い裏切りだとネルテは人知れず唇を噛んだ。


 そんな悲劇の中で不幸中の幸いにも、シュルイドという町は救われた。翌日になって住人が胸をなで下ろす姿を役人達は表情を強ばらせて見つめ、告げる。

 再びシュルイドは襲撃を受ける。今度は規模が大きい為、結界で魔軍を弾き出す事も出来ないだろう、と。

 けれど怯え戸惑う彼らを前に、役人達こそ泣きそうだった。次にシュルイドを襲うのはジオリス、そして幹部二人を含む魔軍。国軍、つまりは対魔族専門の王城詰めの軍隊が来られるぎりぎりの日数を指定され、予断を許さない状況である。

 滅多にない大将軍直々の指揮で、将軍三名を含む大軍が来ると知り、ネルテは酷く怯えた。裏を返せばそれが必要な程の大事だと言うことである。


「怖い」


 誰かが思わず漏らした一言に、その場の誰もが胸をつまらせた。


 襲撃当日の朝。予告は夕方だと言うのに慌てて町へ駆け込んできた軍人達は、ジオリスが宣言を破り襲いかかってきた事を告げた。

 この時ネルテの体を走ったのが恐怖だったのか、怒りだったのか。彼女自身理解出来なかったけれど、焼け付くようなその感覚だけは生涯忘れることはないだろう。

 遅れて現れた大将軍と将軍の二人をネルテは食い入るように見つめた。ジオリスの恋人だと噂されるフィルディガンテ唯一の姫、エリザベータ。彼女はネルテの、住民の味方なのだろうか。

 知らぬ間に終わった集会、隣に立つ町長と大将軍の話。全てはネルテの耳を素通りして、終わった。


 魔軍のリーダーが倒され、住民をそのままに役人だけが避難所から地上へと上がる。不幸にも閉じこめられてしまった町長と次席の代わりに、ネルテは今後の対応を話し合うため大将軍達の輪に混じる。けれど彼女の脳内を巡るのは、避難所で聞いた一つの噂だ。


『勇者が参戦していたが、姫術士が逃がしたらしい』


 襲撃前の一悶着を指すわけではない様で、聞けば兵士をその場から追いやり二人きりになった上でジオリスを逃がしたのだという。

 何故そんな話が出ているのか、皆が避難していたというのに誰がそれを見たというのか。真っ赤な嘘だとネルテは考え、けれど同時に沸き上がる疑念。

 もし本当にそういった状況に置かれたら、エリザベータはジオリスを逃がすのではないか。

 自身の思考にのまれ上の空なネルテは、大まかな方針が決められてすぐに会議の輪から外された。仕方なくネルテが役人達と細々と打ち合わせをしていると、原因であるエリザベータが声をかける。

 疲れた様子の、真摯な眼。ネルテの理性はエリザベータを良人と判じ、彼女の感情はそれを真っ向から否定した。

 制御できない荒れ狂う心を前に、ネルテは今自分が何を思い考えているのか、それさえもよく分からなくなってしまった。



 災いは畳みかけるように訪れる。

 言葉を失うネルテに町長は渋面で口を開いた。


「やってくれるね?」


 ネルテは返事をしようとして喉が嗄れた様に言葉が出ないことに気が付き、不作法と知りつつも頷くにとどめた。町長は彼女を咎めず、表情を和らげる。


「何、調査官方も同行される。ああ、勿論護衛もね。君は付いていくだけでいい、当然向こうで仕事はしてもらうがそれを終えた後は数日休暇を組んでも良い。ああ、そうだね、そうしなさい。実家はあちらだろう。日頃良くやってくれている君が、少しばかり休んだところで罰は当たるまいよ。こんな時ぐらいね」


 ネルテはやはり頷くだけだ。労るように笑う町長は彼女が話していないデニルの事を、すでに知っているらしい。


「旦那さんも丁度出張だと言っていただろう? 君も色々あって疲れただろうから、旅行気分で行っておいで。顔を見れば、少しは安心するはずだ」


 含みを持つ言葉に思わず唾を飲み込むと、漸くネルテの喉が潤った。


「有り難うございます」


 中身の無い感謝が冷たく空気を震わせる。


――ああ、気付きたくなかった。


 ネルテはジオリスの裏切りを境に、国にも軍にも不信を抱いていた。けれど自覚していたそれらとは別に、今初めて気が付いた事がある。

 ネルテがシュルイドへ来てから変わらず町長を務める彼を彼女は尊敬し、とても慕っている。些細な相談にも厭な顔をせず、大らかで優しいと評判の町長。ネルテはその彼さえも。


――私は、私は、人間が怖い。


 そんな彼さえもが怖いのだと、酷く苦しげに息を吐いた。




「やあ、久しぶりです。こうして一緒に仕事をするのはいつぶりだろうか、楽しみですな」

(バーシュ、まだ役場に居たのか。お前などがよくもまあ、私と仕事をするなどと言えるものだな。忌々しい)


「あの、こんにちは。少し話し相手になっていただけませんか? 城に行くのは初めてなもので、どうも緊張してしまって。貴女は以前あちらにお住まいだったとか」

(どうせ話すくらいしか出来ることなどないだろう。たまたま城下町に住んでいたというだけのお前は)


「離れて何処へ行こうとしていたのだか、手間をかけさせるな。我々から逃れられるはずもないというのに」

(バーシュさん、あまり離れると危ない。この辺りは野生動物がいますから、どうぞこちらの火の近くへ)


「やっと来たのね、人殺し。ご苦労様よね、自ら裁かれに来るのだから。あら? 随分顔色が悪いのではなくて?」

(長旅お疲れさまです。お部屋へご案内を……まあ、大丈夫ですか? 熱がお有りでは?)


 許されない罪を犯した同僚とにこやかに笑い合い、不信を抱く国の武人・役人との同道。ネルテを追いつめるのには充分で、どちらが現実でどちらが虚構か。ぐらりぐらりと彼女を惑わす目眩と幻聴。

 笑顔の裏には嘲笑が潜み好奇の言葉は忌諱を含むと、ネルテ自身にも止められない猜疑心は底がない。

 酷い頭痛をものともせずに、ほらまた聞こえると嗤う声。


『でも』

――でも?


『ジオリス様は私達の為に裏切ったふりをしたんですよ!』

――そう、彼は貴女達の為に父さんを裏切り傷つけたんだ。


『本当に裏切ったわけじゃない』

――父さんの腕を壊すことは、裏切りの範囲には入らないって?


『内側から魔軍を倒そうとするあの方を助けて下さらないはずが』

――彼は孤高のヒーローだと。私のヒーローを足蹴にした彼を、皆で讃えて助けなければいけないと?


 ネルテの視界は瞬く間に赤く染まって、白く、滲んだ。




***




 医者も役人も部屋を去り、室内には女ばかりが三人。話をしていたのはネルテだけで、彼女が既に眠りに落ちたこの場は静まり返っている。

 青い顔色でベッドの上を見つめる同僚を眺めると、サレアは一人部屋を後にした。




「と、いうわけです」


 火事場泥棒の件はもうエリザベータには関係がなさそうだと見切りをつけたものの、一度耳に入れたからには顛末も話したい。そうして何か拾えるかもしれないと関係者である町役人の客室へサレアが赴けば、目的である人物は体調不良で今日の予定をすべて取り消したのだという。

 仕方なく帰ろうと足を返せば、恋に盲目な同僚に捕まりつくづくついていないとサレアはあからさまに溜息を吐いていた。のだけれど、どうにも変な方向へねじ曲がったものである。

 エリザベータの休憩時間、サレアは本日も同じテーブルに着くと彼女と談話を繰り広げていた。


「そうですか」


 とはいえ、サレアの長い口上に対してエリザベータの返事は短い。

 サレアは行儀悪く頬杖を付くと、小さく息を漏らした。


「やっぱり、興味ないですよね。この話」


 白いカップを口元に当て、苦く笑うエリザベータ。


「デニル様が怪我をしたのはご存知でしたし、ご家族がいるのも予想が付くこと。その方が憤られるのは当然、ですものねぇ」


 エリザベータにとっては予測が事実だと知れただけである。既に国としての対応がなされた後で、二ヶ月近くたった今、個人的に何かするという事もない。


「そのせいで睨まれていたのだと知って、すっきりは致しましたけれどね」


 エリザベータはカップを置いて、サレアを見つめる。襲撃後、ネルテの強い眼差しは燃える様な赤い髪と相まって、彼女に強烈な印象を与えていた。


「姫様にあたりたくもなりますよねぇ。踏んだり蹴ったりで、ついてないもの」

「……そうですね」


 サレアの明け透けな物言いに、エリザベータは気鬱な表情を浮かべる。この程度の言葉の毒は、二人には当たり前のものである。常にはない彼女の反応に、サレアは小さく首を傾げた。


「デニル元副将軍の怪我は彼自身にも責任が御座いますけれど、御息女に関しましては何とも言い難いものです」


 けれどサレアが口を挟む前に、エリザベータは言葉を繋ぐ。気のせいだと切り捨ててしまえる程に僅かな違和感だった為、サレアも人差し指を立てた右手を顔の前に突きだし話を続けた。


「で、そんな彼女が今回倒れる原因になった侍女なんですけど」

「侍女は関係御座いませんでしょうに、意地悪ですよ」

「あんな廊下で絡んできたあの娘に原因の、最低でも一端がありますー。というか本題そこじゃないんですってば。その侍女、デニル様を蔑ろにした妄想をとても反省したみたいで、彼女が回復するまで世話係をかってでたんですけどお借りしても構いません?」


 サレアを窘めるように言葉を返していたエリザベータは、虚を突かれた表情で目を瞬く。頬に左手を添えながら、小首を傾げ呟いた。


「あら、私の侍女なのですか」


 その小さな声を拾い上げ、サレアは頷く。


「そうです、姫様の侍女です。一年目の新人で最初の顔合わせの時くらいしか話したことないはずですけどね。子爵家のご令嬢で、本人は別としてご実家は珍しく姫様に好意的です。その関係で入られた方なので数日とはいえ姫様の許可がないと動かせなくって、侍女長のところで話が止まってるんですよ」


 貴賓でもない平民の町役人一人世話をする為に、王族の侍女を貸してほしい。せめて侍女長の裁量で決められるならまだしも、である。彼女が戯れ言だとエリザベータに伺いさえ立てず、斬って捨てるのも当然と云えた。


「御息女の御加減は大分御悪いのでしょうか」

「いえ、体調崩してたところに興奮して大声出したのが不味かっただけなので。今日休みの明日仕事、のちご実家で休暇っていう予定通りの日程をこなせそうな程度です」

「そうですか。それではその侍女には三日……いえ最大で一週間、御息女の御世話係を申しつけておきましょう。後程侍女長を寄越す様、連絡を御願い致します」

「畏まりました」


 返事は恭しいが、頬杖をついて座ったままである。けれど気にすることなく、エリザベータはサレアに問いかけた。


「ところでサレア、その侍女が余りお好きではありませんのね。ですのに彼女の希望を叶えようとされるだなんて、どうなさったの?」


 サレアは唇を尖らせると手をおろし紅茶を一口、口に含む。


「ジオリス様の洗脳が解ける良いきっかけになるかと思ったんですよ。姫様の仰るとおり正直あの娘は嫌いですけど、このまま城内がジオリス様裏切った振り説で一杯のままなのも怖いですから」


 偽りの希望に縋った所で、偽物ならば堕ちるだけである。加えてジオリスが神聖視される事で、敵対するエリザベータが悪者にされる可能性もあった。今でもジオリス裏切りの件で彼女は悪く言われているが、言いがかりの様なものだと皆が何処かで理解している。これが言いがかりでは無いと確信を持つ者で溢れてしまえば手遅れなのだ。

 一度ラクセルとの噂で手遅れにしてしまった手前、軽い口調ながらサレアの眼差しは真剣である。カップの持ち手を人差し指で撫でながら、彼女は続けた。


「いっそデニル様の事、大々的に発表しちゃいません? 今回の侍女みたいに皆目を覚ますかも」

「必ずしも効果があるとは限りませんし、この状況です。下手をすればそれこそ、デニル元副将軍が悪者と決めつけられるかもしれません。噂の怖さは御存知でしょう」


 今の立ち位置をデニルに押しつけるだけになるかもしれないと、エリザベータはサレアを宥める。けれどサレアは肩を竦めてそっぽを向いた。


「事実を広めるだけだもの、デニル様が悪く言われたところで」

「サレア」


 エリザベータは鋭い声音でサレアの名を呼び、彼女を咎める。言い切る前に台詞を遮られたサレアは気まずげに口元を動かした。


「ああ、もうー、言ってみただけですよ。オフレコだと姫様も乗ってくるのに、なんて面倒くさい子!」

「自覚しております」

「でも大好き!」

「私もサレアが大好きですわ」


 喋るうちに熱が入ったサレアが叫んだところで、エリザベータの休憩時間が終わる。いつの間にか張りつめていた空気は、和やかに霧散した。

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