第14話 桜花さん……心がポカポカします
魔法の練習をする
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魔力空っぽ
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仮眠
これを毎日4回約12時間、普通の睡眠7時間、食事を作ったりする時間2時間、残り3時間調べ物や風呂に入るで1日が終わる。
そんな生活を1週間続けているうちに、遂に俺は望んでいた魔法を身につけることに成功した。
「ちょっと水を使う魔法練習してくるから風呂場行ってくるわ」
「「はーい」」
「了解」
女性陣に断りを入れて風呂場に行き、魔力測定装置でまだ魔力が十分にあることを確認してから、洗い場の端っこに立って手で女性陣の事をイメージして息子をしごく。
今までは息子をしごいてもあんまり快感を感じなかったが、感度を上げる魔法で手から送られる外部の刺激を増幅させ、イチモツをそそり立たせることに成功する。
次に金玉に精子を作る魔法で精子を魔法の力で生み出し、体外に放出する魔法で絶頂を迎える。
「ふう……」
手にべったり付いた精液を見ながら、男としての達成感と共同生活している女性陣をオカズに使った罪悪感、そして射精できたことの快楽と幸福感……複合する魔法を使うことになったが、精神体で射精するということをやり遂げた。
しょうもない魔法に思えるかもしれないが、異世界に転生したら魔法の力がある限り萎えることのない絶倫を手に入れたことにもなる。
女性の前で緊張して立たないなんて事も無いのである。
男の夢が詰まった魔法を俺はこの短期間で開発することに成功したのだ!
これのヒントになったのは皆で探した発酵させる魔法で、発酵させるにはどうしても菌を発生させる必要があり、物質を生成する魔法として体にある物を再現するほうが簡単というのは汗をかく魔法で学んでいたので、色々調べていくうちに精液を作ることができないか……という考えに至ったのである。
それで数日実験してようやく射精に至ったのである。
「俺って天才かも」
射精をしたことによる高揚感により自画自賛してしまったが、いい感じに複合した要素を使った魔法の練習はできた。
「試しに精神摩耗度調べてみるか」
俺は体を洗ってから脱衣所に出て、魔力測定装置で精神摩耗度を調べてみる。
射精前は8%ほど溜まっていたが……。
「んん! 3%になっている!?」
射精することで精神摩耗度が回復する! これは良いことを知ったかもしれない。
射精に必要な魔力は1しか必要としていないし、食事と睡眠以外で精神摩耗度を回復できるのはこの空間では重要になるかもしれない。
「自慰行為による精神回復……女性陣にはどうやって伝えよう……」
女性陣に伝えづらい事柄であるのも事実。
しかし隠し事を続けるのも憚られる。
「桜花さんに、相談してみることにするか……」
俺は射精魔法のことや自慰行為が精神摩耗度を回復することについて桜花さんに相談することにするのだった。
「桜花さん、ちょっと良いですか?」
「ん? どうしたんだい?」
食事が終わり、食器を片付けて朝食の仕込みを終わらせた後に、桜花さんに声をかけた。
そこで桜花さんに自慰行為をすると精神摩耗度が下がる事を説明する。
「ふーん、僕達に隠れてそんな魔法を開発していたなんてねぇ……」
「性的なことだったのと、女性陣を見てムラムラが溜まることが多かったので適度に発散できないことがストレスになっていまして……魔法を使ったり眠るので今までなんとか耐えてきましたけど」
「うんうん、いやぁ阿部君の気持ちを汲み取れなかった僕も悪いねそれは……」
「実里やつららちゃんに自慰行為をすれば精神摩耗度が回復するって伝えるのも……」
「まぁ男の阿部君の口から言うのは憚られるね」
「ですよね!」
「僕には言っても良いって思ったんだ……異性として僕見られてない?」
「と、とんでもない! 桜花さんは魅力的な女性ですよ! ただ……年下の2人に相談するわけにもいかず……」
「そりゃそうだ。いやぁ良かった。僕の事をちゃんと阿部君は異性としてみてくれているんだね?」
「はい! 素敵な女性だと」
「そうかそうか……阿部君、自慰だけで良いのかな?」
「え?」
「僕は阿部君に少なくない好意を抱いているよ。それこそ彼氏に阿部君がなってほしいくらいに。元々バイトしていた頃も色々愚痴を聞いてくれたし、仕事を覚えるのも早くて僕の負担も大きく減ったし……この空間に来てからは男らしく皆の為に頑張ってくれていて、阿部君が僕に年上として頼りにしてくれているように、僕は阿部君を頼りにしているんだ。恋愛感情が出てくるとは思わないかい?」
「え? え!?」
「自慰なんて言うなよ……せっかく裸の付き合いをしているんだ……互いの体を許しても良いとは思わないかい?」
「それって……」
「もう、それを僕に言わせるのかい? SEXをしないかい? 阿部君」
「い、良いんですか?」
「僕は全然良いよ」
俺と桜花さんは台所は流石にまずいとして、風呂場で行為に至ることにした。
桜花さんは普段通りの振る舞いをしているが、心なしか頬が赤いような気がする。
「阿部君!」
呼ばれて顔を上げると、桜花さんが俺の顔を掴んで唇を奪った。
舌を絡ませてきて、最初に桜花さんとこの空間でキスをした時よりも舌をより絡ませて、時間をかけて交わる。
「ぷはぁ……阿部君キス最初より上手くなっているじゃないか」
「たまたまですよ……」
俺は桜花さんの胸を揉む。
桜花さんは自分のことを絶壁って言っているが、胸の先端はそそり立っている。
そこをこねくり回し、いよいよセックスに移行する。
桜花さんも性行為による痛みは全く無く、心が温まる不思議な感覚がするよと繋がりながら言う。
そのままキスをしたり、射精をしてみたり、胸板で俺の一物を刺激してもらったり、手コキしてもらったり、クンニしてみたり……色々やって、互いに魔力が尽きたところでセックスを終了した。
「き、気持ちよかったです……」
「そうだね……これは実里ちゃんやつららちゃんにも教えないとね!」
「え、ええ! これを2人にも伝えるんですか?」
「当たり前だろ。隠し事は無しだ。それに2人も君と交わることを望んでいると思うぞ」
桜花さんに言われて実里が数日前に俺に告白してきたことを思い出す。
それにつららちゃんが俺と話す時に顔を赤くするのは好意を持っていたからということか?
「実里はともかく、つららちゃんはこんな空間で生活していて一時的に感情が暴走しているだけなのでは?」
「ふふ、それは2人に聞いてみればいいじゃないか。善は急げだ。書庫に居る2人に突撃するぞ」
「ちょ! ええ! 心の準備がぁぁ!」
俺は桜花さんに連れられて実里とつららちゃんが居る書庫へと突撃するのだった。




