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第19話悩む雄司と我が儘御曹司(悩める子羊よ、もっと悩むがいい(笑))

キャラが好き勝手に動いて、制御するのが大変です。


「だーから、大丈夫だって言ってんだろ。お前はもっと雛乃ちゃんを信じろよ。またいつもみたいに断るに決まってんだから」

「う、うん、そうだよね。諦めたらそこで終わりなんだよね。よし、まだ諦めないぞ!」

「……単純で良かったよ(ボソッ)」

「ん?何か言った?」

「いや、気のせいじゃね?」

「そうか」


あまりのショックに抜け殻だった僕は、真也の根気強い説得により復活する事が出来た。

やっぱり持つべきものは、励ましてくれる親友だね。

でも相手が相手だから、まだ心配ではあるけど……。


「けど、悪かったな。お前があんまりグズグズしてるから焦れったくて、ちょっと煽ってやったんだ。危機感持てば踏ん切り付いて告白出来ると思ってよ……。でも肝心のお前は焦るどころか、ネガティブ一直線になりやがって。チキンにも程があるぞ!」

「うっ、それはゴメン。だけどそんな完璧な奴相手じゃ、勝負にすらならないと思ったから。自分で言うのも何だけど、何の取り柄もないし、何やっても上手くいかないしね。だから僕みたいな奴より、ソイツと一緒の方が雛乃は幸せなのかなって……」


そりゃ今は凄く慕ってくれてるけど、やっぱり女の子は格好良くて頭が良くて頼りになる男が好きらしいから、雛乃ももしかしたらって思っちゃうんだよね。

もっと自分に自信を持てれば、考え方も違うんだろうなぁ、ハァ……。


「いや、そんな事ねーと思うぜ。(……寧ろ雄司と一緒にいる時の方が、雛乃ちゃんは本当に幸せそうなんだけどな)」

「だといいけど……」


またハァーと溜め息をつく。

溜め息をつくと幸せが逃げるというが、これで何度逃げられたことか。

いや、そもそも逃げられるくらいの幸せなんてあったっけ?

……やめよう。無い物を考えたって無駄だな。

なんか鬱になりそうだから今を考えよう。


「もし、雛乃が断ったとしても、諦めてくれるかな……?」

「う~ん、問題はそこなんだよな。俺が知ってる情報……、といっても、今まで述べた奴の表面の情報しか知らねーが、まだ一度もフられたことはないらしい。というか、女子の方から寄って来るから、自分から動いたことはないようだぜ。そういう奴程プライドが高いからな。力ずくで来なきゃいいんだが……」


なる程、表向きは好青年でも、裏では悪い奴かもしれないと。

あり得る話だよな、まだ分からないが。


「全ては相手の出方次第かな」

「ああ、注意しておけよ。しかし、どこで告白すんだろな。定番としては、屋上か体育館裏だが、まさかグラウンドなんて大胆なところじゃないよな。思いっきり注目されるし、あり得ないか」

「それでも一応、視野に入れておくよ」

「ん、だな。次の授業が終わったら、昼休みだ。様子、観に行くんだろ?」

「うっ、そりゃあこっそり行こうとはおもったけど、野次馬みたいでよくないかなーとか……」

「そんな弱気でどうすんだ!雛乃ちゃんを取られたくないんだろ!?だったら行動しなきゃ、お互い何も変わんねーぞ。未だに進歩するどころか、一歩も踏み出してないんだからな」

「ぐっ……!」


今の言葉は僕のハートにクリティカルヒット!

何でこう、気にしてることを的確に当てられるんだ?

確かにこの一週間、一緒に過ごしているにも関わらず何の進展も無かったのは、僕がヘタレだったかもしれないけどさ。

だけど僕の性格上、いきなり面と向かって好きです、だなんて言えるほど勇者じゃないし、せいぜい村人Dくらいの度胸しか持ち合わせていない。

でも何とか関係を築きたいとは思ってるよ?

ただタイミングが合わないというか、心の準備が出来てないだけで。

別にいざという時にヘタレてる訳じゃないから。……本当だよ?


「まぁもうすぐ授業が始まるから、この話は一旦中止だ。だが、それが終われば運命の昼休みだぞ。お前に少しでも行動する勇気があんなら、俺も協力してやるよ」


そう言って僕の背中をパンッと叩く。

何だかんだ言いつつも、結構良い奴なんだよな。


「真也……、ありがと……」

「気にすんな、こんな面白い事めったに無いからな」


……訂正。コレさえなけりゃ良い奴なんだけどね。


4時間目の授業というのは、何でこんなにイライラするんだろう。

空腹?

眠気?

退屈?

どれも当てはまるようで、なんか違う気がする。

一体何が原因なのか?

……いや、本当は分かってる。

このイライラの原因は、雛乃に告白するという相手に対してだろう。

確か玄龍院和斗と言ったか?

金持ちでイケメンなら女の子に困る事は無いだろうに、何故雛乃に目を付けたんだ!

そりゃ雛乃は容姿も器量もパーフェクトに近い位の美少女だし、秘密だけどそんじょそこらの自衛隊クラスにだって太刀打ち出来るほどの強さで、世の男の理想やロマンを具現化させた様な女の子だけど……。

……あー……、だからかー……。

そこまで分かっててやっと気付くなんて、僕ってここまで鈍かったのか?


キーンコーンカーンコーン………


結局僕は何の考えも出来ないまま、昼休みを迎えてしまった。

取り敢えず相手が来るまでに、昼飯終わらせておくか。

そう思って雛乃から弁当を貰おうと隣へ向くと同時に、僕と雛乃の間にシュッと黒い影が突然上から出現した。

うおっ!な、なんだ人間か、びっくりしたーっ!

てっきり、あの暗黒の帝王、黒い彗星のGかと思ってビビったよ!

僕にとってGはトラウマの一つだからね。

小さい頃に台所で対立したんだが、1対1で必死の死闘を繰り広げてたところに新たに2匹出てきて黒い三〇星に進化し、ジ〇ットス〇リームア〇ックを仕掛けられて敗北してしまったからな。

あれ以来、Gを見ると足が竦んで動けなくなる。

え?踏み台にすればいいのにだって?

それは全力で拒否する!

あんな生々しい感触を体験するくらいなら、僕は自ら死を選ぶぞ!

おぉっ……、思い出したら鳥肌が!忘れるんだ僕!今は目の前の状況に集中しろ!

つーか、この人の格好って忍者みたいなんだけど、まさかね~?


「あ、あの、アンタ誰ですか?」

「我は玄龍院家直属の忍びである」


聞いてみると、やたら渋い声で予想を裏切らない返事が返ってくる。

やっぱ忍者だったか。

この現代社会に忍者って違和感あるな~、てどこの忍者だって!?

僕の驚きに忍者は意に介さず、目の前の雛乃に頭を下げて口を開いた。


「そなたを桜花雛乃殿とお見受けしたが、如何か?」

「はい、私です」


……雛乃、素直で正直なのは君の良いところなんだけど、もう少し疑うとか警戒心を持った方がいいと思うよ?


「……氏名、容姿、声紋、共に一致。我が主、和斗様が屋上にてお待ちしております故、早急に行かれますよう御願い致しまする。然らばごめん!」


忍者はそう言い残すと、足元に何かを投げつけ、煙が出たかと思えば、いつの間にか消えてしまった。

おおー、去り際が何とも忍者らしい。

て、感心してる場合じゃない!


「雛乃、行くのか?」

「そうですね。お返事しなければいけないですし、すぐに帰ってきますので少しお待ちしていただけますか?」

「う、うん、分かった待ってるよ」


雛乃はそれではと頭を下げ、教室から出て行った。

さて、僕はどうしようかな?

雛乃の言うとおりに待つべきか、それとも隠れて様子を見に行くべきか。

う~んと悩んでいると、誰かに後ろからトントンと肩を叩かれる。

振り向くと、真也がパンをかじりながら、よっと片手を上げていた。


「何だ真也、さっきのやり取り、見てたのか?」

「ああ、気になってな。それで、行くのか?」

「今、行こうか待とうか考え中「んじゃ行こか」て、コラッ!勝手に決めるな!ちょっ、おい、襟首を掴むな!どわっ!そのまま引きずるなー!グホッ、首が締まる!尻が熱い!自分で歩ける、歩くから放してー!」


そのままエレベーター近くまで引きずられたところでやっと放して貰えた。


「うぅ~、制服が少し伸びちゃったじゃないか!酷いぞ真也!」

「わりーわりー、お前があんまり優柔不断で、埒があかねーと思ったからついな」

「そりゃ悪かったよ。でも行くって言っても、人の告白現場を盗み見するのはちょっと気が引けるというか……」

「まぁその気持ちも分からんでも無いがな。だが、それが自分の好きな人だったら話は別だろ?」

「それは………」


僕は言葉に詰まり、何も言えなくなる。


「好きな人が他の人と喋ったり笑ったりしてたら、そりゃ誰だって気になるし嫉妬したりするさ。それは悪い事じゃない、当たり前のことだ。悪いのはそれを分かっていて、諦めたり何も行動しない奴の事を差すんだ。お前はどっちだ?」

「真也……。そうだよね、僕は行くよ」

「ああ、それでいい」


真也はフッと笑うと、エレベーターの上昇ボタンを押した。

エレベーターが降りて来るのを待っていると、後ろから慌てた声が聞こえる。


「セ、センパ~イ、待って下さ~い!」


振り向くと、サイドテールの女の子が走って来るのが見えた。

制服の形と色からして、中等部の娘みたいだな。

ぼんやりと見ていると、その娘は僕達の所までたどり着き、呼吸を整えると真也に涙目でキッと睨みつけた。


「真也センパイ!今日の昼休みはバスケ部のミーティングをする予定だったでしょ!」

「む、そうだったっけ?」


真也は頭をかきながら首を傾げる。


「もう皆さん集まってるのに、肝心の貴方がいないでどうするんですか!もっとエースとしての自覚を持って下さい!」

「あ~、そりゃ悪かった、すまん」


涙目で語る後輩にばつが悪そうに頭を下げた。

どうやら真也には用事があったらしいが、それなのに僕に協力してくれてたんだな。流石にこれ以上世話になるわけにもいかない!後は自分1人で行こう。

丁度エレベーターも到着したしね。


「真也、もうここまででいいよ。この先は僕だけでいくから」


それを聞いて真也は目を丸くしたが、僕の決意が見えたのか、ニカッと笑って親指を立てた。


「おう、頑張って行ってこいよ」

「ああ」


僕は頷くと、エレベーターに入り、屋上へと向かった。


さて、屋上まで来たのはいいが、この状況は何と説明すればいいんだろう?

今隅っこに隠れて様子を見ているんだけど、普通の学校にはあり得ない空間が見える。

何故かというと、屋上広場の中心に、純金でできた豪華そうな椅子とテーブルに座って、紅茶みたいな飲み物を飲みながら、後ろにマトリックスみたいな黒服達を待機させているからだ。

どこのブルジョワだよと心でツッコむ。

まぁ本当に金持ちらしいから無意味だけどね。

それはそれとして、問題は何故か雛乃が見当たらない事だ。

先に行ったはずなのに、もしかして僕の方のエレベーターが追い抜いちゃったとか?

どうしようと考えてると、すぐにエレベーターの到着音が聞こえた。

目を向けると、扉が開いて雛乃が出てくるところだった。

雛乃は周りを確認し、相手を見つけるとスタスタと近くまで進んで3m程の距離を残して止まった。


「貴方が玄龍院和斗さんですか?」


雛乃がそう聞くと、相手は飲んでいたカップを置いて立ち上がり、前髪をかき上げると雛乃と対面した。


「ああ、オレは玄龍院家次期当主、帝王学科2年の玄龍院和斗だ。君が噂の桜花雛乃さんだね」


雛乃は噂という言葉に小首を傾げるが、取り敢えず自分の事だと思って頷いた。

相手は……、あー何か相手と言うのも失礼だよな。キザ男と言おう。え、そっちの方が失礼じゃないかって?あんな奴キザ男で十分だ!

キザ男は雛乃を上から下まで値踏みをするように見ると、ニヤリと笑った。


「なる程噂通り、いやそれ以上の美しい人だ、気に入ったよ。このオレの彼女にしてあげよう。……光栄だろ?」

「ごめんなさい」

「ふっ、礼には及ばな……は?何だか耳がおかしくなったようだ。もう一度言ってくれるかい?」

「いえ、ですからお付き合いは出来ませんので、ごめんなさいと言ったんです」

「な……んだと……?」


それを聞いて、キザ男は心底信じられないという顔をする。

断られる事は無いと、本気で自信あったんだな。いや、傲慢と言うべきか。

まぁともかく、僕の心配は杞憂だった訳だし、後は見つからない様に帰るとするか。

いそいそと退散しようとすると、突然雛乃の悲鳴が聞こえた。

僕は驚き、どうしたのかと思って見てみると、忍者によって縄で拘束された雛乃がいたのだ。

え、何、どういう事?何で雛乃が縛られてるんだ?

突然の展開に、頭がついていけずに見ていると、キザ男が雛乃に寄り、顔を近づける。


「せっかくオレの彼女にしてやると言ってるのに、何故断るんだ?だって君、彼氏いないんだよね。それに、全てにおいて完璧なオレと付き合えるんだ。断る理由は無いと思うけど?」


雛乃は一度目を瞑り、ゆっくりと開いてキザ男を真っ直ぐ見る。


「理由ならあります」

「何……?」


雛乃の言葉に、キザ男が眉をひそめる。

そーいや、何で雛乃があれだけの誘いを断ってるのか分かんなかったんだよな。これは知るチャンスかも?

僕はそっと聞き耳を立てる。


「お付き合いをするという事は、その人の事を考え、その人を慕い、その人のお傍にいなければいけないのですよね。でしたら、貴方とはお付き合いする事は出来ません。私にはもう、お傍にいたいと思う人がいますから」


雛乃はその相手を思い浮かべているのか、頬を染めて幸せそうに微笑む。

キザ男はその笑顔を惚けたように見つめるが、すぐにハッとして頭を振ると、雛乃に詰め寄った。


「そいつは一体誰なんだ!」

「それは……」


雛乃が傍にいたい相手ってもしかして……。

僕は淡い期待を胸に、雛乃の言葉を待つ……。


ギュゥルルルルルル!!


……誰だ?これからっていうタイミングの中で、腹の音を響かせてる奴は!


グウウゥゥッッッ!!


…………まただよ!誰なんだ!?本当に緊張感の無い奴だな!

空腹音を響かせる素知らぬ相手に対して文句を言ってると、固く尖った何かが背中に押し当てられた。


「……小僧、ここで何をしている」


……あるぇー?何で僕がいる事がバレたんだ?相手からは死角になってて、見つからないと思ってたのに。


「小僧のデカい腹の音が居場所を教えてくれたわ」


わーぉ忍者さん、心の声に答えないでくれます?

読心術恐っ!

だって昼飯食べないで来たんだもん。お腹が空くのは仕方が無いじゃないか。


「さっさと歩け」


ちょ、痛、背中に尖った物を突っつかないでよ!出ますよ、出て来ればいいんでしょ!ったくもー!

両手を上げて渋々歩き、雛乃とキザ男の所に行った。

着くと、雛乃は驚いたように目を丸くし、キザ男は舌打ちして睨みつけた。

う~ん、なんか気まずい。なんとか場の雰囲気を和ませないと。


「え~、本日はお日柄も良く「貴様、何時からいた!」……最初からです」


やばっ、空気が悪くなっちゃったよ。どうしよう?


「ほぅ、オレの神聖な告白現場を覗き見とは、悪趣味な奴だな」

「相手を縛って告白するやり方が、一番悪趣味だと思いますよ先輩」

「貴様……」


おっと、つい売り言葉に買い言葉。相手を逆撫でする言葉が出ちゃったよ。キザ男の額に青筋が立って、鬼の顔になっちゃって怖いな。

でも僕だって、雛乃を縛った事に怒ってるんだからな!

取り敢えず、それなりに見える臨戦態勢を取っていると、キザ男はフンッと鼻で笑って指を鳴らした。

するとSPらしき黒服が僕に襲いかかり、瞬く間に拘束されてしまった。

痛い痛い!腕が極まってるよ!速くて抵抗する隙がなかった!頭を踏まれて身動き出来なく、コンクリがザラザラで額が痛い!僕、弱すぎない!?


「ふんっ、人の恋路を邪魔する不届き者が!そうやって這いつくばってる方がお似合いだぜ。愚か者はそこで大人しくしてな」

「うぅ……くぅ……」


く、悔しいっ!あまりにも惨めだ……!

歯を食いしばって起き上がろうとするも、抑えられたままではどうすることも出来ない。


「ひ……雛乃っ……!」


苦し紛れに雛乃を呼んだ瞬間、空気がざわめくのを感じた。


AU「ハッ…ハッ…だ、第5回、キャラお悩み、相談コーナー…ッ!本日は、ハッ、無パイのアマゾネスこと、香山玲奈さんが、ハッ、来てくれましたが、只今、作者は逃亡中ですっ!」

玲奈「テメー、誰が貧乳だっ!待ちやがれー!」

A「うぉ、速っ!(ガシッ)ゲッ!捕まっ、まてこれ駄目止めてよしてやっちゃ、(ギリギリッ)アイアンクロォォォォッッッ(泣)!!!」

玲「ったく、手こずらせやがって。千影から聞いたわよ!アンタ、よくも前回私の事を好き勝手に言ってくれたわね!お仕置きしてやるっ!」

A「ゥギャアアアァァァッッッ!!頭蓋骨がミシミシとぉぉぉっっ!!割れる歪む死ぬぅぅぅっっ(大泣)!!」

玲「1回死んでもっとマシに生まれ変われぇぇっっ!」

A「ごめんなさい反省してます許して下さいっ(マジ泣)!」

玲「チッ、まぁいいわ。でも次はないからね」

A「ふぅ、もう少しでひょうたんみたいな頭になるとこだったよ。ほんと、作者に対して容赦ないね」

玲「ふざけたことばかりするからよ。そんなことはいいから、さっさと本題に入りなさい」

A「へい。それじゃ、あっなたっのおっなやっみなっんで(ドゴッ)オブッ!顔に飛び膝蹴りはやめて!スンマセン、貴方のお悩みをお聞かせ下さい。……グスッ(すすり泣)」

玲「そうねぇ……。それじゃあ、雛乃ちゃんがあの地味男と一緒に住んでる訳だけど、どうにか止めさせられない?」

A「物語のシステムを変えることは出来ないので無理です」

玲「……今目の前にいる役立たずをフルボッコにしたいけど、いいわよね?」

A「作者は神様なので、暴行は御法度です」

玲「(イラッ)……アンタみたいなのが神だなんて、おこがましいにも程があるわ!だったら天に返してあげる。文字通りね!」

A「ヤッバ、逃げろっ!(ダダッ)」

玲「逃がすか!(ダッ)」

A「というわけで、今回はおひらき。次回のこのコーナーは、もう少しキャラが揃ってから開始しますので、それまでグッバイ!」

玲「くたばれ、アホ作者!(ブンッ)」

A「おわっ(ヒョイ)、あぶねー!どっからバットを持ってきた!チキショー、しつこい!(ダダダダーーッッッ!!)」

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