序章
――んっ?
んんんっ?
何か光ってるぞ! コレは何だ?
まさかアレか、アレだな。
……うんアレだな。アレしか無いな。
はぁ? アレじゃ分からないだって? アレだよアレ。分かるでしょアレ。
えっ? 分かんないの? ほらアレだよアレ。
……分かった? そうソレだよソレ。
えっ? 「最初からそう言えこのクソ野郎」?
酷いな私は一応君の上司だよ。
それに私は野郎じゃないしね。
まぁ小さい事は置いといて、アレな訳だしこっちも動くとしますかね。
はぁアレは楽しいけど準備は面倒くさいなぁ。
えぇ分かってますよやりますよちゃんと。
だからそんなせっつかないでよやるってばぁ――
『個体ヒトの身体の状態としての死亡を確認しました』
『条件を達成しました。転生可能です。転生先はランダムで決定されます』
『転生先が決定しました。転生を開始します』
『転生が完了しました』
『個体※※※LV1に転生特典を贈呈します』
『個体※※※LV1を聖域に配置します』
――いやー、面白くなって来たなぁ。あの子この後どうなるんだろうなぁ。
あーもう分かってるよちゃんとするってば。
はいはい直ぐやりますよ。
じゃ、まぁそういう事で頑張ってね※※※君♪