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氷龍・大地龍 対決

すみません、内容考えるのが大変で更新が遅れました。そして、これからも遅れます!

m(_ _;m)三(m;_ _)m

さて、次は氷龍・大地龍と戦う。ログインして、洞窟に行く。2匹の様子を、少しは見たかったが修行に集中するように言われて会えなかった。


僕は、七龍達に挨拶をしてから構える。


では、私が相手になりましょう。と、凛とした女性がの声がして氷龍が前に出てくる。


氷……。やっぱり、凍結と低温火傷の異常が怖いね。


解凍薬は、特殊ポーションだしストックも少ないんだよね。それに、調合と錬金術とかが難しい。


火花の蜜と着火草の粉末、それに特殊なゼリーを使う。特殊ゼリーとは、レアフロッグの粘膜と凝固剤を錬金術で合成させたものだ。混ざり具合で、ゼリーの固さが決まる為に難易度も高い技術である。


2つの薬草は、まさに爆弾と火種。


万が一、直接混ざれば火の粉と高熱を撒き散らす。当時のβテスターは、薬同士を混ぜないように、いかに良い効果を出すかで行き詰まっていた。


結果、その他でも行き詰まり錬金術は廃れた。


解凍薬は、ぶつかる直前に破壊されれば無意味に終わる。しかし、上で説明したように高熱と火の粉を撒き散らす。このポーションは、激薬を使わないので周りの被害を減らせる。それと、効果範囲も調整ができるので適材適所で使い分けられる。


数少ない、βテスターで僕だけが錬金術師として残った。そして、特殊ゼリーを何とか作り出した。その後も、新しい薬の調合や組み合わせを探しだし極めた。


唯一の錬金術師、それがβテスターが僕を薬屋さんと呼ぶ理由だ。当時は、最後の錬金術師の称号を持ってたくらいである。もっと、増えてほしいな。


まぁ、今現在でも不人気職業トップ3に入る。


さて、それは置いといて………と。うーん、解凍薬を使うと素手攻撃が不可能になってしまう。理由としては、溶けた氷が再び凍ろうとするから。よく、氷を素手で触ってくっつく事がある。あれを、想像して貰えると分かりやすいかな?


となるとですね、ナイフを使うしかないんだよね。でも、ナイフのスキルは持ってない………。


「ふふっ、存分に悩みなさいルイス。」


「…………はい、そうしますね。」


これは、戦いながら習得するしかないかな。取り敢えず、普通のナイフじゃ勝てないよね。まぁ、最初はA級ナイフで戦うけど。そして、スキルを習得したら本番に鳳凰の魔石ナイフを使う予定。



鳳凰の魔石ナイフ(伝説級)


属性:炎・煌・暴風

耐久値:17000

効果:大火傷・俊敏の強化補正・闇属性弱体化・氷属性弱体化

素材:鳳凰の魔石・鳳凰の血・尾羽など

クエスト:鳳凰討伐戦



懐かしい、僕が初めて集団レイドに出た時のボスユニークレアドロップ。まぁ、これが僕にとって最初で最後のレイドだったんだけど。


さて、じゃあ挑戦しようか。


「では、行きます!」


ホルスターを装備して、インベントリからホルスターについてる収納に、取り敢えずポーションを移動させる。そして、ナイフをホルスターに装着。


※ホルスター

道具類を収める身につけるケースのこと。銃・剣を納める、革製のものが有名かも。種類も複数ある。


さて、どう攻めようか?


まず、試験管を投げて牽制する。効果は、有るけどダメージはそこまでって感じだね。


取り敢えず、ナイフを投げてみる。


よし、浅いけどひびが入った!氷岩が飛んでくるので【回避術】で何とか回避。でも、離れた瞬間に氷龍はひびを治してしまう。これは………


どうしよう、これじゃあ最初からに。いいや、戦況は僕が不利だ。解凍薬を見られてるし、攻撃のパターンも把握されてる。これじゃあ、泥沼だ……。何かしらの、対策を考えないとこっちが潰れちゃう。


【炎魔術】・【炎魔法】を獲得しました!


僕は、炎龍の方を思わず見る。炎龍は、ニヤリと笑うと試すような視線を送ってくる。


ここまで、お膳立てさせてクリアしないのは失礼。


「よそみとは、余裕があるのですね。」


氷龍は、先生のように叱る。


「済みません、詰んでたので考え事を………。」


「ここが、戦場なら貴方は死んでましたよ。」


まったく、っと言いたげにため息をつく氷龍。


僕は、試験管を持って苦笑すると謝る。さて、それじゃあ【短刀・短剣術】 取得を目指しましょう!


ナイフで投擲したり、攻撃をしたけどスキルは何もこない。まぁ、そう簡単には習得できないか。


まぁ、分かっていたので集中する。


【短刀・短剣術】を習得しました。

称号 【不屈の精神】【絶望を覆す者】を獲得。


不屈の精神

何者にも、屈しない強い心の効果で魔法・魔術・魔道具を使うとき効果が30%上昇する。


絶望を覆す者

絶望的な状況でも、冷静に戦況を見極めた者の称号。不利な状況を覆した時に自分と仲間のステータスを60%上昇させる。また、戦況を覆す攻撃をした者にバフ効果をランダムで与える。


わぉ、ヤバい称号が来た!と言うか、運営さん?そんなに、僕に集団戦闘をさせたいのかな?


勿論、まだ集団戦闘はしないけど。


さて、ここからが本番だね。僕は、イベントリから鳳凰の魔石ナイフを取り出し右手で構える。


さて、解凍薬を投擲して素早くナイフの攻撃。すると、大きな亀裂が入り氷龍が悲鳴をあげた。僕は、咆哮による硬直を避ける為に祈祷を捧げる。


よし、回避成功……。下がって、回避してないからここから攻撃をする。氷龍は嫌がる仕草をする。


そして、範囲攻撃がくる。


もー、痛いなぁ。痛覚を設定でOFFにしてないんだよね。と言うか、寒すぎるよ………。


炎魔術で周りの氷を溶かし再び構える。ちなみに、氷を溶かしたのは足場を取られたくないから。氷で滑り、攻撃の隙を与える事になるのは嫌だ。


炎魔術で、鳳凰の魔石ナイフに強化をかける。


亀裂は、まだ完全には治っていないし。チャンス!さぁ、頑張って砕きましょう!


「まったく、良くできました。」


ゴォオオオオッ!


よし、クリア!と言うか、本当にギリギリ……。


「さぁ、未来ある龍人に私からご褒美よ。」


氷龍から、青い光の玉がふわふわ飛んできて僕の目の前で止まる。僕は、右手で触れる。やはり、光の玉は弾けて消えてしまった。右手の甲に、紋様が浮かぶ。2つの紋様は、重なってしまった。


次は、大地龍だよね。うー、辛い。


「さて、次は我じゃの。」


「そっ、そうですね。」


さて、疲れたけど………。やるしかない!


「そうだわ、その前にルイスこっちに。」


氷龍が、魔術を使うと疲れが消えた気がした。おぉー、全回復した。そして、これは………


【氷魔術】・【氷魔法】を獲得しました。


やったー、これで戦いやすくなる。


氷龍は、ウインクして下がって行った。


まず、地面から襲ってきた植物を焼き払う。だが、植物は止まらない。仕方なく、地面を凍らせてみるが土は水分が無いなら凍らない。けど、水を与えれば植物が喜ぶだけだし足元が………泥濘む。


足場を、なるべく悪くしたくない。


なら、どうすべきか……。まぁ、仕方ないよね。僕は、ため息を吐き出し水をばらまく。そして、範囲魔法で地面を焼き払ってみる。すると、地面がレンガのように固くなり襲ってくる植物が激減する。


【魔法合成】・【看破】・【危機感知】を獲得しました。


よし、これで何処から植物が来るか分かる。


【敵索】・【暗視】を獲得しました。


【敵索】・【暗視】・【直感】・【看破】・【危機感知】を獲得した事により、【地形把握】・【ロックオン】・【千里眼】を獲得しました。


うーん………、情報が多すぎ………頭が混乱する………。思わず、内心では呻きながら整理していく。


この植物、敵判定なんだね。洞窟で暗かったから暗視はありがたい。看破で不意討ちも回避可能だし。危機感知のおかげで、攻撃されるタイミングが分かりやすくなった。それに、ロックオンで魔法攻撃が当たりやすくなった。地形把握は、地面の下まで見えるので少し感覚的怖い……使わないでおこう。千里眼で、大地龍の行動を把握。種を落としたら、種をロックオンして凍らせる。


これで、種は寝てる状態になる。


やっと、本体にダメージを当てられる。


【龍拳】・【龍演武】・【龍の舞】


待って、頭が追い付かな………もう、後回し!


正直、スキルのかさねがけでMPがきつい………。合間でいくらMPポーションを飲んでるとは言え。今の僕じゃ、MP切れで確実に潰れてしまう。


こうなったら、捨て身の攻撃でもしてみるかな?


全て、攻撃にMPを注ぎ込む。確かに、スキルには固定消費MPが決まっている。しかし、それは最小限の魔力で、このスキルが使えるという意味。つまり、スキルを間を置かず使うと1つのスキルに固定以上のMPが注がれる。調整が難しく、上級者向けの戦闘方法だ。失敗すれば自爆行為と同じである。


焼き払え!


バキッ!鳳凰の魔石ナイフが、砕けた。MPに、耐えられなかったのだろう。けど、何とかクリア。


ふぅ……、まだこのレベルが4体も。


取り敢えず、今日は終わった………。まてよ、やらかしたぁー!!!何のための、除草剤・・・・・だよぉ!忘れてた………。


僕は、思わず深いため息を吐き出すのだった。


大地龍から茶色い光の玉がふわふわ飛んできて僕の目の前で止まる。僕は、それに右手で触れる。右手の甲に紋様が浮かぶ。紋様は、重なってしまった。


さて、今回はもう無理………ログアウトしよう。


こうして、2体の龍の試練をクリアしたのだった。

プレイネーム:ルイス


 LV:55


 種族:人間(※隠蔽なし 龍人)


 job1:祈祷師

 job2:薬師



 HP :1500

 MP :3000



 STR :35

 VIT :17

 AGI :75

 INT :140

 MND :75

 LUC :80


基本戦闘スタイル


※回避型物理攻撃タイプ(攻撃時)

※回避型魔法回復タイプ(回復時)



種族スキル


【拳闘術10】【身かわし10】【聞き耳5】【龍の威圧】【龍拳】【龍演武】【龍の舞】



取得スキル


【祈祷術6】【荒魂・和魂召喚1】【身代わり9】【薬草術10】【毒草術9】【薬調合10】【薬術10】【応急措置5】【医療8】【騎乗10】【錬金術10】【料理10】【詠唱破棄7】【投擲8】【直感10】・【回避術10】・【炎魔術】・【炎魔法】・【短刀・短剣術】・【魔法合成】・【看破】・【危機感知】・【地形把握】・【ロックオン】・【千里眼】


称号

【錬金王】

【神々の美食】

【不屈の精神】

【絶望を覆す者】


※数字は、スキルレベルです。

※今は、上限が10までです。

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