勝率0からの戦い
フリー・ライフ・リベレイションを、読んでくださる読者様。本当に、ありがとうございます。.+:。 ヾ(◎´∀`◎)ノ 。:+.
活動報告に、書いたのですが一応連絡します。
前から、街中の戦闘はおかしいとかのコメントがありまして。少しだけ、設定やストーリーを変えたいと思います。それと、掲示板の話とかも追加したいと思っており……。( ´;゜;∀;゜;)
3月から4月まで、投稿をお休みします!
いや、お休みって言っても掲示板とか追加したりするので、完全なお休みでは無いんですが。(;・ω・)
そのつもりで、よろしくお願いいたします!
まだ1月なので、時間が有ればじゃんじゃん投稿したいと思っております!ですが、いきなりお休みしますと言われては、読者様の迷惑になるかと思い報告しました。( ̄ー ̄ゞ-☆
これからも、フリー・ライフ・リベレイションをよろしくお願いいたします。では、引き続きお楽しみください。
さて、年が明けて数日後。冬休みも終わり、学校に登校する日になってしまう。瑠衣は、机に鞄を置いて座ると神崎が話を振ってくる。
「瑠衣、あの話を聞いたか?」
「神崎君、おはよう。何の話?」
瑠衣は、キョトンとして神崎を見る。
「実はさ、フリー・ライフ ・リベレイションのコラボカフェが、2月に一週間だけ限定オープンするらしいんだ。まだ、日付や場所は決まってないらしいんだけど。でも、グッズも売るらしい。」
「へぇー……、そうなんだ。」
まぁ、人が多い所は苦手なので行きませんが。ですが、グッズですか……。少しだけ、興味がありますけど。うーん、嫌な予感がするので行かないです。
「神崎君は、行くの?」
「場所に、よりけりだな。」
なるほど………。まぁ、2月だし後回しにします。
「そうだ、例の角だけど……。売ったのは、マッキーさんのクランのガハルハらしい。」
「まさかの、古参の裏切りかぁー。厄介な……。」
瑠衣は、不機嫌そうに呟くと神崎も頷く。
「しかも、裏で繋がっているのは………最大規模にして、過激戦闘派の代名詞の同盟であるガウェイン同盟だ。目的は、言わずとも分かるよな?」
「蘇生薬……だよね。」
神崎は、頷いて瑠衣を見る。
最悪です。あの双子は、ガウェイン同盟に入ったと情報が入ってます。まず、ガハルハを追い出すのは決定事項ですね。マッキーさんに、LINEで知らせるとして。厄介な、切り崩しに来てますね。
相手は、過激戦闘派ですし詰みました。
ふむ、まずは情報を集める必要がありますね。そして、時間稼ぎと攻められないように防御を固める事が必要もあります。さてさて、どうしましょう?
「瑠衣、そろそろ皆が来るしゲームで話そう。」
「了解。じゃあ、またね。」
神崎は、自分の席に戻って行った。
戦力差は、大きく離されてますしね。おそらく、そろそろ宣戦布告をしてくる頃でしょうし。
何か、凄く疲れます。
というか、トラブルが多すぎませんかね!少しだけでも、減ってくれればリーダーとしては嬉しいのですが!まぁ、僕のせいでもありますしね。
ログイン………中立世界
あれ、白い部屋ですね。
「ルイスさん、受け取りBOXがいっぱいです。ちゃんと、受け取ってください。じゃないと、ログインボーナスも渡せませんよ!まったく………。」
「あ、忘れてました。そう言えば、イベント報酬は自動的にインベントリ入るので。そうでした、通常のログインボーナスや記念報酬とかは受け取りBOXに入るのを忘れてました。ごめんなさい。」
すると、レインはため息を吐き出して言う。
「謝ったので、許してあげます。にしても、ルイスさん、お久しぶりです。ご活躍は、此方でも耳にしてますよ。自分担当の、プレイヤーの活躍は私達にもポイントとして貰えるので嬉しいです。ポイントがたまると、AIも進化が出来るんですよ。」
へぇー、それは凄いですね。さて、受け取りましたね。ふむ、ゴールドが多いです。後で、ギルドに預けに………そうだ、良い事を思い付きました。
「ルイスさん……。ガウェイン同盟から、宣戦布告が来ました。話し合いが、3日後にあるそうです。」
「やはり、来ましたか………。」
ルイスは、小さくため息を吐き出して呟く。
「その、2日後に対戦となります。」
ふむ、かなり厳しい条件ですね。
「ルイスさん、ガウェイン同盟のリーダーであるクロイツさんは、ゲーム界生粋の頭脳派です。恐らくですが、ルイスさんの勝ち目は………0かと。」
「知ってます。これでも、情報収集を怠った事はありませんから。でも、負ける訳には行きません。」
ルイスは、困ったように笑って言う。
「……そうですね、私も応援します。」
「ありがとう、レイン。」
ログイン……now reading………
ルイスは、アトリエの椅子に座っている。
そうでした、寝落ちしたの忘れてました。
ルイスは、伸びをして立ち上がる。
「ルイス、起きたな。聞いたか?」
トキヤは、真剣な表情でソファーに座っている。
「ガウェイン同盟との、クラン戦の話ですよね。」
すると、ランコルさんが紅茶を机に置いてソファーに座る。メンバー全員が、僕の部屋で待機。それくらい、今回はヤバい相手だって事ですね。
「で、どうすんの?」
「マッキーさんは、何処に居ますか?」
ルイスが聞けば、トキヤはフレンドリストを開き位置情報を確認する。そして、困ったように言う。
「あー、前線のギルドだな。」
「そうですか。トキヤさん、前線のギルドに転移門を使って行ってください。そして、マッキーさんに作戦会議をするって言ってください。」
すると、トキヤはキョトンとしている。
「なら、チャットの方が良いんじゃ?」
「もう、戦いは始まってます。」
その言葉で、トキヤは思わず笑ってしまう。
「鬼才の名匠、お手並み拝見だな。」
「そうですね。今回は、今までみたいに優しくは出来ません。出来れば、馬鹿でいたかったのですが。そうも、言ってられませんし………ね。」
すると、トキヤ以外が驚いている。
「印象操作は、頭脳戦の基本だったか?」
「今の僕は、参謀としては良いが戦えない人。それが、世間での評価です。タッグバトルは、ランカーとかの強者が余り出ないので、参考にしていないみたいでした。これは、嬉しいですね。」
ルイスは、堂々とした雰囲気でほくそ笑む。
「さて、話を戻します。例え、僕が全力を出しても絶望的な状況は変わりません。勝率は、0です。」
「レンジは、クランどーすんの?」
「抜けねぇよ?勧誘も、全て断って来た!だから、ルイスも除名しないでくれ。お願いだよ!」
ルイスは、真剣な表情で言う。
「分かりました。ですが、1ヶ月以上もクランに顔を出さないのは少しだけ怒ってます。」
「本当に、すみませんでした!勧誘が、ウザくて逃げてたんだ。ルイスには、本当に迷惑をかけた。」
レンジは、泣きそうな雰囲気で謝る。
「良いですよ。本音、除名するか悩みましたが。」
「さて、まっちゃんの所に行ってくる。」
トキヤは、暢気に笑いアトリエの転移門に向かう。
「それで、仕事を割り振ってくれるか?」
「グレン、敵のホーム周辺を調べてくれます?」
ルイスは、地図をグレンに渡して言う。
「具体的には?」
「まずは、地形と建物ですね。それと、備蓄と在庫も出来れば。ですが、備蓄と在庫は無理せず、無理と判断したら即時撤退で。良いですか、グレン。」
ルイスは、真剣に言えば頷くグレン。
「了解だせ。」
「キリアさん、手伝ってあげて。」
すると、キリアは頷いてグレンを見る。
「よろしくな。」
「ああ、よろしく頼む。」
ふむ、キリアさんの口調……
「キリアさん、気を付けてね。」
「はい、分かりました。」
やっぱり……。もっと、軽い雰囲気で話せません?
さて、次にです。
「バロンさん、恐らく相手も来るから……。」
「おう、暗殺だな。」
ルイスは、頷いてからレンジを見る。
「レンジさんも、応戦をお願いします。」
「了解。それで、お前はどうする?」
ルイスは、ニコッと笑って言う。
「ランコルさんと、神殿と教会に脅しをかけます。金さえあれば、味方になる2つの勢力は厄介ですから。大丈夫です、話をするだけですから。」
「「うん、何か凄く怖い。」」
む…、失礼な!さて、出掛けますか。
ルイスは、ランコルと外に出掛けるのだった。
最大規模同盟 ガウェイン同盟(過激戦闘派)
強者の集う同盟 名も無き同盟(実力頭脳派)
しかし、敵のリーダーは頭脳派………
ルイスとクロイツ、どちらが勝利を掴むのか!
これから、二人のリーダーの読み合いや駆け引きが始まります。ルイスは、勝てるのでしょうか?




