拷問と悲鳴と怒号
今回は、グロいのでご注意を!
警告しましたからね?
気分悪くなっても文句言わないでね?
責任負わないからね?
まぁ楽しんでくださいね
地下への階段響く鎖の擦れる音
「まさか、ハル君がだなんて…」
「私も止めたんだが無理だったよ」
「ガーデンは、ほんとにこれでいいの?」
「私が何も思わずここにいると思っているのか!」
「私だって。ハル君とは、さっき会ったばかりだけどこんなの嫌だよ。」
「君が情けをかけるなんて。珍しいな気難しい治癒術師なのにまさかハルに惚れたのか?」
「そ、そんな事言うな!」
「図星だな」
「/////やめてよぉ。」
「大丈夫だよ、本人には言わないから」
「私が直接伝えるまで言わないでね?」
「あぁ約束するよ。」
カチャ
「そろそろ始まるみたいだね。私の心が持つか。」
「ガーデンは、いいよね。私なんて間近で見なきゃいけないんだから」
「そうだな」
「衛兵よ始めよ」
王が一言を放った瞬間に衛兵は、剣を振り下ろした
肉が裂かれ骨が断たれる音と共にハルの悲鳴が地下室全体に響き渡る
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ」
ガーデンとエキドナは、目を瞑った
「こんなの辛すぎるよ。ハル君ごめんね」
「おい!エキドナ!何をやっている!治療を行え!」
「は、はい。」
「衛兵次は、腹を裂け。」
「王様!流石にお腹は。」
「黙れガーデン!」
「やれ。」
「ぎゃぁぁあいだぁぁぁいよぉぉお」
顔からは、涙、鼻水、唾液。
腹からは、腸らしき紐のようなものが顔を出している。地面には、水溜り。それは、血の水溜りだった
「エキドナ早くやるんだ!死んでしまうぞ」
「は、はい」
「次は、両腕だ…」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ」
「次は…」「ぎゃぁぁあやめてくださいお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いします」
「次は…」「次は…」「次は…」
王は、次々衛兵に命令してその度にハルの悲鳴が響く
「エドワードォォ。。。」
ガーデンは、鬼のような目をして王を睨んだ
「ガーデンよ私にたてつくのか?」
「私は今からあなたを斬ります。」
片手に剣を握った途端ハルが……
「がぁでんだぃじぉおぶだからおまぁえがけがするのは、いやだぁからやめてくれ」
「ハ……ル。」
「エキドナ。ハルを寝かせてやってくれ王には私から話しておく」
「わかったガーデン。気をつけてね」
ハルを寝室へ連れていきベットに横に寝かせた
「ハル君……ごめんね。」
エキドナは、泣き喚いた。
大声で
「どう…して、エキドナが泣くんだよ」
「ハル君……まだ寝てて。治療しても疲労は無くならないんだから」
「ハ、ハル君!」
途端ドアを勢いよく開けルイールが入ってきた
「ルイール?」
「ハル君。。」
「みんな。大丈夫だから。ね?泣くなよ」
「でも」
ルイールは、衛兵に連れられ自室へ戻った
「エキドナ。少し1人にしてくれ」
「わかったわ。」
エキドナは、部屋を出た。ドアの前で崩れた
「ハル君ごめんね。」
────ガーデンは、怒りに侵されていた
「王よ。私に任せてもらえませんか」
「ガーデンにか?」
「はい」
「わかったよ。流石にあれはやりすぎたよな」
「王様……」
「下がっていいぞ」
「わかりました」
────「王様は、国のためなら何でもするのか。」
「現在、森の周りに害虫が多発してるようです」
「そうか、ハルはまだ回復できてないのか?」
「もう少しかかるかと」
「たたき起こしてでも連れていけ。」
「承知しました」
────
「ハル様!害虫討伐の依頼がきました!」
「君は、ハル君の体を見ても働けと?さすがの私も怒るよ?」
「ですが……」
「わかった。行くよ」
「ハル君?無理しなくても…」
「俺がやらなければいけないんだよ」
「でも…」
「大丈夫!ガーデンも付いてるしエキドナもだろ?」
「私も連れてって」
「ルイール?」
「うん。行きたいの」
「わかった」
「行ってもらえますか?」
「あぁ行くよ。」
どーもー!ナナフシ郷五郎でーす!!
今回も読んでいただきありがとうございました!
ガーデンが初めて王に剣を向けましたね!
最高の友人って感じでいいですねぇ
次回 害虫駆除
お楽しみに!