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引きこもりが勇者になっちゃった!?  作者: ナナフシ郷五郎
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暴走の真実

ハルの暴走の真実とは……

「ハルには、まだ早すぎます!」

「ハルは、あれに慣れなければならないもう少しの辛抱だ」

「ハルの体を考えても辛すぎるかと…」

「この国のためなら仕方ない事だ分かってくれガーデン」

「王国のためにと言うのは分かります、ですがハルの体は殺意と狂気に蝕まれつつあります。このままでは、剣に飲み込まれ取り返しのつかないことに」

「そのためのガーデンだろ」

「私では、ハルの暴走に敵いません。」

「なに!?」

「現にハルの暴走。いやあれは暴走では、ない。まだ正気を保った状態で剣に飲み込まれかけていた時で奥義を出してまでしないと止めることができなかったのです」

「……」

「そうか。」

「暴走ってなんだよ」

ハルは、王室の前で話を盗み聞きしていた

「そ、それは。後々話そうと思っていたよハル」

「ガーデン。俺の腕は?」

「私が斬った」

「待て、ハル今腕がいい治癒術師を呼んでいる彼女が使う治癒魔法で腕は、くっ付く」

「エドワードさんには、わからないでしょうね腕が千切れた痛みが」

「!?ハル意識があったのか。。」

「あぁあったよ。よく分からなかったが痛みだけ」

「ごめんな。ごめん。ハル。ごめんなさい」

「いいよ。それしか方法がないならそうしてくれていい。多分ガーデンを殺した時の絶望よりマシだろ」

「それで、ハル君には忍耐の訓練をおこなってもらう」

「は?何を言ってる?エドワードさんは、まだ俺に訓練しろと」

「あぁ」

「痛みを伴う、しかも自分の体の1部を失う絶望、更にそれを繰り返される絶望。それをどうするかハル次第だよ」

「ま、待ってください王様!ハルにそんな事」

「黙れぇ!ガーデンよ私に口答えするな」

「くっ、わかりました」

「おい、おい。マジかよ」

「頑張ってくれ。この国のためだ」

「拷問じゃねぇか」

「拷問を受けてもらう」

「はっきり言うなよ」

「ハル……すまない」

「ガーデンさんは、謝るなよ」

扉を開け階段を降りながらガーデンと話していた

「治癒術師が来たらやらせるつもりだ」

「ガーデンさん。少し1人にしてもらえないか」

「あぁいいよ。終わったら呼んでくれ」

「ありがとう」

ハルは、1人で何もすることなくただ遠くを見つめた痛みに対する恐怖。王への殺意。

「エドワード。殺してやりたいくらいだよ」

外から馬車がきた

「ん?なんだ?」

疑問だらけだった

「ガーデン!あれはなんだ?」

「あれは、多分治癒術師のエキドナだよ」

「エキドナ。か」

「おーーーい!君がハル君かい?」

「そうだよ。」

「すぐに、そっちに行くね!」

「あぁ」

エキドナは、楽しげに歩いていた

「はぁ毎回思うけどここの階段って長いよねぇー」

「確かに思うよ」

「どうしたの?心に雲が掛かってるよ?」

「雲?見えるのか?」

「うん、精神状態から体の異常、体調変化も分かるよ?」

「そこまでいくと、キモいな」

「そんな!女の子にキモいはひどいなぁ」

「まぁよろしくたのむよ」

「はーい!頼まれましたァ!」

ハルの部屋へ行きベットに腰掛けた

エキドナは、隣に座り切断された腕をハルの本体へ近ずけで手をかざした

「つくづくひどいよねぇ腕を斬るなんて」

「仕方がなかったんだよエキドナ」

「ガーデンは、この子のことを分かってないよ」

「それは、承知してる」

「いいんだそれで」

「ハル君やっさしぃ!モテるよ!」

「うるせぇな!集中しろ!」

「ごめんなちゃい!」

エキドナは、舌を少し出しながら謝った

「じゃーいくよ?」

「あぁ頼む」

エキドナは、目を瞑り詠唱した

「治癒の光。癒しを求める。今この場で癒しを……」

ハルの腕の周りに光の粒が現れ

気づけば腕は、付いていた

「おわりだよぉ!」

「あぁありがとう」

「でも、王様なんかこれだけじゃないって言ってたなぁ内容聞いてないけど」

「そうか。じゃ教えるよ内容は、拷問で傷ついた者を治療する」

「そうなんだ」

「うん」

「まぁあんまりやりたくないけどいいよ。仕方ないから」

「………」

「………」

「私てっきりハル君と一緒に冒険しろーかと思ったまぁいわれなくてもするけどね!」

「え?」

「あ、その顔可愛い!」

「あ、ん?ちょ!?まて?整理しなきゃ」

「そんな固くならなくても、私は大丈夫だから傷ついたら治すそれが私の仕事!」

「そ、そうか」

ハルは、困惑した

「ハル様、並びにガーデン様とエキドナ様地下室へ」

衛兵の声がした、ハルは震えていた拷問には恐怖しかないハルはただひたすらに怖いとしか考えれなかった

『怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い』

「どうしたの?ハル君、恐怖の匂いがするけど?」

「何でもない気にしないでくれ」

「…ごめん。ハル。」

どーもー!ナナフシ郷五郎でーす!!

まさか、ハルがこんな事になるとは。

王様こそ狂気にそまってるような……

次回 拷問と悲鳴と怒号

お楽しみに!

あ、次回はかなりグロいから気をつけてね

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