相棒と共に
今回は、突然の出来事!?
まさか、ハルが暴走。
「はっ!やっ!はぁ!だぁぁあ!」
訓練場には、木剣がぶつかり合う音が響き渡る
「ハル、君が王室で見せたあの剣技あれはどこにいったんだ?」
「君はリーズルさんの事さえ守れない非力なものなんだぞ?」
「殺意の塊はどこだ?あぁ?君は非力だ!非力非力非力非力非力非力非力非力」
「うるせぇよ」
「なに!?ハルの速度が上がった。」
「リーズルさんの事を守れなかっただからその後悔を屍に。はぁぁぁぁぁあ」
「くっぅぅぅう…」
「はぁぁだぁぁぁぁあ」
『カンっ!カツ!パン!』
「うぅ……」
「そこまで!」
「はぁはぁはぁ」
「大丈夫か、ハル」
「お前こそ大丈夫か?」
「あぁ」
「傷だらけだぜ?ガーデン」
「ハルこそ」
「ハル君……」
「ん?……ルイールか?」
「ごめん…なさい」
「気にしてないよルイール」
ハルはルイールに近寄り頭を撫でてそっと抱きしめた
「あぁぁぁぁん」
ルイールは、泣いた声を上げて
「今はゆっくりおやすみ。おじちゃんのリーズルさんのこともあって疲れただろ?」
「うん、ハル君ありがとう」
「ガーデン様!」
「なんだ?」
「Lv5のホワイトウルフが大量に発生しました!」
「!?」
「おい、ハル待て!」
ハルは無我夢中で走った、殺意に蝕まれ何も考えること無く走った、伝説の剣を持ち
「君は、ルイール様を寝室へ私はハルを追う!」
「はい!」
「ハル!待て!待つんだ!」
────森へ入った
「うっ!?ものすごいなこの獣臭」
「サーチ」
「うぁぁぁあいだぁぁい」
「ハル!大丈夫か!」
「くっ、数が多すぎるよ。。」
「ハル、ひとまず逃げるぞ!」
「いやだぁ」
「ハルお願いだよ君を死なせたくないんだ」
途端獣が2匹飛びかかってきた
「ハル!!!」
「うぁぁぁあ!」
空中に血飛沫
「ハル?」
「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」
「ハル!正気を取り戻せ!」
「あぁぁぁぁぁぁぁあ」
「クソ。剣に喰われてる。」
「ハルを救わなければ!」
「ぁぁだだぁぁぁ」
「すまん。ハル少しの痛みだ辛抱してくれ」
「アルネウス・アルトリカルズ」
剣に7色の光が宿りあたり一面が光った
「い、いだぁぁぁぁあい」
「ハル、すまん。」
「え、あぁえぇ。腕がぁぁあ」
ハルの腕は、空中を飛びガーデンがそれをキャッチした。
ハルは痛みで気を失った
「ハル……友にこんなことをして、すまないよ………私は。すまないまだ非力だな私は…」
ガーデンは、泣いた。笑いながら
自分を嘲笑うかのように
ホワイトウルフは、ハルが全滅させた。
あたりに獣臭と、血の匂いでむせ返るのうな
感覚だった
ハルを運び王都に帰るガーデン。。。。
どーもー!ナナフシ郷五郎でーす!!
今回は、まさかハルが暴走するとはって感じでした!
ガーデンさんの涙もいいですね!
次回 暴走の真実
お楽しみに!