ハル
さぁ魔女との最終決戦!
どうなるのか!?
「はあぁぁぁぁあ!」
ギィィインガギィィイン
ハルはひたすら攻撃した
「さっきとは段違いだ。スピードパワー全てにおいて強くなってる。」
魔女そう呟き攻撃を受けるしか無かった。
「早く朽ち果てろよ。害虫が」
とハルが呟いた途端
魔女の肩から腰に刃が振り下ろされた
「うぐっ!」
魔女は呻いた
「クソ。坊や。よくもぉぉおお!」
魔女は叫んだ大量の血を流しながら
声が掠れつつもただ。
「がぁじたにぃはぁぁあるぅぅぅう!」
ハルの名前を叫びながら魔女倒れた。
「終わった…ガーデン。やったよ。」
とハルが空を見上げて言った
「がぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!」
声を荒らげ魔女は再び立ち上がる
「これでぇ!終われるものかぁぁぁあ!」
魔女は叫び続けた
そして、魔法を唱えた
闇の魔法をだ。
「ブラックホール……リデクティブコアエンペラー…サディスティックリリースアンダーァァァ!全てを闇に!全てを飲み込め!」
ハルはエキドナのいる場所へ走る
「エキドナ!」
「きゃ!」
エキドナを抱えた
「ハル君。恥ずかしい!」
エキドナは照れていた。
「我慢しろ!」
とハルが言うと思いっきりハルは上へと飛んだ
魔女は追いかけるかのように空へ飛ぶ
「まぁでぇぇぇぇえ!」
「クソ!まだ来るのかよ、あいつ!」
ハルは焦った。
「ぜっだいにぃぃい!ゆるざなぁぃぃぎぃぃい!」
ハルは魔女の目を見て言った
「お前、俺よりイカれてるよ。だがな。ここで終わりなんだよお前は!ここで………死ねよ!」
ハルは魔女の顔に向け鬼剣を投げた
「はぁぁぁあ!朽ちろ!魔女ぉぉぉお!」
魔女の顔を貫通し下半身のない身体を突き抜け地面に刺さった
「ああああああぁぁぁぁぁぁああぁあ」
声にならない声で魔女は叫ぶ。
魔女は姿がなかったかのように
砂となり風に流されて行った。
上空でハルは
「これで、本当に。終わった……んだな」
と呟いた。。
エキドナは
「えぇ。」
と答えた。
ハルは意識が朦朧としてきた
「あぁれ。おかしい。まえ…が、なぜ,」
エキドナの声が遠く聞こえる
「ぁる君……る…君………」
………………………………………………
「おぉい、起きろー」
と聞き覚えのない声
「ん?」
ハルは目を開けた
前には謎の女
「なぁなぁ、ハルをこの世界に呼んだのは、この私なのだよー」
「は?」
女の突然の発言にハルは困惑した
「あ、私の名前はねぇツェシカって言うの!」
ツェシカはハルの顔をキラキラと輝かせた目で見てた
「あ、あぁん。」
ハルは整理がつかないが反応した
「そんでね、なぜ君をここに呼んだか気になる?気になるよね?気になるでしょ?気にならない訳がないもんね?ねぇ?ねー?」
ツェシカはハルに強く問いただす
「それはもちろん。だけど、エキドナ達は?」
ハルはそっちの方が心配だった
「あぁ、大丈夫大丈夫!」
そうか、と声には出さずにハルは安心した
「そんで、俺をここに呼んだ理由だ」
とハルは聞き返す
「それはね!」
とツェシカは答える
「なんだと。そんな事で。俺を巻き込んだのかよ。俺かどんな思いで」
………………ハルは怒りが込み上げた。
とツェシカはハルに言った
「今から全てを初めから、やり直す?」
と聞いてきた
「は?」
ハルは理解できなかった
「だーかーらー!ハルはもう一度この世で行った全ての事を捨てて、元の国に帰るか、また、初めからハッピーエンドを目指して頑張るかどっちがいいの?」
ハルは考えた。沈黙した。
「………やりなおす。」
ハルは日本が好き。家が好き。でも。
この世界も悪くない。皆を取り戻した。
と。
ハルはもう一度やりなおす選択を取った。
今後ハルはどのように行動するのか。
次回 本当の理由




